![ばけさよ横書き-02](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18513348/rectangle_large_type_2_f5f9865408f03313b40ef7aae6ea127d.jpeg?width=800)
さよならをおしえて~Twitter創作物感想録101~
罪深き男の告解。カッコウとカラス=托卵=養子と里親、蕾と彼岸花=幼い命と赤い吐瀉物=妖精の味は幼生(夭逝)の味、といった比喩なのかな、と想像しました。死神にも美食家にもなれなかった語り手の行いはつまり殺害と捕食であり罪そのものではありますが、同時にその理由とおぼしき"君"(字数#全読 https://t.co/tLRAFH5bt9
— さよなら (@D_8823_drive) January 23, 2020
待受を白猫の画像に差し換えたところで実際効果があるかは疑わしい中、そんなことは分かっているけど尋ねてみたりなどする語り手と、見つめあう猫。この一幕の可愛らしさ素敵。
— さよなら (@D_8823_drive) January 24, 2020
「猫だからね」と念を押す語り手が気づかない所で実は「いいことを期待する」という「いいこと」が起こり始めて(字数#全読 https://t.co/xQKPutpkWu
洗って落ちるものと落ちないもの、残したかったものと消えてしまうもの。泡は身体を包むばかりで守ってくれるというわけでもなく、洗い終わって残るのは安物のシャンプーの匂いを纏った「只の私」だけ。この脱皮というか、武装解除というか、儀式を経て取り残される"自分"を発見する感覚凄(字数#全読 https://t.co/TZwAnn4ZZG
— さよなら (@D_8823_drive) January 24, 2020
ソウゾウさん、誰なんだろうソウゾウさん。名前の通り創造主っぽくもあり、人に備わった"知性"という概念のことにも見える。「そうぞう」の音を用いた言葉遊びがいやらしくなく非常に巧みで楽しい作!きっとラストも「理想像(Re:想像)」で「思い描いた自分へのアンサー」的な意味もあるのか(字数#全読 https://t.co/u4mvpXzpyR
— さよなら (@D_8823_drive) January 28, 2020
あてどない日々を生きる人が待つ、何よりも自由な一撃!!繰り返される「僕らはいったい、何と戦っているのだろうか」で導かれる戦場。実際のそれではなく「我々の現実」だとはっきりと分かる筋運びが、読む側にまで迫るよう。鬱屈した日々を生きる人が、疲れきった兵が、切望する暴力は同(字数#全読 https://t.co/TCEipbUyKK
— さよなら (@D_8823_drive) January 28, 2020
【YOUTUBEにて僕らの”文芸読解バラエティ”配信中!BGMにどうぞ】
「すべての創作者に必要なのは”いいね”や”スキ”の投げ合いじゃない、全力の”解釈”と”感想”だ!!」Web創作界隈に「読者のいる(感想が贈り合われる)創作」文化を根付かせるべく、思想を掲げ暴れ続ける”ことばの魔物”コンノダイチの分別奮闘記、あるいは、才悩人応援歌。
この記事は、Twitter上で我々「26時(@kikan_26)」が主宰する「#ばけもののうた」および「 #全読 」 参加作品へと宛てられた「web創作物への感想ツイート」をまとめたものです。元作品を辿れるように「引用リツイート」の形で投稿は統一しておりますゆえ、私の拙い感想を通じてnoteユーザーの皆様が「Twitter創作物」に触れる一助となれましたらば幸いです。
コンノダイチ=さよなら(@D_8823_drive)
蒼馬-ΛOMΛ-(@ssk_aoma)
26時(@kikan_26)
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。 楽しんでいただけたなら幸いです。リアクションいただけたらうれしいです。おひねりいただけるなら……最高です!