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日々成長中...

野外実習リハーサル

 野外実習のリハーサルを行った。3つのテーマがある。

 1つ目は竹。竹の種類や性質について観察を行う。読者の中で竹の花を見たことがある人はいるだろうか。ほとんどいないだろう。なぜならばたけは120年に一度しか開花しないからだ。その開花が今ちょうど起こっているのだ。一生を120年かけて生活する竹はその長さからあまり研究が進んでいない。この開花でどれだけの謎が解明されるのか楽しみである。

 2つ目はため池についてである。農業用に開発された池には田んぼと大きな関わりがあるとされている。しかし農業の規模縮小によりそれらの関わりは徐々に薄れている。果たしてどんな生物が行き来しているのか大変興味深い。

 最後が水草についてである。ガガブタの気孔は葉の表側にある。中学生の理科で気候は葉の裏側にあると習ったと思う。しかし、実際表に寄港を持つ種が存在しているという事実に驚いた。また、ニンジンやジャガイモの葉の表にも気孔があるようだ。

 ゼミに参加することで教科書には載っていない多くの事実と出会うことができる。日々吸収していきたい。

負けるな

 とある授業中の出来事である。教授がこの授業は〇〇大学(旧帝大レベル)ではすでに終わってる内容だから、君たちが苦手なのはわかってるし無理にそのレベルをやれともいわないが、自分たちの中だけじゃなくてほかの大学とかも意識して頑張ってほしいと言われた。すごく響いた。現状に満足している自分がいて。成長を求めていなかった。ほかの大学生はもっと先を言っている。自分ももっと先へ、と思わさせられた出来事だった。

嫌いから逃げる

 理系の敵といえば...そう国語である。なぜ国語ができるのかと国語科の人に質問した。本読むの好きだもんと言われた。それに対して才能だなと思った。私は読んでいてもつまらないと読む気がうせてしまう。読書は向いていないと思った。しかし違った、じゃあ読まなければいいじゃんそう言われたのだ。読書は友達作りに似ている。いろんな人に出会い気の合うこと仲良くし、合わないことは距離を置く。読書も同じでたくさんの本と出会い好きな本を読み、嫌いな本を読まない。それでいいのだ。読書嫌いの人は第一段階のたくさんの本と出合っていないんだと思う。どんな本でもいいだろう。読書や国語が嫌いな理系こそ、たくさんの本に出合ってほしい。

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