【よみがえる遺産】アンカー、爆走します! グランドフィナーレ
始まりは突然に
昨日の朝のこと。
気分によって、今日はRockだぜぃ、から、あいみょん染みるわ〜まで聞く音楽までたぬきの七変化なわたし。足取りで何聞いてるかわかると言われたことも。
今日は秋晴れ、良い天気〜と、ここ数日朝のお気に入り、Bruckner聴きながら。
どこまでも透明で青い空。広い海。大地にひろがっていくような雄大な音楽。
雲に風の通り道。
かんじいさんが、同じ雲をみていらっしゃってたな〜、もっと素敵な朝焼け。
と思いを馳せながら。
人と人とが手をつないで、どんどん広がっていくような不思議な雲。なんかnoteの世界のよう、などと思いながら。
と、その時、ぽ〜んとメールのお知らせ。
へっ???いえ、わたしの大好きな方々に【よみがえる遺産】でバトンが巡っていることは知っていましたよ。が、よもやまさかの突然のお話。
頭に流れるラブストーリーは突然に、のイントロ+Beethoven Nr.5 運命。
ちゃかじゃん、んじゃじゃじゃじゃ〜ん。。どんな頭しとんねん、なわたし。
バトンを受け取る
バトンは、コメントのやりとりをさせていただいているとても素敵な方々を巡ってきていて。
シチリアのくらしを、センス溢れるクールビューティな言葉に載せて届けていらっしゃるKaorina091さん。文章と景色だけでもとても素敵なのに、センスというのは天賦のもので、真似できるものではないな、と改めて感じるお料理まで。イタリアの事情も教えていただいたり、勉強もさせていただいていて。
もう、知識からお料理までグローバルで博識慧眼。留まるところを知らない好奇心と暖かなお心のケイチェルおじさん。作られる料理もスペシャリテからスイーツから時々ジャンクまで。めくるめく世界が楽しすぎるnoteされてて。一度弟子入りさせていただきたいなどと思っている方。
で、わたしに渡してくださったユイじょりさん。
お仲間のPezioさんが名付けられた妖精、とお呼びするうのがぴったりな。多彩なお料理からスィーツまで、魔法の粉をふわぁ〜っとかけたような素敵さで仕上げられていて。美味しさと美しさの同居、まさにフェアリー・ユイさん。愛犬みるぅくんの聡明な可愛さまで加わって、もう、素敵は無敵、な感じ。
かくして、シチリア→日本のパリ→パリと華麗に巡ってきたバトン。くわえてユイじょりさんからの、であれば、ど・ドメスティックやまと民族掘って掘ってなもぐらなわたくしが落としてしまっては申し訳がたたない、絶対に落とすまいと。これはかならず次の方にお渡しせねば、と硬く決意、、、したまではよかったのですが。。。
時が迫る
でぇ〜!!!!あと8日。ゆっくり考えてnoteしてたら次に渡せない!!!!
遅筆遅読の私では、3日はかかってまう!でしたので、もう、構成も難解でもぶっとばしてのマッハ3、成層圏まで飛ぶ勢いで、スロットル全開、アフターバーナー点火、エマージェンシーロケット噴射!もう、ニトロいれちゃうもんね、の爆走で。
と頭沸騰しはじめたのですが、エンドまであと8日、次の方はたぶんかなり焦らないといけなくて、さらに、アンカーになる可能性が高く。
次にバトンをお渡ししたい方、何人も思い浮かんだのですが、これがわかっていながらお渡しするのは忍びなく。であれば、わたしがアンカーとなって爆走、ゴールテープを切って、フィニッシュしよう、と。
【よみがえる遺産】
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上6つがnote編集部のおすすめに選んでいただいたもの。
改めて気づく、まっとうな普通の料理がほとんどないことに(泣)。とやってる時間はないので、泪をぬぐって、先に。
チーズおろし、やっぱりやりにくい、大変、と思っていた方が多い感じ。
職人さんの手作りも、みなさんの琴線にふれるものがありそうな。
だぶん、わたしが書いたnoteの中では3番目に簡単なもの。作りやすさの親近感と、茹でずに焼いて、もう一度焼く、というのが新鮮だったのでしょうか。
6番目ですが、完全オリジナルな一品が上位にあるのは嬉しいです。
パスタ編むのはたいへん、編んだわたしはへんたい?(泣)。
もう、本当にわたしの駄文と好き放題やっているnoteで、これだけの方に読んでいただけて、スキまでつけていただけるなんて、幸せの極みでございます。
今回のバトンで改めて振り返ってのnoteの実感。書いて表現することも楽しいですが、他の方のnote訪れての、コメントのやりとりがとても楽しく、励みにもなって。それが日本だけでなく世界各地まで広がる輪。絶対にリアルでは会うすべもなかったような方々との触れ合い。
始めてほんとうによかったと。
で、終わりではあまりにさびしゅうございますので、アンカーはアンカーらしく、最後の爆走へ。って、結局暴走爆走のわ、た、し。期待はうらぎりませんことよ。
走る前のイメトレ
これまで引き継がれてきたバトン、最後のフィナーレを寿ぐにふさわしいもの、それもど・ドメスティックなわたくしの渾身の、となれば、和で。もうめでたいの鯛しかないと。
準備運動 今日のお題
これまで作ってきた鯛料理の中で、フィナーレにふさわしい物を選ぶ。
と、既に長文になっているので、さくっと読んでいただけるもの。。。
ということで、王道の鯛めしでまいります。
いままでに何種類か作ってますが、今日は尾頭つきど〜んな、土鍋で炊き上げるものを。
作り方はみなさんご存知と思いますが、めでたい席に愛たい鯛ということで、ご笑覧くださいませ。
スタート位置につく 下拵え
ちょっと小ぶりな鯛が二尾〜それも明石の天然。もうめで鯛x2のお祭り状態でまいります!
鱗落としと内臓取りは見目麗しくないので、カット。鯛の鱗、硬い、手が切れる、あちこち飛ぶ、で家でやる時は注意が必要で。いちどマグカップに飛んでいたの知らずにコーヒーのんで、えらいめにあったことも。
湯引きして鱗とるやり方もありますが、今回は生で。
かる〜く塩して、15分ぐらい。キッチンペーパーでよく拭いて
そのままでもいけますが、由緒貧しい山育ちなので、生臭いのちょー苦手。で、グリルで焼いて軽く香ばしい感じに。あ、魚のむきが逆。ユイじょりさんが気にされるかな〜。
お米研いで、水にひたして30分。一旦ざるにあげて、水切り30分。乾かないように濡れ布巾かけて。
全力爆走 土鍋で炊く
土鍋に米を入れて、野崎洋光師匠のおしえ、美味しい方程式どおりの水:醤油:みりん=8:1:1を入れて、ネギの切れ端、生姜の薄切り敷いて、焼いた鯛に鎮座いただいて。
土鍋なので、初めから中火でが〜っと。。。この土鍋、いただきものなのですが、少しファンシー入っててお恥ずかしゅうございます。
鍋からちりちり音が聞こえ出したら、鯛、ネギ、生姜は取り出して、蓋しなおして、ちょっと蒸らし。
鯛の骨は丁寧に取り除いて。硬いですからね〜。これ喉にささったら悶絶どころではございません、って、つい先日ケイチェルおじさんがたらで経験されてました。う〜ん。魚の向きといい、骨といい、
”あちこちで、つながり紡ぐ noteかな”。。。駄句で失礼いたしました。
この炊き立てあっちっちの骨取りも鋼鉄の手を持つわたくしの得意とするところで。なんせ、炊き立ておにぎりで鍛えてるもんね〜。
息を整える 薬味の浅葱
鯛めしには浅葱が一番好きです。小口切りに切って。香り高い三つ葉を炊き上がりに混ぜても。
フィニッシュ 感動のゴールへ
骨取りした身を土鍋に戻して、さっくりまぜて、浅葱ぱらっと。
おこげなんかも絶品。豪華ではございませんが、滋味ゆたかな一品でございます。
最後は山葵のせてお茶漬けでシメにして。
鯛めしと他もろもろで鯛づくしなどもございますが、それは後日のお楽しみということで、めでたくゴ〜〜〜〜〜〜〜ル!!!
バトンを継ぐ
では、この素敵なバトンリレーを企画されたチェーンナーさんに、お約束通りバトンをお返しいたします。次はどんなバトンになるのでしょうか。
最後までおつきあいいただきありがとうございます。
今日も素敵な一日でありますように。
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