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2016年1月の記事一覧
【日記/24】ふしぎなおかね
最近の私は、ちょっと金銭感覚が麻痺している。
といっても、別に高級ブランドのバッグを買い漁っているわけでも、海外のリゾート地で豪遊しているわけでもない。明日から急に恵比寿のフレンチの写真をTwitterにあげたりしないし、胸の谷間を自撮りすることもない。そっちとは、逆の方向に麻痺しているのである。
毎年冬が訪れるたび、私は「白菜いっぱい食べないと死んでしまう病」という病気にかかってしまうので、
【日記/23】他人に要求するハードルが低い人
さて表題の件である。他の人からどう評価されているかはわからないが、私は自分で自分のことを、「他人に要求するハードルが低い、それも著しく低い人」だと思っている。「嘘こけ」といわれたらそれまでなのだが、少なくとも自分ではそう思っている。
なぜそう思うのかというと、他人に対して「○○してくれなかった」という理由で不満に思ったり腹を立てたりしたことが、おそらくここ10年くらいで1回もない(と、いい切る自
【日記/22】白菜的幸福論
この前、これを作ろうと思って白菜を買いに行ったのだが、
いつも私が食料品を購入しているスーパーではなく、駅前で平日の昼間だけやっている地元の農家のおばちゃんから直接買えるところで購入してみたのである。平日の昼間しかやっていないから、勤め人にはなかなかハードルが高いのだ。
で、結論からいうと、いつものスーパーで買っている白菜よりやはり美味かった。いつものスーパーの白菜より、甘く柔らかい気がした。
【日記/21】ビッチの音楽
ビッチ、とは性的に奔放な女性を表す俗語である。いまさらそんなことクソ丁寧に説明しなくてもいいよ、と思われた方もいるかもしれないが、私の読者様は品位の高い方が多くいられると思うので、俗語に詳しくない可能性も考慮し、念には念を入れたまでである。
さて、表題の件だ。ビッチの音楽、と聞いてみなさまが頭のなかに思い浮かべるのは、はたしてどんな音楽だろうか? 西野カナを連想してしまった方がいたら、申し訳ない
【日記/20】「石の上にも3年」はけっこう正しい
「石の上にも3年」ということわざがあって、今これがよく使われるのは新卒で入社したサラリーマンに対してとかだろうか。「どんな仕事も、3年はやってみないと面白さはわかんないよ」とか。しかし、今の社会は変化が早いので、「3年は辞めずに頑張ってみなさい」というのはあまり的を得たアドバイスではない。お父さんとかお母さんが子供にいいたくなるのはわかるが、それ以上ではないしそれ以下でもないってかんじだ。
ただ
【日記/19】雪の日の遊び方
私は自分が料理の味がさっぱりわからないバカ舌であるといたるところで口にしているが、本当はちょっとだけ「どうせ君らもたいして味なんてわかってないだろうよ正直にいってるだけ私のほうがマシだわ」と思っている。嘘です。私は本当に味がわかりません。
さて、今日の夜は雪が降るらしいので、そんな雪の日にぴったりな、おうちで手軽にできる遊びを紹介しようと思う。予算は1000円くらいだ。人数が増えても変わらない。
【日記/18】エッセイの裏話
今日は、noteに書いているエッセイ(的なもの)に関する裏話を2つします。
1・ なんでコイツずっと無料で書いてんの?「https://note.mu/czech/n/nf2930d0df814」で盛大に煽った(?)はいいものの、当の本人である私はnoteで有料記事を全然書いていない。ブログだったら無料でも、書けばPVが(ちょっと)増えて広告収入に結びつかないこともないのに、noteだと無料は無
【日記/17】女性を褒めるときに使う言葉(と、告知)
昨日に引き続き、今日は、口下手な私が女性を褒めるときに使う言葉を紹介する。私が同性である女性に対して、誠意を込めて、もっとも嘘偽りなく、彼女を讃えるときに使う言葉がこれだ。
「それ、いっすね」
解説しよう。
「それ、いっすね」は、これ以外にも様々な活用が可能だ。より上級の褒め言葉を贈りたいときは「それ、超いっすね」。思わず溢れ出てしまうような感激を表したいときは「それ、めっちゃいっすね」。
【日記/16】男性を褒めるときに使う言葉
今日は、口下手な私が男性を褒めるときに使う言葉を紹介しよう。男性を褒めるとき、相手に最上級のリスペクトを込めていう、私が使う最高の褒め言葉がこれだ。
「シティボーイですね」
解説しよう。
まずはこの言葉を使うシーンだが、これは、相手方の男性がスマートな振る舞いやこなれた物言いをしたときに使う。相手が都市部の出身でなくてもまったく関係ない。埼玉出身だろうと千葉出身だろうと神奈川の県西地区出身だ
【日記/15】魂の配合量/体型の変化
今日は、書くことが特に思い付かなかった。なので、とりあえず今頭のなかにあることを書いてみるが、タイトルを見るとわかるように、今日は抱き合わせ日記である。今頭のなかにあることを2つ書く。
1つめ。最近ぼんやり思うのは、その人その人によって、ちょうど良い「魂の配合量」があるのではないか、という仮説である。「魂の配合量」という言い方はちょっと微妙な気もするが、他の表現が思い付かない。
たとえば私は、
【日記/14】書評が書けない本
私のブログの主要カテゴリーの1つに、「書評」がある。自分としては「書評」ではなく、「読んだ本を元にしたエッセイ」というか、感想文のようなノリで書いているのだが、まあとにかくやたら読んだ本についてああだこうだと書いている。
しかし、当然ながら読んだ本すべてについて感想文を書いているわけではない。書きたいと思うような「引っかかり」が見つからず、何も書けなかった本、というのもある。そういった本は、もっ
【日記/13】煩悩よさらば
20代前半の頃、まわりの人によく、「早く30歳になりたい」といっていた。「早く30歳になって、今のこの煩悩だらけの日々と決別し、悟りを開きたい」と。そういうと、たいがいみんなに笑われた。
まあ、そりゃそうである。30歳を目前にしてみればわかるが、たかだか生まれて30年で、煩悩など捨てられない。むしろ増えている気さえする。いったい、いつになったら、私は悟りを開けるのだろう。やはり、「不惑」といわれ
【日記/12】サリンジャーを好きな男
今日は、箸にも棒にもかからない、与太話的文学論を展開しようと思う。居酒屋で、隣の席の酔っ払いに無理やり聞かされた話だとでも思って、あまり真剣に取り合わないでほしい。今日、私からの唯一のお願いである。
さっそくだが、私は「サリンジャーを好きな男」が好きだ。いや、この言い方はあまり正確ではない。私が好感をいだいた男性によくよく話を聞いてみると、彼はJ・D・サリンジャーの作品を愛していることが多かった
【日記/11】先生、レヴィナス、かくかくしかじか。
先日、「ユダヤ人の定義不可能性」という問題についてブログに書いた。
http://aniram-czech.hatenablog.com/entry/2016/01/11/114059
私はこういうところに、やっぱりブログの素晴らしさをかんじる。リアルの世界で、私が思いつめた顔で「ユダヤ人とは……」なんて話を始めても、聞いてくれる人はまずいない。だけど広い広いインターネットの世界では、私の思い