自由の刑

――神は、人を殺す。
「明日が晴れであろうと僕にとって何も関係がない」
自由の刑、自由の茨、自由の嘘。――神は、人を殺す。
「幾人もの希望を奪い、幾人もの幸せを奪う。神なんて僕にはいない」
「明日が雨であろうと僕にとって何も関係がない」
――君が、君を殺す。神は、殺しもすれば生かしもする。
神は、君が思うような知られる神ではない。(ヨハネ4章24節)
  反歌
知らぬ人と明日の天気を語り合う命は斯くも自由の刑に
交番の今月の死亡事故「1」にあるゴツゴツとした神への依存

【感想】
 黒瀬欄での初めての欄頭。
 7年近く色んな挑戦をして来たが、継続と確信とが
 作品をシュッとさせるのかもしれない。

 反歌というのは、
 現代長歌ありきなのか
 反歌があるから現代長歌がまとまるのか
 未だよく分かっていないが、
 反歌もまた現代長歌の一部なのだ。
 (今年は反歌強化年間)

 久しぶりに身の回りも含め、
 嬉しいことが起きた。

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