[ ] + [ ] = 志望動機〜その1
はじめに
どうも、daigouです。
年末ということでセールに合わせて、DAIKINの加湿空気清浄機とiRobotのルンバを購入してみました。
プライベート含めズボラな面があるので、非常に良い買い物でした。
ただ…部屋を散らかすとルンバさんが困り、オナラをするとDAIKINさんが怒り出します。
こころなしか、ズボラが治りつつあるかなと思ってます。
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さて、今回は志望動機の作り方について解説していきたいと思います。
私の記事は「理解した」を「できる」に変えて欲しいなぁと願いをこめて、ワークシートをご用意してます。
記事を読まれる際は、お手元にワークシートをご用意の上、「ワークをしながら読む」というのをオススメします。
実践でつまずいてしまった場合や、悩まれた場合は気兼ねなく「ヘルプ!」ぐらいの勢いでご連絡下さい。
志望動機の公式
志望動機はタイトルにもあるような公式で考える事ができます。
空白には一体なにが入るでしょうか。
[ ] + [ ] = 志望動機
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正解は「企業分析」と「自己理解」です。
というのも、志望動機というのは、シンプルに考えると
・企業に興味を惹かれたポイント
・なぜ興味を惹かれたのか?自分の過去の経験
この2つをセットで言語化したものです。
なので、みなさんにしか語れない志望動機を考えるためには、
まずは企業の見えてない一面に気づく・調べるという事が重要です。
では、ここからは志望動機を見つけるために企業分析をどのようにおこなっていけば良いか?について説明していきたいと思います。
自己分析の方法については、別記事で整理しているので、そちらを参照して下さい。
仮説→検証のすゝめ
皆さんは「企業分析をして下さい」と言われた場合、何から手を付けますか?
・ホームページを見に行く
・インターンシップに参加する
・(合同)企業説明会に足を運ぶ
・OBOG訪問
などなど…
多くの方が、「どうやって情報収集しようか?」を思い浮かべたのではないでしょうか。
この記事でご紹介する企業分析の方法は、「いきなり情報収集からはじめる」のではなく、まず仮説を立てることから始めます。
なぜ仮説を立てる事から始めるのかというと、2つの良いことがあります。
1.短い時間で多くの情報を得れる、時間短縮につながる
2.驚き・気付きと出会える
1、「短い時間で多くの情報を得れる」について。
仮説は情報収集の道標になります。
ググればさまざまな情報が出てくるので、なんとなく情報収集していても、ただただ時間を浪費してしまいます。
仮説を立てる事で、企業に関する「どんな情報が欲しいのか?」が明確になり、短い時間で情報収集が可能になります。
2、「驚き・気付きと出会える」について。
これは非常に重要です。繰り返しになりますが、志望動機は
・企業の話しを聞いて興味を惹かれたポイント
・なぜ興味を惹かれたのか?自分の過去の経験
この2つをセットで言語化したものです。
知っている情報をもとに仮説を立てる事で、企業の見えていない一面に気付きやすくなり、驚きや気付きと出会える確率があがるので、志望動機のタネ発見の確率も高まります。
また、余談ですが、仮説→検証という流れはビジネスにおいても非常に役立つ思考方法の1つです。
仮説思考については別記事で整理したいと思います。
▼まとめ
・志望動機は、①企業に惹かれたポイント、②なぜ惹かれたのか?自分とのつながり、2つをセットで言語化したもの
・仮説→検証の流れで企業分析する事で、企業の見えていない一面に気付きやすくなり、驚きや気付きと出会える確率が高まるので、志望動機のタネが見つかりやすくなる。
・また仮説を持つと、欲しい情報のイメージが固まり、時間短縮にもつながる
志望動機が見つかる企業分析のフレームワーク
さて、仮説→検証の流れで企業分析をおこなう際に役立つのが「企業分析のフレームワーク」です。
このフレームワークには、企業を理解するために外してはいけないポイントが体系的に整理されています。
今回の企業分析は、このフレームワークにしたがって、みなさんが知っていることから連想する形(これが仮説)で始めます。
企業分析のフレームワークの使い方は、その2で実際の企業を題材にして詳しく解説していきます。
初見企業はどうすれば?
フレームワークを見ていただくと、一番最初の項目には
「何を扱っている企業?」とあり、
さらに細かく、以下のような問が設けられています。
1.どのような商品・サービスを取り扱っているのか
2.その商品・サービスを使う顧客はだれか
3.顧客はどういった基準・理由で商品・サービスを選ぶのか
もし、商品やサービスについて知らないような企業について考える場合は、まず知識を足してあげる事からはじめましょう。
その時、一番手っ取り早い方法はGoogleで「企業名 + Wikipedia」検索です。
例えば、皆さんは日本電産という企業はご存知でしょうか?
京都に本社をかまえる超大手企業ですが、BtoBのため学生にはあまり知られていません。
Googleで「日本電産 + Wikipedia」で検索すると、このような情報が出てきます。
日本電産は「精密小型モーターの開発・製造において世界一のシェアの企業」という情報を得る事ができたので…
どのような商品・サービスを取り扱っているのか=精密小型モーター
続いて「その商品やサービスを消費しているお客さんは誰か?」です。
これは精密小型モーターがどのような商品・サービスで利用されているのかを調べると見えてきます。
少し調べて見ると、精密小型モーターは電気自動車の部品として多く使用されているという情報がでてきます。
消費しているお客さんは誰か?=自動車メーカー
最後に「顧客はどういった基準・理由で商品・サービスを選ぶのか」について。これはイメージを膨らませて考えます。繰り返しになりますが、ここまでの話は仮説です。間違っていてもOKです。
自動車メーカーの目線でいきなり考えるのは難しいという方は、少し視点を変えて考えてみましょう。
みなさんがオリジナルTシャツを制作・発注する時、どういう基準で依頼先を選びますか?
…
①価格、②品質、③納品までのスピード、はイメージしやすいかと思います。
ちなみに、この3つは「QCD」と言われたります。
また、その他にも自動車は約3万の部品で作られているので、
(QCDをクリアした前提で)様々な部品を取り扱っている
という事も評価している可能性があります。
自動車メーカーが組み込む小型モーターを選ぶ基準
・QCD
クオリティ:高品質
コスト :低価格
デリバリー:スピード納品
・小型モーター以外にも部品を取り扱っている
このよう、「足りない情報はピンポイントで足してあげながら仮説を立てる」というのが、知らない企業の理解を深めるコツです。
▼まとめ
・BtoB企業を分析する際、知らない情報はピンポイントで足してあげる。
・情報を足す時に役立つのが、Wikipediaや画像検索
・正確性よりも、「これかなぁ」ぐらいの感覚でOK、大切なのは仮説→検証
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