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【ペルソナ設定】とは?広告運用やマーケティングに欠かせないペルソナ設定


昨今では、4大マスメディアで見られる広告の他に、インターネットを利用したWEB広告が目立ってきています。


インターネットを利用した広告は、4大マスメディア広告と異なり、よりユーザーひとりひとりに対して、ターゲティングが行えるようになっています。


そのため、インターネットを利用した広告やマーケティングは「ターゲットとするユーザーはどんな人物であるのか考えること=ペルソナ設定」がさらに重要になります。


そこで以下では、広告運用やマーケティングに欠かせない「ペルソナ設定」について見ていきましょう。


ペルソナについて


そもそもペルソナとは、もともとは古典劇で役者が使用する「仮面」を指し、そこから「表面的で外向きの人格」心理学に発展しました。


さらに「ペルソナ」という用語はマーケティングの分野に使われるようになり、「商品やサービスの購入ターゲットとなる総称的なユーザーのモデル」を指すようになったそうです。


つまり、広告したいサービスや商品をどんな人が購入するのか、どんな人物が購入に至りやすいのか想像していくことを、「ペルソナ設定」と呼びます。


ターゲットとペルソナの違い


ここまで見てみると、ターゲットとペルソナは同じ内容なのではないかといった疑問を持ちます。


しかし、実際には、ペルソナはターゲットの設定の一部分を指し、ターゲットよりもより詳細に、具体的な人物像を設定していくのです。


ターゲットであれば、「40代・男性・会社員」といったようにある程度幅を持たせて、大まかな一つの属性としてとらえています。


一方、ペルソナはターゲットそれらの属性に、よりリアリティを足し算して、ユーザーモデルに「より具体性」を持たせるようにしていきます。


このように、ペルソナはターゲティングという大枠の1部分である、といったイメージをすればわかりやすいかもしれません。

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ペルソナ設定のメリット


ではペルソナを設定することでどんなメリットがあるのでしょうか?


以下では3つほどメリットをご紹介します。


ユーザーに対しての訴求力が高い


より多くの方に商品やサービスを使ってもらいたい。その気持ちは必ずしもあると思います。


しかし、訴求力が弱まり、どの消費者にとっても商品やサービスが届きにくくなってしまう可能性があります。


そこでペルソナ設定によるターゲティングがより細かく設定できていれば、そのターゲットの像を具体的にイメージしやすくなり、マーケティングがしやすくなります。


ユーザー視点で考えられる


より多くの方に商品やサービスを使ってもらいたい。その気持ちは必ずしもあると思います。


しかし、訴求力が弱まり、どの消費者にとっても商品やサービスが届きにくくなってしまう可能性があります。


そこでペルソナ設定によるターゲティングがより細かく設定できていれば、そのターゲットの像を具体的にイメージしやすくなり、マーケティングがしやすくなります。


ユーザー視点で考えられる


ペルソナを想像する際に、実際にユーザーがどんな感情で、経歴で、最近どんなことがきっかけでこの商品を購入するに至るのかをユーザー視点で考えることで、より消費者の心理に近づいたサービスの提供が可能になるのです。


これは、サービスの価値を高められるとともに、お客さまの目線に近い考えのもと商品の企画ができるようになるため、マーケティングに欠かせないメリットとも言えます。


顧客満足度が上がりやすい


お客様が最も望んでいると思われるものを提供することが出れば、必然的に顧客満足度は上昇しやすくなり、リピーターにもつながりやすくなります。


このペルソナ(利用してくれるユーザー)のニーズを最大限に満たすことができるアイデアやサービスの提供ができれば、その商品はよりユーザーにとってもフィットした完成度の高い商品になるのです。


ペルソナ設定の注意点


基本的に、ペルソナの設定の仕方は自由です。想像力次第。


ですのでペルソナを設定した人それぞれによってペルソナの回答が異なると思います。


ただしペルソナ設定をするうえでの注意点としては


よりリアルで具体的な方が好ましい


時代や流行に沿った内容


とりあえずアイデアをたくさん出してみる


といったところでしょうか。


たとえそのペルソナ設定が間違っていたとしても、後で修正したり、複数人でアイデアを共有しながら、ペルソナを作ってみるのもアリだと思います。


ペルソナ設定の具体例


いきなりペルソナを設定するにしても、どんなことを考えればいいのかわかりませんよね。。。。


具体的なペルソナのアイデアがすぐ浮かぶわけでもないですし。。。


ですので、ここからは基本項目を抑えつつ、具体的なペルソナの例を考えていこうと思います。


基本的な項目


・年齢

・職業(役職、業種)

・住まい

・性格

・収入

・趣味

・悩み・コンプレックス

・生活習慣

・家族構成

・休日の過ごし方

・睡眠時間

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例えば、上記の項目を抑えつつ、ペルソナを設定してみると


・年齢 : 45歳

・性別 : 男性

・職業(役職、業種) : 会社員(上場企業)

・住まい : 東京都千代田区

・性格 : マイペースかつ真面目

・収入 : 世帯収入1500万円

・趣味 : グルメ。スポーツ観戦。動画視聴。

・悩み : 最近嫁が冷たい。メタボ気味で健康に気を遣わなければいけないと思っている。

・生活習慣 : 朝ごはんはあまりとらない。寝る前にお腹がすいてしまい、間食を取ってしまいがち。

・家族構成 : 妻(43)。息子(12)。

・休日の過ごし方 : 温泉が好きで、毎週スーパー銭湯に通い詰めている。

・睡眠時間 : 睡眠時間は6時間ほど、12時くらいには就寝している。

その他、家でテレビを見たり、YouTubeで動画をのんびり視聴。

外食に出かけたりもする。

寝る前にスマホを見るのが日課になっている。

息子が中学受験を控えているため、息子を予備校に通わせている。

老後にお金がかかるのを心配をしていて、保険や投資に興味があり実際にそれらを行っている。

・・・


このように、あまり難しく考えずに連想しながら自由に考えていけば、

きっとアイデアが出てくると思います。

固定観念に縛られず、そのペルソナの設定があっているにしろ、間違っているにしろ、

はっきりとした正解はないので、まずはアイデアを出してそこから、

より商品やサービスに必要だと考える部分を絞り出していきましょう。


まとめ


いかかでしたでしょうか!


より効果のある商品やサービスにすべく、ペルソナの考え方は重要であることがお分かりいただけたでしょうか。


このように、ペルソナを設定することで、ターゲット層の具体的な設定が可能です。


そしてなにより、広告費用の無駄を削減することにつながります。


無駄を省きつつ、ユーザーにとって最適な商品やサービスをより届きやすく、


サービスを使いやすくするためにも、ペルソナ設定は有効と言えますね!


ご視聴ありがとうございました!

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