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クランク型パワーメーター の出力に表れる環境因子

1/12 クリート調整ライド

朝は焼肉後で疲れていたこともあり、寝坊。いそいそと準備して、7:00に自宅を出る。昨日は昼前まで乗らしてあたったので、今日は10:15までの時間縛りあり。とりあえず、ペースで乗り出す。

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ところが、昨日の疲労感も強く右下肢のペダリングがキツイ。堪らず、コンビニストップして右クリートを3°ほど外旋させる。自分は左に比べ右脛骨が外旋しているので、これでかなりスッキリ乗れるようになった。ただ、もうちょい微調整がいるかな。よっぽどタイムのフローティング機能で助けられていたんだね。ローラーで調整しよう。

往路は右前からの風があり、復路はちょい追い風。ずっと風とパワーの事考えながら乗っていた。前半はパワー出しにくく、復路はパワー出しやすい。

70km TSS107 2:23 np196w

パワーメーター に表れる外的環境因子

昨日のブログにも書いたけど、今日も風のことを考えながら走っていました。よく、パワーメーター 値でTSS管理をしますが、疲労度をクランクへの出力のみで管理するのて難しいと感じます。基本的にパワー値はバイクの長軸方向のベクトルしか測れない。しかもバイクは基本的に前方へ進んでおり、前後方向へのバランスは良いものの左右方向へのバランスは悪い。

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考えてみると前方からの向い風は空気抵抗となって、クランクの負荷として伝わりやすい。また、バイクも比較的安定した前後方向のベクトルである為、バランスを崩し難く出力をペダルに込めやすい。

一方で横風はというと、ある程度バイクと乗り手の空気抵抗としてクランクの負荷になり得るが影響は向い風よりもかなり少ない。一方で左右方向のベクトルは自転車の安定性が弱い方向であり、バランスを取るために多くの筋力をバイクに固定したり、バイクをコントロールするために動員することで、ペダルに出力を込めにくいと思われる。

またこの風も、強さのバラツキが大きい場合と小さく一定の場合とでは、ペダルへの出力の伝えやすさも変わると考えられる。

つまりは、このような外的要因はクランクについたパワーメーター では測れない。5m向い風の250wと5m横風の250wは別モノと思われる。(この場合横風の方がスピードが速いが、バランスが悪く出しにくい)

このようにパワーメーター では測りにくい外的要因は他にもいくつか考えられる。

・気温
・G force
・コース(ライン)の自由度

などでしょうか?

つまり、なにが言いたいのかというとバイク練として固定ローラーで出力を高める練習は非常にロードレースにおいては大切である一方、自然やその場の状況と判断の戦いでもあるロードレースで強くなるためには、外練は欠かせないという事と、外練の疲労度は長軸方向のクランクに加えられたベクトルより算出されたTSSだけでは判断できない。(目安にはなるけど)という事。

運動の特異性(例えば、短距離のトレーニングを練習すると短距離は速くなりますが、長距離は速くなりません。これが、運動の特異性です。)

と言うものは本当に大切でして、レースで強くなるためには沢山レースに出てトレーニングすると言うのはかなり理に適っているようです。雨のレースで強くなるためには雨のレースに出ることがとてもよい。
物凄く強い中村龍太郎選手がトレーニングよりも毎週末のレース参戦を積極的に意識されていた事をよく思い出します。(本で読んだだけやけど)こーいう事なんかな?レースやと練習以上に追い込めたり実力を発揮出来たりもするとか聞いたりしますよね。


ピアノの特訓と自転車

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2月に娘のピアノ発表会があり、自分と連弾する為、最近は欠かさず特訓している。でもピアノも自転車と同じでただがむしゃらにやっても上手くはならない。煮詰まったらうまくいかないが、休息が大事で、休んだら意外とスッと上手く出来るようになるね。あともうちょいやし、自分も娘のために頑張るよ。

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