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思い出が上書きされていく制服たち

この辺りの小学校の卒業式の服装は、男子は中学の制服(上はブレザーネクタイなしでベストやカーディガン)で参加が定番。

女子も派手ではないもの(袴NG)と決められています。
だいたい近所のお姉ちゃんから譲り受けたAKBみたいな(?)服。
何回も着るものでもないので、レンタル派も。
うちは、相変わらずスカートを嫌がりスラックスで参加。

卒業式も無事に終わり、帰ってきたら友達からLINEが。
「息子の卒業式の服、〇〇くん(うちの息子)の制服にした。ありがとう」と。

友達の家は、男の子が二人いて、上がうちの娘と同じ。その下の弟は2歳差。2年後に制服の購入が必要になってきます。
うちの息子の制服のお下がりで良ければ次男君に~と渡してありました。
(正確に言うと、お下がりのお下がり)

たしかお兄ちゃん、新しい制服を買ったはずなのに~と思って返信したら、「3年間で体格も変わることを予想して大きめを買ったんだけど、いざ着てみたらブカブカでかっこ悪いし、ズボンも長すぎで変だから、もらった制服にしたよ。昨夜連絡しようと思っていたのに忘れちゃった」と。

みんなが卒業証書をもらうところをじっくり見ていたけれど、うちの息子の制服だったとは。

「中学の入学式もこっちを着ると思うよぉ」

思い返せば、娘の幼稚園の制服も友達の子供が着たものでした。
そして、その制服もまた違うお友達の家へ。

思い出が詰まった制服が、こうやって引き継がれていくっていいな♬♬

このお下がり文化(?)がこれからも続いて欲しいなぁと思っている母さんなのであります。











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