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【日記/17】女性を褒めるときに使う言葉(と、告知)

昨日に引き続き、今日は、口下手な私が女性を褒めるときに使う言葉を紹介する。私が同性である女性に対して、誠意を込めて、もっとも嘘偽りなく、彼女を讃えるときに使う言葉がこれだ。

それ、いっすね

解説しよう。

「それ、いっすね」は、これ以外にも様々な活用が可能だ。より上級の褒め言葉を贈りたいときは「それ、超いっすね」。思わず溢れ出てしまうような感激を表したいときは「それ、めっちゃいっすね」。

使うシーンも、男性を褒めるときに使う「シティーボーイですね」よりも、バリエーションが豊富だ。彼女が身につけている服やアクセサリーが素敵だったとき。彼女の人生観、仕事観に感動したとき。彼女の恋人や旦那様を褒めたいとき。私は最大限の敬意を込めて、「いっすね」という。

女性に「いっすね」というとき、私の目には一点の曇りもない。本当に、心の底から「いっすね」と思うときしか、私は「いっすね」とはいわないのである。

私が女性を褒めるときにこの言葉を採用しているのには、もちろん理由がある。第一は、この言葉のシンプルさだ。「シティーボーイですね」はしち面倒くさい背景をいちいち説明しなければ相手になかなか伝わらないが、「いっすね」にはそんなの必要ない。裏も表もなく、潔く、シンプルだ。

女性は嘘を見破るのが得意である。ゴテゴテした装飾品のような言葉は、彼女の心にたどり着く前に、ぽきんと折れて弾かれてしまう。ちなみに「かわいい」は、もはや「かわいいインフレ」を起こし現在の日本においてはただの相槌と化している。女性が女性に対して用いる言葉としてはもっともクズの部類に入る言葉なので、使用する際は留意されたい。※個人の意見です

「それ、いっすね」というときの私の表情は(見たことないけど、おそらく)とても晴れ晴れとしている。だから、男性を褒めるときとちがい、わりとストレートに、女性に伝わっている気がする。

相手を褒めるときは、とにかく嘘を吐かないことが肝要である。そのためには、嘘を吐かずにすむ言葉を用いるべきである。もしもそれが一言で伝わりづらい言葉ならば、適宜解説を加えれば良いのだ。

一方で、私が男性に対して「いっすね」という言葉を使うときは、かなりテキトーにいっている気がする。相槌代わりのように使い、「いっすねインフレ」を起こしている。相手の性別によって言葉の使い方が変わるのは、我ながらなかなか面白い。

※昨日に引き続き楽しんで書きました。と、ここで唐突に告知です。

1/23(土)〜日本の批評はまだ生きているか〜 というテーマでくいしんさん(@Quishin)とツイキャスやります。

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