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【DX MIRAI KAIGI vol.21】内製化とプロダクトオーナー / 国が推進するDXについて 他1本

デジタルビジネスシェアリング_編集者紹介@3x

8/12(木)に開催した「DX MIRAI KAIGI vol.21」の模様をお届けします!

DX MIRAI KAIGIとは

株式会社デジタルビジネスシェアリング主催の「DXやシステム開発について語り、その中で新たな何かを世に生み出しちゃおう」という企画です。

メインスピーカーは常に何か面白いことがしたい、作ることを話したい、何か新しいサービスを生み出したいという新しいことに好奇心旺盛な株式会社デジタルビジネスシェアリング役員3名です。

デジタルビジネスシェアリング_インタビュー_代表者情報@3x

企画内容や飛び込み参加などについては以下の記事に詳しく書いてあるので、こちらも是非、読んでみてください✨

DX MIRAI KAIGI vol.21

8/12(木)21〜23時にDX MIRAI KAIGI vol.21を開催しました!
主なトークテーマは以下でした😆

1. 内製化とプロダクトオーナー
2. 国が推進するDXについて
3. エンジニア採用について

ここからはトーク内容を一部抜粋してお届けします!!

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内製化とプロダクトオーナー

内製化を実現しようとした際、必要不可欠なのがプロダクトオーナー/マネージャーです。
プロダクトに対し責任を持つ立場の人が社内に必要です。
反対に、エンジニアなどの作る側の人間は無理に内製化するのではなく、SIerにお願いした方がうまくいくこともあります。

内製化するときに難しいポイントは「社内政治」?
PO/PMと言いつつ、実際は営業部長より立場が下…という場合が多いです。しかし、うまくいくことが多いのはCOOがプロダクトオーナーをやっているパターンです。
プロジェクトの方向性を決めるためには、一定の権力が必要不可欠です。

「内製化すればいい」というわけではないので、どんな会社にもおすすめできる体制かといえばそうではないようです。

スケールする内製化体制の作り方

ひさじゅさんから、内製化の体制を作るための採用のコツのお話しがありました。

まずはプロダクトオーナー/プロダクトマネージャーをつくる
次に必要なのはエンジニア
全体をまとめるプロジェクトマネージャー
最後に、組織を発展させるためのテックリード

よくある間違いは、これら全てができる人を採用しようとすることです。
レベルが高すぎて、奇跡に近いことを狙うことになります。

プロジェクトオーナーの役割
プロジェクトオーナーは、様々な選択肢からプロジェクトを成功させるために最適な選択をしなければいけません。
ユーザーテストをするために最低限の品質を保証し、プロジェクトの価値を見定めていくのがとても大事になります。
極論をいえば、「プロジェクトの価値・品質を保証する」ことがプロジェクトオーナーの役割なのかもしれません。

内製を行うチームが他のチームの影響を受けないよう、開発に集中できるような環境を整えることも必要です。

国が推進するDXは「国が実施することができない」?

DXは最小構成で進めていくのがセオリーですが、国でそれをやろうとすると平等にすることを視野にいればければいけないので難しいかもしれない…ということが話題に上がりました。また、国という単位の性質上、対応範囲が広くなってしまい最小構成を実現するのは極めて困難です。

例えば、保険証・運転免許証とマイナンバーと統合させても損する人はいません。
しかし、犯罪履歴や講座情報などもマイナンバーなどに紐づけられるようになってしまったら監視されているようで気分が悪いようにも感じます。
強く反対する勢力も現れることが予想されます。
また、国が管理する情報を用いたサービスを作る場合、どうしてもプロダクトオーナーが不透明になってしまうケースも多いです。

「ダメだったら消える」ができない
会社の場合、うまくいかなかった場合はどんどん消えていきます。
しかし、国や県はうまくいかなくても淘汰されることはありません。
様々な権力が絡み複雑な構造が作り出されている舞台においては、DXは進めにくく成功しにくいのかもしれません。

エンジニア採用について 〜 組織戦略を考える

エンジニアの正社員採用が供給が減ってきている
フリーランスになるエンジニアが増えています。
そのため、正社員としてエンジニアを採用することが難しくなっているようです。エージェントを介した場合、エージェントフィーが100%になることもあるとのこと……。

エンジニアの採用について、HERP社さんが調査レポートを出しています。

「リファラル採用」が増えている
採用経路の一位は人材エージェント経由、2位がリファラル採用のようです。人を採用するのには資金調達に力を入れるか、自社で採用する力をつけるか…ということでしょうか。

給与の相場のチェック方法は?
相場より高い給与を設定すれば、少しでも離職の可能性は下がります。
しかし、媒体採用が下がってきて給与相場のチェックも難しくなってきました。
今夜のスピーカー達の間では。転職ドラフトが一番わかりやすいとのことで名前があがりました。
気になる方はチェックしてみると良いかもしれません!

採用成功企業は複数媒体を使い分けている

目的によって媒体を分けることで、採用の成功率が上がるようです。
ジュニア層・マネージャー層などグレードによって使い分け、常に3~5媒体に掲載するケースもあるようです。

採用担当だけではなく、現場のエンジニアを採用活動に巻き込むこと

現場のエンジニアを巻き込むということは、採用をプロジェクトとして会社で行っていくといことでもあります。プロジェクトとしてやる以上、管理・オペレーションもしっかり定めていくことが必要です。
「人を選んでいる」というスタンスの人事は要らなくなっているのかもしれません。

採用には組織戦略が必要不可欠

採用したい人材は採用しやすい人材なのか?は必要な視点です。
レッドオーシャンで探し続けることは、採用がなかなか実現できない原因にもなります。
どのような人材なら会社で採用できそうか、自分たちの事業にあっているのはどのような人材か鑑みて採用戦略を立てることが重要です。

組織戦略なしに採用媒体を複数使っても、効果的な活動とは言えません。
資金を無駄にしてしまうことにもつながるかもしれません……。

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🎉DX MIRAI KAIGI vol.22のお知らせ🎉

DX MIRAI KAIGI vol.22は引き続き採用関連とDXについてお話していきます。ラジオ感覚で聞いてもらえると嬉しいです。

vol.22は8/19(木) 21時〜23時にTwitterスペースにて開催となります。
飛び入り参加、大歓迎です!

【Twitterスペースへの参加方法】
DBS役員3名をフォローするとタイムライン上にスペースが表示されるので、そちらからご参加ください

【DBS役員3名のTwitterアカウント】
あれっくす@一番下手っぴでいい
ひさじゅ@Webエンジニア就職特化のプログラミングスクールRUNTEQ
こうやん@プログラミング勉強コミュニティ運営中【2533人】

配信内容はテキストにしてnoteで公開していきます。
公開してほしくない内容がありましたら、事前に教えてください。

✨DX MIRAI KAIGIリスナーアンケート実施中✨

「DXのxxが知りたい!教えてほしい!」「今不便な〇〇を便利にできないか」など、リスナーさんのご意見・ご要望をアンケートでお教えください!
アンケートでいただいたリスナーさんからの声はDX MIRAI KAIGIで扱わせていただきます。

生放送のため不手際もあるかと思いますが、そういった「リアル」を楽しんでいただけたら嬉しいです!!
みなさま、次回のDX MIRAI KAIGIもお楽しみに🙌

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過去開催したDX MIRAI KAIGI

以下のマガジンに記事をまとめておりますので、こちらをご覧ください。



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