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長野県 立体的に見えるポスター

長野県の形を立体的に見えるようにしたポスターです。

長野県は北アルプス、中央アルプス、南アルプスが集中しているため標高が高い山が多い特徴的な形をしています。

このポスターの中で使用している色は、白とグラデーションがかかった濃紺のみです。
標高が低い部分が白、標高が高い部分が濃紺で、高さによってグラデーションの濃さを調整しています。

最も高い標高にこの濃紺を選んだのは理由があります。
冬の寒い朝、空気が澄んで晴れた日には遠くの山々がくっきり鮮明に見えます。
それらの山々の色は夏の緑ではなく、濃い青の濃紺に見えます。
そして、遠くの山々の山頂は真っ白の雪に覆われています。
この白と濃紺のコントラストがとても魅力的なので、これらのポスターに使おうと思いました。
しかし平野部分を濃紺、山頂部分を白にすると普通の風景写真と同じになってしまいます。
そこで、白と濃紺を反対にしてみることすると、しっくりくることがわかりました。
日本地図のように標高によっていろいろな色に色分けする方法もあるのですが、一つの色に対してグラデーションを使うことで直感的に標高を感じることができるのではないかと思います。

このポスターは国土地理院公開の基盤地図情報を編集・加工して使用しています。


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