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4.出産日から一週間、コロナ禍で面会できない夫の役割は?

出産という壮絶な体験を予定日通りに成し遂げたゆるさんとベイビー。あけぴ(夫)は妊娠当初から出産立会いを希望していたものの、コロナさんの影響で立会いどころか産後の面会も許されなかった。何度か行った病院の慌ただしさや忙しさを見ていたので、現場の方達には全く責任がないどころか、自身も感染の恐れがある不安な中で仕事を全うしている姿勢に感謝の気持ちしか浮かんでこなかったのは言うまでもない。

予定通り出産日から育児休暇に入り、約一週間の単身自宅生活が始まった。(となりが実家なので変則拡大家族的ではあるが...) 

育児休暇を職場で申請する際に50代の上司などは、「嫁の出産のときは雀荘にいたな」とか、「奥さんも旦那がいない方が落ち着くんじゃないw?」などの意見を冗談まじりにおっしゃっていたw 悪気があって言ってる訳ではないので、ニコっとしながら心の中で「今の時代、僕の稼ぎでそんなことやったら熟年離婚されますよw学びの時間にするので見ててくださいませ」と思っていた。                          

後輩を茶化しつつも、しっかり休暇を認めてくれて、頑張って!と声をかけてくれる人達の多い僕の職場にはとても感謝している。

なぜ男性育休に職場の理解があるか?機会があったら書こうと思うが、2年前に先輩で先駆者がいたのが大きい。  

知れば知るほど男性育休の取得状況は職場の理解による。空気と和を重んじる日本人社会なので制度があっても井の中では何事も一番手になりずらいのだろう。            だからこそ政府や自治体からの働きかけや法制度によって、経営者や従業員に理解と取得徹底を促し、これからの一般家庭や社会に大きなメリットのある男性育休の有意義な取得制度を導入して欲しいと思う。(僕は、男性育休取得は、日本における離婚率、出生率、根深い男女差別やLGBTQ+への理解や改善に大きな影響を与えると確信している。)

さて、本題に入ろう。

出生日から退院までの6日間、ゆるさんとベイビーは出産の興奮と産後の痛みに耐え、新しい環境に順応していく為の時間を病院で過ごしていた。                              授乳、沐浴などの技術面に留まらず、助産師さん達によって精神面や赤ちゃんの思考や癖も教えてもらったりしていたようだ。退院後、ゆるさんは助産師さんのことを師匠と呼んでいたw 僕も弟子入りしたいwが、それは叶わないので一人自宅の掃除と役所や職場への書類提出に取り組んでいた。

出生届や扶養関係書類、育休の申請や手当金の請求など、提出書類は正直大変ではあるが、ネットで調べて、役所の担当に聞いて、書き直して、ってやっている内に社会の仕組みがよく分かるので、時間を割いて取り組んで良かったと思う。                   特に僕のような源泉徴収制度化のサラリーマンはなおさら意味がある。(この職場が確定申告を個人に変わってやるシステムはヒトラー下のナチスが作った制度で、今でも継続しているのは日本くらいしかない事知ってました?なので日本人は自分の納税額をほとんど知りませんね。)←ヒトラーの正体 舛添要一 著者より抜粋

さて、退院後に頑張ってよかった!っと思ったのが掃除! これでもか!っていうくらいにホコリやチリを部屋中から取り除き、毎日5時間x6日間=約30時間以上、普段からやっておけよって話ですがw 、思い切り大掃除をした。隣に住まう母が触発されて実家の大掃除を始める相乗効果が出たくらいにw また、毎朝の家事の時間も測ってみた。1人分だと、洗濯、食器洗い、ゴミ出しなどをやると、だいたい50分弱で終わらせることが出来たので、退院後は倍くらいの時間を想定しておけば大丈夫だろう。と算段もついた。

こうして人間ルンバ化した6日間によって自宅を気持ち良く過ごせる環境に出来たのは達成感があったし、退院し帰宅したゆるさん(妻)のビックリした表情を見れて良かった!  

必要以上の物や情報を整理し隙間を作る事で、その時に必要なモノを選択する精度が上がる気がした。そして何より清々しい。

こうして整った自宅で妊娠期間中は制限されていたお寿司やピザで、初めての家族3人パーティーを開催する事が出来た!       よっ!環境大臣!とゆるさんはご満悦だw少しは家族の一員としての役割が果たせたかな?と。

この後は掃除と事務処理に費やした機械的な単身生活が懐かしくなるような大きな生活スタイルや身体の変化を迎えることになる。

続きはまたあけっぴろげにゆるゆる書いていきますん。




読んで頂ける方とわたしたち家族のチャレンジの為に、有意義に使わせていただきますん!