「やりきる」ことの正体

自分は今までの人生で、「やりきる」といった経験があまりありません。全くなかったわけではなく今になって振り返ったら少しだけあります。なんでこんなことを考え始めたかというと、最近ずっともやっとしている感じがして、なんだろうなと考え始めたら眠れなくなったからです。横になりながら考えていたら、最近自分で自分のことを褒められないからじゃないかと思いました。そこらへんで何か考え始めるスイッチが入ったので、ベッドから体を起こして、白い大きめの紙とマッキーを取り出し、書き出していきました。

自分で自分を褒められるってどんなことか

自分のことをすごいぞと思えること

自分のことをすごいぞって思えるのはどんな時か

どんなことにせよ自分で決めた何かを最後までやりきったと思った時

やりきる、やりきったとは?

ここまで書き出して、いつもは考えるがめんどくさくなっちゃうのだけれど、今日は体の調子がいいのか、もう少し考えてみることにしました。そしてここからがタイトルにつながっていくことです。

自分がやりきったと思っていることはなんだろう。逆にやりきれなかったと思っていることはなんだろう。それぞれ当てはまるものをいくつかあげて、やりきったと思えた理由とやりきれなかったと思った理由をあげて共通点を考えていけば自分の中での「やりきる」の基準がわかってくると思いました。これは確か帰納法!いや、演繹法だっけ?まあいいや。

a. やりきったと思えること・理由

①高校の文化祭で主役をやったあの劇

・多くの人からすごかったよと言われたから

・集客が歴代1だったから

②大学のサークルで役者をやったあの劇

・多くの人からすごかったよと言われたから

・いまだに友達から言われたりするから

③浪人時代の勉強

・第一志望の大学に受かったから

b. やりきれなかったと思うこと・理由

①大学の勉強・研究

・誰からも評価されなかったから

・成績ずっと良くなかったから

②大学のサークルで演出をやったあの劇

・わからないことだらけで自分がみっともないと思ったから

③役者活動

・舞台の数を踏んでも成長している実感がなかったから

・どうすれば評価されるかが全くわからなくて不安だったから

以上のことをまとめてみると大体こんな結論になる。自分がやりきったと思える条件は

①目に見える結果が出ること

②複数人から評価されること

③結果への道筋、つまり、何から着手してどういう形に落ち着くのが良いかイメージできること

ここまで考えてみて気づいた。

①と②は後からじゃないとわからないし、他人に左右される。

始める前にできるのは③だけだ!

やりきったと、思えるには③が一番大事で、唯一自分がコントロールできる部分。

そして③を頑張ることができれば自分は「やりきる」のバッターボックスに立てる。

となれば自分にできることはスタートからゴールへの道中をどれだけ具体的に考えられるかだけだ。

自分の中でしっくりきた感じがした。

ここまで紙に書いてさらに1時間ほどやりきりたいこととその道筋を考えて、もう一日そこに時間をかければ実行に移せそうな気がしているのだが、それはまた別の機会にかいていくことにする。

とりあえず今日は自分の中の「やりきる」がわかったのですっきりと眠りにつくとしよう。

おやすみ

ペンギンルイボス


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