東京本社と宮崎オフィスの”部署兼務”事例をご紹介します。
こんにちは!
D2C宮崎オフィスです。
今回は東京本社との連携体制について、弊社のオペレーション推進部 部長の山口さんが紹介します。
山口さんがマネジメントする「広告運用ディレクションチーム」にて今年の4月から開始した、宮崎オフィスと東京本社の拠点を跨いだ “兼務体制” はどのような効果を生んでいるのでしょうか。
ーーーオペレーション推進部 部長 山口さん
こんにちは! 山口と申します。
私はD2C宮崎オフィスの責任者をしながら、広告の運用・入稿・レポート作成、請求・受発注管理等を行う「オペレーション推進部」という部署で、マネジメントを担当しています。
D2C宮崎オフィスでは、日々東京本社の各部署と連携し業務を行っていますが、組織は拠点ごとに別々に存在し、組織内の様々な管理も拠点ごとに個々の組織で実施しています(当然っちゃあ当然ですね)。
組織間の協力関係は充分築けているので、日常業務は上記の整理で問題なく運用できるのですが、この度(2022年4月以降)D2C宮崎オフィスとして初めて東京本社の部署との“兼務体制”をはじめましたので、その内容をご紹介します。
今回、東京本社の部門と兼務することなったのは、宮崎の「広告運用業務」を担当するメンバー3名です。
D2C宮崎オフィスの「オペレーション推進部」に所属しつつ、東京本社の”広告運用部門” である「運用推進部」にも兼務で所属することになりました。
この兼務体制の話をする前に、まず私たちの広告運用業務がどのようなものなのかをご説明します。
■業務内容
運用型広告の広告効果を最大化するため(広告主・広告代理店と握った目標を達成するため)以下業務を実施しています。
・予算設計/配分
・広告配信実績の分析
・入札価格調整(チューニング)/運用改善
・配信・出稿スケジュール管理
昨今のインターネット広告は、入札による「オークション形式」によって表示する広告が決定されることがほとんどで、入札価格の調整は広告効果に大きく関わります。
■体制・役務分掌
東京本社の各部署と以下の役務分掌で業務を実施しています。
・広告主・広告代理店|D2Cへ発注
↓
・D2C営業担当|広告主・広告代理店の課題解決のための全体設計
(広告運用以外もある)
↓
・D2C運用推進部|広告運用方針の設計と実行
↓
・D2C宮崎オフィス|運用推進部が設計した方針に則り日々の広告運用を実施
■拠点を跨いだ“部署兼務”の背景
もともとD2C宮崎オフィスでは広告運用業務を行っていませんでしたが、2020年秋頃に東京の「運用推進部」から宮崎へ一部業務の移管が決まり、メンバー教育からその後の運営を双方で実施する協働関係を築き、一定の業務成果を宮崎オフィスで出せるまでになりました。
ただ一方で、日々業務を行う中で部署が異なることによる様々な課題や改善点が出てきました。(ここが今回部署兼務に至った背景)
・スキル向上に必要かつ重要なコミュニケーションが希薄になりがち。
・拠点間で業務情報の共有タイミングと粒度に差異が出やすい。
・「業務依頼元(東京本社)」と「業務引受先(宮崎オフィス)」という関係性に陥りがち。
→イコールパートナーとしてシナジーを発揮できる関係になっていない
などなどなど……
これらを改善するためにはどうしたらいいか、、、、
「そうだ!拠点を跨いだ部署兼務にしよう!」
という軽いノリで、というのは冗談で、、、
打ち手は様々あるものの、根本原因は「相互理解」が不足しているのではないかという観点から、拠点を跨いだ「オペレーション推進部(宮崎)×運用推進部(東京)」の兼務体制をスタートさせました。
■部署兼務の効果
部署兼務による効果は様々ありました。
1.コミュニケーション
同じ所属部署の仲間となったことでMTGや雑談などの接点が増え、メンバー同士のパーソナリティや組織文化など相互理解が進み、コミュニケーションの質が向上した結果、業務が明らかにスムーズに進むようになりました。
2.情報流通
兼務以前は、東京本社の運用推進部メンバー→宮崎オフィスメンバーという情報流通でしたが、宮崎オフィスメンバーも東京本社と「同じ部署の一員」として同時に情報共有を受けるので、タイミングの遅れや共有漏れの問題もなくなりました。
3.広告運用スキル向上
東京本社の運用推進部メンバーが教育担当となり、東京で中途社員向けにおこなっていた教育や目標設定を宮崎オフィスメンバーにも実施することで、スキル向上が加速しました。
4.宮崎オフィスへのフィードバック
もともと兼務目的の一つですが、今後は宮崎オフィス単独で業務遂行できる体制を計画しています。そのため兼務で得られる業務ナレッジを東京から素早く吸収し、今後の宮崎オフィス単独による業務体制構築に展開・フィードバックしていきます。
■今後について
いろいろ上げましたが、上記以外に良い面や今後の課題はまだまだたくさんあります。
ですがこの “拠点を跨いだ部署兼務” を実施以降、宮崎~東京間のメンバーの業務関係値は明確に向上し、宮崎オフィスで対応できる業務量や業務範囲が拡大できていることから、現時点では「シナジー発揮による成果が出ている」と評価しており、今後も継続し、より発展させようと考えています。
宮崎と東京という物理的な距離は存在しますが、その距離を埋めるべく、今後も試行錯誤しながら様々な取り組みに挑戦していきます。
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