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【DXみらいラジオ vol.81】   🌸第5回🌸「デジタルスキル標準ver1.0」を読み解く会 〜DX推進スキルの役、デザイナーとデータサイエンティストを見ていこう〜


本日の記事は3/2(木)に開催した「DXみらいラジオ vol.81」の様子をお伝えします!

DXみらいラジオ

DXみらいラジオとは、株式会社デジタルビジネスシェアリング主催の「DXやシステム開発について語り、その中で新たな何かを世に生み出しちゃおう」という企画です。


DXみらいラジオ vol.81

3/2(木)20時00〜21時00分にDXみらいラジオ vol.81を開催しました!
今回は「【第5回】「デジタルスキル標準ver1.0」を読み解く会 〜DX推進スキルの役、デザイナーとデータサイエンティストを見ていこう〜 」をテーマにお話ししていきました。



ここからはトーク内容を一部抜粋してお届けします!!

読み解く会の配信スケジュール

DXみらいラジオでは「デジタルスキル標準ver1.0」を全5回に分けて取り上げていきます。
今回は、DX推進スキル標準の第1章 「DX推進スキル標準策定のねらい、策定方針」を見ていきます。

デザイナーってどんな役割?

まずはデジタルスキル標準の91ページの「デザイナーとは」を見ていきたいと思います。

このページではデザイナーという人材類型の定義を知ることができます。「デザイナーを定義する理由」や「デザイナーが活躍する場面」などが詳しく記載されています。

このページだと、「デザイン政策ハンドブック2020」のところが重要ですね。高度デザイン研究会は2018年に既にこの考え方がありました。

また、「デザインに求められる役割は、単なる造形を美 しくする役割から、人を起点とした価値創造・問題解決の手段へと変化している」と書かれておりますが、今はコトとモノのデザインに変わってきており、その先に人間に関わってくるデザインになっていきます。
人間を中心とした価値創造・問題解決の手段として情報のデザインをしていくことが必要です。

また、IPAが想定するデザイナーが活躍する場面では、「DXを進めていくためのあらゆるプロセスにおいてデザイナー が活躍するものと想定。デザインに期待される役割の変化を踏まえ、単なる外観のデザインだけでなく、新たな製品・サービスの構想においてもデザ イナーが活躍するものとする。」と書かれているけど、これは古い情報です。

IPAの人たちはデザイナーがいないか、デザインの知識がないかなんじゃないですかね。DXの本場のアメリカはさらに先に進んでいるのです。アメリカなどで10年以上前から学習サイクルが回って蓄積されてきたことが、かなりの周回遅れで日本に入ってきているのが現状です。

すでにDXより先のデザインシステムやUXデザインがブラッシュアップされて行っているのです。

デザイナーってどんなことをするの?


続いては、95ページの「デザイナーのロール|スキルマッピングの考え方」を見ていきます。

このページではデザイナーという人材類型の中の3つのロールを知ることができます。

Q.私はこれを見てグラフィックデザイナーの役割はスポットで外注できそうだなと思ったのですが、あれっくすさんから見てこのロールの分け方はいかがですか?

A.UXとUIデザイナーは全く違う職種です。そこの違いもわからないようであれば、IPAこそデザイナーやデザインのことを知っている人が必要なのではないでしょうか。
サービスデザインとUXデザインもほぼニアリーイコールですよ。

また、そもそも顧客のことを考えるのはサービスデザインでいいのではないでしょうか。役割を分ける必要はないのでは。そのため、UI・グラフィックデザイナーを一緒にしてUX・サービスデザイナーを一緒にすればいいと思います。


データサイエンティストに必要なスキルって何!?


あれっくすさんのご意見

続いてはデータサイエンティストについて見ていきたいと思います!p102・103の「データサイエンティストとは」のページです。

Q.102ページの「データを効果的に活用できるかどうかが、DXの成否を左右する」と書かれていますが、これはDXみらいラジオでよく言っている、データ活用やモニタリングのことになりますかね。
ただ、「データ活用が中心となるDXの推進においては、中核の人材となる」というところはそうなのかな?と疑問になりました。

A.DXをやるに当たってデータ活用できるのはいいと思うし、歓迎するべき

ただマーケッターよりもなぜデータサイエンティストをノミネートされたのか気になります。
IPAはエンジニアの集団だからとにかく自分たちが定義している型にはめたいのではないでしょうか。

マーケッターがいなくてどうしてデータサイエンティストを選ばれたのでしょう。
 「データサイエンティスト」は、DXの取組みのうち、データ活用領域の業務を責任を持って遂行する人材類型として定義されているが、対象とするDXの取組みがデータ活用を主な目的とするものであれば、「データサイエンティスト」のみでDXを進めることも可能な場合があります。

この資料ではIPAは組織の基準で話していますね。
自分たちの領域を超えられていないのはIPAなのではないでしょうか。

データサイエンティストに期待される役割とは?

あれっくすさんのご意見part2


先ほどもお話しさせていただきましたが、そもそもデータサイエンティストよりもマーケッターの方が期待されていることが大きいです。

このようにIPAが変われないから日本のITが遅れていると言われているのです。まったくお客様を中心にしていません。
IPAを中心にしてしまっているからか難しい言葉を使ってみんなわからなくなっているのです。

結論から言うとデータサイエンティスは全体的にIPAが中心になってしまっているのでズレていますね。

データサイエンティストの部分をマーケッターに変えれば全て納得いくと思うのですが。

リスナーからの質問

回答

忘れてはいけないのは、新卒もそうでない方も所属している会社の社員であるということです。
そのため、その会社が求めていること=あなたに求められていることなのです。

過去開催したDXみらいラジオ

以下のマガジンに記事をまとめておりますので、こちらをご覧ください。

https://note.com/d_biz_share/m/m7de1a9cae9c2


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