好きなことを尊重される、ということ
こんにちは、お久しぶりです。
ふと、私の幼少期〜思春期に母と暮らしたのを思い返して、どのくらい私の「好き」ということを尊重して貰えたか、気になりました。
まず好きなことに興味を持ってくれていたかというと、そうでもなく、「あなたはこれが好きだからね」と、一緒に楽しむよりも1人で好きなように楽しんで、みたいな感じでした。
以前の記事で服装に関しては、割と母の意見優勢であったと話をしましたが、それ以外では尊重されていたような、距離を置かれていたような、変な感じです。
なので親子一緒に楽しむ、アーティストさんのライブへ行ったりとかは経験がないので、ちょっと羨ましいです。
同じ好きなものに関しては、母のペース、私のペースがバラバラですが、私がすごくマイペースで、やたらと誰かに横入りされるのが嫌なので、幼少期に私と工作をして遊ぼうとした母にも、癇癪を起こしたくらいなので(笑)・・・母としては、もしかしたら私のペースや時間を邪魔したくないという、気持ちがあったのかも知れませんね。
逆に私が大人になると、母とのペースが合わずに、逆にこちらがイライラすることも多くなりました。
同じように好きなものを楽しんだ記憶は、ドライブに行ったり、ディズニーランドに行ったり、旅行に行ったりと、アクティブなものや、図書館で過ごしたり、料理やお菓子を作ったりと、インドアなものもあります。
これが好き、これが可愛い、これをやりたい、そんな主張に対しては、否定的な意見というか・・・やっても続かないんだからやめときなさい、それは似合わない、みたいな具合で、割とネガティブな反応でした。
私も大体そんな反応をされた時は、反抗もせずに大人しく食い下がるので、思春期の頃はそんなに揉めることはありませんでした。
やりたいことに対して、協力的であったのは中学生くらいまでで、何かに新しくチャレンジする機会は減っていきました。
コピバンに入った時も、ボイトレを始めた時も、相談したらまたダメと言われる気がして、別に母に何か迷惑をかけるわけでもないと、両方とも自分で決めてから話しました。
その度に、なんで勝手に決めるの?相談してくれないと困ると言われましたが、仮に相談したらそれを承諾してくれていたのか、少し疑問に思っていました。
大人になっても、価値観が違いすぎるので、私としてはとても気に入って買ったものに、ケチをつけられたり、気に入って着ている服装やメイクに口出しをされるのが、とても嫌でした。
子供の頃の反動もかなり大きいと思います。
逆に、母の為に喜んで欲しくて買ったものにも「欲しくないものくれても嬉しくない」と機嫌を損ねたこともあります。
母は「これが欲しい」と私に言えば、別に私としてはそれを否定する理由もないので、金銭的に買えるものならプレゼントをしますが、私は母に「これが欲しい」と言っても、なんだかんだと理由をつけられて、すんなり買ってもらえたことは少ない記憶があります。
去年のクリスマスプレゼントも、同じブランドの違うデザインのお財布なのに、意見がわかれて、あとから揉めました。
好きなもの買ってあげるよと言われて、入ったお店でも、結局似合わないから別のにしなさいと揉めました。
好きなこと、好きなものを尊重されている感覚というのは、どれだけ自分を尊重されているのかという事に置き換えられると思います。
もちろん、様々な理由で全部いいよ、好きにやってみていいよという訳にはいかないのも事実なんですが。
それでも「やりたい気持ち」は、少なくとも否定的な意見よりも肯定的な意見の方がプラスだと思います。
友達や彼氏とかも、趣味が合ったりして好きなものを共有出来た方が楽しい感覚に近いですね。
趣味が合わなくても、尊重しあえた方が関係が良好であるのも事実だと思います。
私の場合は、母から自分が尊重されている感覚が乏しい一因として、好きな物事に対して、意見が合わなかった為にコントロールされていた、上記の通り比較的否定的な意見も多く、実際の愛情表現は別物かも知れませんが、実感としてはありのままの自分はこの人には尊重されないという気持ちが強いです。
尊重されないのに、勝手に自分のエネルギーは奪われていく存在。
実に厄介です。
個人的には、オタ活も似たような感覚で、私としては自分のペースで自分の好きなものを好きな方法で楽しみたいだけなので、自称ゆるヲタなんだと思います(笑)
幸いなのは、好きな物事に関しての否定はなかったことです。
「なんでそんな物好きなのか分からない」などは言われましたが、それをやめなさいとは流石に言われなかったと思いますし、周囲の人達も「変わってるね」ということはありましたが、好きな物事が根本的な原因で嫌な思いをしたことはありません。
だから、自分の好きな物事を楽しみたいと思えて、その物事で溢れた自分の世界を大切にしたいと思えるんだと気付きました。
読んでいただき、ありがとうございました。
Cyndy☆
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