【ブリーチカラーのオンカラー】
色がはっきりきれいに見えるからこそやってみたいブリーチカラーですがなかなかニュアンスや色のこだわりを見せづらいのが現状。
【大切なのは◯◯】
ブリーチカラーのオンカラーに大切なのは補色の使い方だと思います
例えばカラー剤がアッシュの8レベルだからそのまま使ってきれいなグレイが出るかといっても出ません。そのカラー剤に補色が入っているかいないかまずはそこから知る必要があります。
オンカラーは「ブリーチ後のベース」「カラー剤自体のスペック」
大きく分けると二つの要素が大切になってくるのでその二つをどう判断するかによって仕上げに大きく関わってきます。
【ブリーチ後のベースは】
ブリーチ後は単純に
・白よりの黄色 ・黄色 ・黄色オレンジ ・オレンジ
のようにベースができるのでそれに対しての補色を考えることが大切だと思っています。例えば黄色オレンジよりのベースなのに紫が多く入っているカラー剤を使ってしまうとオレンジ味が取れないので色味が濁ったりきれいな発色が望めません。
そのカラー剤に青みがもっと欲しいのであれば少し入れてあげましょう。
それだけで色味の出方が変わってきます。カラー剤はメーカーによって全然違います。大事なのは単品の色味を知ることです
【単品のスペック】
例えば同じ色味の8レベルのカラー剤でも全然アルカリのパワーが違えば仕上がりが変わると思います、ダメージによっては痛んでしまったり。色味が濁ったりしますよね。カラー剤自体のスペックを知ることもカラーの上達に繋がります。
単品に補色が多く入っているメーカや全く入ってないものもあります。ですが正直なところ勉強してもパッとこないところもあると思うので使って見るのが一番勉強になると思うので毛束で実験してすることが大切です
【大切なのは補色】
補色を制すものはカラーを制すといってもいいくらい大切な要素になると思います
【色相環】というものがありますよね?これを頭に入れることが大切でベースがどんな状態でどんな補色が大切なのか一度考える習慣をつけることが必要です。
アッシュを単品で使ってもダメなら青味や紫味
赤みが強いならオレンジ味まで寄せるためにブリーチしたり少しピンク味よりのカラーを進めることが大切だと思います。カウンセリングの時点で事前に行っておくこともお客さんのためにも必要な努力だと思うので予想して伝えておきましょう。
【ベースに左右されてしまう】
ベースの色以外に大切なのはトーンとダメージです。
トーンが高ければ透明感が出ますし、ダメージしていると薄い色味でも入りが良くなり意外ときれいになるかもしれません。
ダメージのレベルを髪全体に揃えることは大切で、毛先5ブリーチ中間1ブリーチの人にただブリーチするのではなく中間はしっかりブリーチしてあげて毛先のダメージに近づけてあげることも大切だと思います。
その上で薬剤をオンカラーするだけでもブリーチがうまくできると思います。
【髪にいいこと】
ケアブリーチやケアカラーなどのコストがかかるものが最近はとってもよく発売してますが、でもそれは美容師さんが儲かる、美容師さんが楽になるなどの目線で選んでませんか?
それはお客さんの髪にいいことなのか考えて選ぶようにしましょう。そうすればコストはかかっても帰ってくるものだと思ってやってあげるチャレンジがきれいな髪の毛を作ると思って僕は商品を選んでます。
【最後に】
ブリーチのオンカラーの設定は難しいとよく言われるのですが最初はなるべくシンプルに簡単にというのが大切です。そうすることで色を知ることができます。
色を知っていくことは失敗のようで成長につながるんでやって見ましょう。
僕もめちゃくちゃ失敗しました。。。笑
少しづつでもうまくなればと思いプラスに捉えて誠意を伝えましょう。
最後までありがとうございます。スキ・フォローよかったらお願いします。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?