D2C dotで形成できるキャリア
こんにちは、人事の山内です!
5月号の人事ブログをお届けします。
今回は、D2C dotではどのようなキャリア形成ができるのかについてや、選択のポイントやコツ、考え方を人事目線でお伝えできればと思います。
■はじめに
以前、「社内転職というキャリア形成」という記事を書きました。まだその記事を読んでいない方は、ぜひ先に読んでいただくことをおすすめします!
■裁量のある働き方の難しさ(面白さ)
D2C dotは裁量労働制という働き方を採用していることもあり、メンバーにはある程度の主体性を求めます。成果を出すためには、自ら考えて行動する力が必要だからです。目的・目標のために何をどのように考え、どう行動するか(うまく周囲を巻き込めるかどうか)は個人の裁量に委ねられている点は、仕事を自らの意思で組み立てていけるという面白さがあります。
一方で、目的・目標に向かうための仕事の組み立て方が分からない、物事を進捗させるための調整ができないという方は、指示がない環境に慣れるまでは難しいことかもしれません。裁量がある≠勝手にやっていい、だからです。
なんだかすごく大変そうじゃないか・・と感じるかもしれませんが、「人として、人と会話する」という当たり前のことが出来ていれば大丈夫ですし、チームで動いているため「あれはどうなった?」「これはどういう意味?」「ここ間違ってるよ」と確認してくれたり教えてくれたりするメンバーはたくさんいます。
■「自己肯定」と「自己正当化」の違い
ある程度主体的に動くことを期待される一方で、きちんと業務遂行ができるよう先輩やチームのリーダー、上長などが年次の浅いメンバーや経験の浅いメンバーのサポートをしてくれます。そこで、自分を助けてくれるメンバーに対して感謝の気持ちを伝えることや自己成長に繋げることができる姿勢・意識が「自己肯定」です。裁量権を持って業務を遂行していく中ではとても大切な考え方です。
■自分はマネジャー?スペシャリスト?
D2Cグループ、D2C dotにはさまざまなキャリア形成の方法がありますが、中でもいわゆる<職位変更>という、自分はこの先マネジャーになるのか?このまま突き詰めてその道のスペシャリストになるのか?という選択をすることは、非常に悩ましいと思います。
また、例えば同じ「マネジャー」というポジションでも、小規模の会社では“現場のリーダー”という感覚で、配下に何十名も抱えるような中堅から大規模の会社では“管理監督者”という感覚がイメージしやすいでしょうか。会社の規模によってもどのようなことを期待され、どのような役割を与えられるのかは異なるので、本当にそれが自分が臨んでいる環境・キャリアなのかというのはやってみなければわからないことも、選択することを難しくしている要因かもしれませんね。
D2C dotでは、『マネジャー職(いわゆる管理監督者)』『エキスパート職(突き詰めてその道のプロになる)』の2つの選択肢が用意されていますが、その間に『チーフ(マネジャー候補)』というステップもあります。マネジャーを目指してチーフになったけれど、やっぱり自分の臨む姿ではなかったので、その道のプロになる方(エキスパート職)を再選択した、ということは往々にして考えられることです。ですので、このような再選択をすることは決して失敗や間違いではありませんので、半期に一度の評価面談の際や、日頃から人事と会話することで悩みを解消しながら自分なりのキャリア形成をするための選択をしていっていただきたいと考えています。
■リーダーシップとマネジメントの違い
キャリアに悩む人の一助になればと思い、リーダーシップとマネジメントの違いを書いてみます。D2C dot では、チーフ候補あたり(一般職の上位レイヤー)から「リーダーシップ」の能力は求められ始めます。リーダーだからリーダーシップを発揮しなければならないということではなく、物事を進捗させるため、チームを率いるためには必要な能力といえます。
■まとめ
キャリア形成には正解がありません。「やってみる」「挑戦してみる」ことで見えてくる世界もありますし、「失敗から気づく」こともたくさんあります。また、今いる環境だから形成できるキャリアもあると思います。
D2C dotにご興味をお持ちいただけた方や、一緒に働きたいと思っていただけた方がいらっしゃいましたら、お気軽に下記お問合せフォームからご連絡ください!!