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第六回

どーも。
今回はカリスマバンド「東京事変」について語らせていただきます。私にはじめて演奏の素晴らしさに気付かせてくれたバンドでございます。


今や天下の椎名林檎がヴォーカルを務めるバンド。
「椎名林檎がいるバンド」としてのイメージが強い方も少なくないと思いますが、
各楽器にもスペシャリストを揃えた、言わばアベンジャーズバンドなのです。
今年、2012年に休止して以来の活動再開により、ミュージックシーンと全私を賑わせました。

メンバー

椎名林檎(ボーカル)

ご存知天下の椎名林檎です。
近年は、トータス松本、宇多田ヒカル、宮本浩次など様々なアーティストとコラボするなど積極的なソロ活動をしつつも、2020年に行われる予定だったオリンピック開会式の制作メンバーにも選ばれました。

作曲はさまざまなジャンルを積極的に取り入れ、
中にはかなり尖った印象を与えつつも、
「自分はpopsを作り続けていく」とご本人が語っていたように、どこかキャッチーでいろんな人に受け入れられる要素を持っています。

椎名林檎は天才という扱いを受けているように感じるのですが、彼女のセンスは私個人的には音楽に対する研究と情熱によるもののような気がしています。
枠にとらわれず様々な音というものを研究し、得た知性が、あの色気として曲中に滲み出てるような感じがします。

事変での椎名林檎作の代表曲は「修羅場」「能動的三分間」「永遠の不在証明」など。

亀田誠治(ベース)

椎名林檎が師匠と呼ぶ男。
また名プロデューサーとしても有名で、
初期の頃から椎名林檎を二人三脚で支え、今の名声を勝ち取りました。

いきものがかりの「風が吹いている」、  JUJU「やさしさで溢れるように」、平井堅「瞳を閉じて」
など信じられないうな数々の大ヒット曲にも関わっています。
基準がよくわかりませんが、東京事変のメンバーでは1番の大物なんじゃないかと思っています。

東京事変内でも亀田誠治はヒットメーカーの名に相応しい作曲をしていて、打率が凄いです。
亀田誠治が作ったほとんどの曲がCMのタイアップや
何かしらの主題歌になっています。

pops色がかなり強く、素直なメッセージ性を持った曲が多いのが特徴な気がします。

東京事変での代表曲は「閃光少女」「透明人間」「スーパースター」など

浮雲(ギター)

星野源のギター。
「ペトロールズ」のリードボーカルも務めています。

とにかくギターが上手いんです。
浮雲のプレイングはとんでもない存在感ですが、
数々のアーティストのバックに呼ばれるというようなことから、そのアーティストに合わせて、その良さを引き出す技術も高いレベルで兼ね備えているんじゃないかと思います。

演奏は専門じゃないのでテクニックのことについてはうまく語れませんが、星野源の他にもoriginal love、大橋トリオ、LOVE PSYCHEDELICOなど名だたるアーティスト達のバックギターを務めており、その技術が評価されていることが伺えます。 

作曲はアッパーで変則的、癖が強いんだけどなんかそれがクセになる、そんな曲が多い気がします。

代表曲は「OSCA」「シーズンサヨナラ」「某都民」

伊澤一葉(キーボード)

米津玄師のキーボード。

前メンバーの脱退を受け、浮雲と共にその能力を買われて東京事変に加入しました。
プレイングの腕はさることながら、彼の楽曲も欲しがった椎名林檎が自ら消息を探り、オファーをしたそうです。

楽曲によってはリードボーカルを務めたり、liveツアー「DOMESTIC!」ではギターの演奏を披露したり、大橋トリオのツアーに参加した際にはベースを務めたりと、その多才さが伺えます。

作曲にもその幅広さが出ている気がします。
作詞のセンスも知的で、1番椎名林檎に近いような印象を覚えます。

代表曲は「キラーチューン」「電波通信」「ドーパミント!」

刄田綴色(ドラム)

RADWINPSのツインドラム。

東京事変結成前、インディーズバンドで活動しながら椎名林檎のバックバンドの一員としても活動し、
東京事変結成とともにメジャーデビューしました。

東京事変の初期の頃、ドラムソロでメンバーも驚愕するほど盛大な拍手を受け、亀田誠治と当時のギター晝海幹音が「俺もあんな拍手を受けたい」と語ったそう。

またlive「Discovery 」では最後の曲「新しい文明開化」の途中でイスが壊れるというハプニングに見舞われながらも恐ろしいパフォーマンスをやってのけました。

作曲はあまりしませんが、アルバム「color bars」「ニュース」では1人1曲ずつ手がけるという企画のもと作成しました。

「ほんとのところ」「猫の手は借りて」



以上今回はメンバーを紹介させていただくことで東京事変がどれだけアベンジャーズかということを語らせていただきました。

メンバーのほとんどが今をトキめく売れっ子アーティストたちのバックバンドを務めています。その売れっ子たちが欲しがる音楽家たちを一つのバンドに集めちゃって、椎名林檎が歌うって落ち着いて考えなくてもヤバイですし興奮するに決まってます。

東京事変の楽しみ方の一つとして、
誰が作った楽曲なのかに注目してみると、それぞれの特徴が曲に大きく現れていますのでぜひ。
椎名林檎ファンの方にとっては林檎らしくない曲も中にはあるのですが、それがまた新たな可能性を引き出しているように思います。

現在youtubeでMV、live映像がアップされています。
東京事変のメンバーの魅力が大爆発してますのでぜひご覧ください。

至らない点意味不明な発言妄言等々ございますが、一ファンの素人評論だと思って食べログの口コミ感覚で見逃してください。

貴重なお時間を、取り留めのない雑談にお付き合い頂きありがとうございます。


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