塚本邦雄の第一歌集を読んで。
塚本邦雄の第一歌集を読み終えた。
日本にいて日本に在らずという気概がかなり色濃い。
私たちの短歌は、万国に誇るべき歌なのだと主張する。
若き塚本邦雄がいる気がする。
また、キリスト教への付かず離れずがある。
あくまでも西洋芸術が、当然にキリスト教なしには語りえないように
世界文学には、キリスト教なしでは語れないことを知っている。
日本キリスト教の萌芽を牧師や信徒に求めるのは当然だが、こうした文芸からのキリスト教も注目されるべきである。
私は、ダビデの詩をやりたいと思っている。
サムエル記からか詩編からか
まだ定まっていないが、
ダビデの詩を研究テーマにしたい。
古本屋で見つけた。
文語訳の舊新約聖書は、手元に置きたいが、神学生には、金がない。
研究には使えないけれど、明治から昭和という時代に読まれたことを思うと人間の汗と垢があるような気がして、手元に置いておきたい。
時がまだ来ていない。
後は、聖霊の働きを待つのみ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?