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「百聞は一見に如かず」を改めて考えてみた

「たゆたえども沈まず」

あなたは、この本をご存知だろうか?

ヨーロッパ旅行を終えて、私が2冊目に読んだ本。

12ヶ国のヨーロッパ周遊を終えて1ヶ月が経過している今、「旅のことをnoteに残しておきたい気持ち」以上に「読書」にはまっている。

きっと多くの人は、本や映画など今までインプットしてきたことから「この国に行ってみたい」「この場所に行きたい」となることが多いのではないかと想像するが、あなたはどうだろうか。



私は、経験したことからさらに知識を深めていきたい。
経験を最重要として、あとからあれこれ知識を肉付けしていく性質も持っているようだと、旅を通じてまた一つ、自己理解ができた。


そして、「百聞は一見に如かず」

この諺をご存知の方も多いと思うが、あえて意味をここに載せておく。

何度も聞くより、一度実際に自分の目で見るほうがまさる。

広辞苑 第六版


私は、旅を通して「百聞は一見に如かず」の大切さを身をもって体験した。体験すること以上に自分の財産になるものはない。

自分の足で、時には助けてもらいながら色んな街に足を運んだ。
偉人が居た街
芸術の街
残酷な被害を受けた街
華のある街
映画の舞台になった街


どこに行っても新しいことばかりだった。

というより、なんとなくは知っているけど行かないと無関心のままで終わっていたようなことばかりだった。

滞在して色んな街を肌で感じたことで親近感が湧き、その国のことが私の関心事の一つに加わってくれた。

体が動く間に、世界の色んなことをもっと貪欲に体験しに行きたいと思うようになった。

そして滞在した国・人・歴史のことをさらに深く知りたいと思い、今は「読書」に熱中している。


そのうちの一冊がこちら。

「たゆたえども沈まず」

この本は、フィンセント・ファン・ゴッホと弟テオの生涯のことが綴られている史実をもとにしたフィクション作品。

あのアムステルダムのVan Gogh Museumで見た作品は、

「こういう感情の中で描かれていたのか…」「どんな思いで誰のために描いたのか…」「セーヌへの想いはこういうものだったのか」「モンマルトルにいる時はこんな状況だったのか」

と臨場感高く、場所と事象と人など色んなことが繋がっていく瞬間だった。

「この目で見てきたもの」と「その場だけでは得られなかったこと」がどんどん繋がっていく瞬間が本当に楽しい。

五感で感じた経験は、思っていた以上に自分の財産になっているし、私の人生の一ページに確実に加わっている。

「百聞は一見に如かず」

自らが主体となって、体験した人にしかわからないことがある。これからも、体験することを意識的にやっていくと私は決めている。

周遊をして、読書が加速している最近のことを言葉に残しておきたいと思ったので、今の気持ちを書きました。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。


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