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自分も誰かの日常の一部になっているかもしれない

高校通学でバスを利用していた息子。

雨や雪の日、バスの時間に間に合わない日は、車での送迎が多かった。

そのような日が続くと、毎日車で行きたくなるのが高校生男子。


ギリギリまで寝ていたいお年頃である。

学校まで車で約10分。

その間に色々な人とすれ違っていた。

きれいな制服を着て、いつも早足のお姉さん。

大きな鞄を背負って、自転車に乗っている高校生。

犬の散歩をしているおじさん。

コンビニの駐車場で、毎日おにぎりを頬張っている作業服のお兄さん。

それがいつもの朝の光景になっていた。

(あれ?今日お姉さん遅くない?)

(あの高校生の鞄、いつもと違う)

お姉さんだって、いつも同じスピードで歩いているわけではないし、高校生だって違う鞄を持つこともあるだろうに。

それに自分たちだって同じ時間に出発しているわけではないのにね。

名前も知らないし、話をしたこともない人たち。


それなのに会わないと

(今日、どうしたのかな?)


なんて勝手に心配になったり。


知り合いでもないのに不思議。


4月になり電車通学となった息子。


朝に送っていくこともなくなった。


そのかわり、雨の日は娘を中学まで送っていくことが増えた。


方向も時間帯も違うので、あの制服のお姉さんにも自転車の高校生くんにも会うことはない。



もしかしたら



(そういえば、あの車とすれ違わなくなったな)


なんてチョコ親子も思われているかもしれない。



noteには書いていなかったが、時短のパートも始めた。



当然、日常の一部に登場する人たちも変わった。



この人たちについては、いつか書くかもしれない。



みなさんも誰かの日常の一部になっているかもしれませんね。



では、また☆












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