最初に嬉しいこと

警察官になって、
一番最初に嬉しかったことを
思い返してみました。

警察学校の門をくぐったとき？
制服に袖を通したとき？
これらの時も当然嬉しさもありましたが
身の引き締まる想いの方が強かったと
思います。

警察官になって、一番最初に
嬉しかったこと、それは、

入校式（入学式）で
制服を着た私を見た
親の嬉しそうにしている姿を
見た時だったかなと思います。

入校式と卒業式は、家族が唯一
警察学校に入れる特別な日です。

私、親孝行らしいこと一切してこなかったので
あの瞬間が唯一の親孝行だったかなと
思ってます。

私の父親は銀行員の仕事一筋人間。
私の反抗期以降は、
ろくにコミュニケーションをとってません
でした。

そんな父親が、私の姿を見て
涙を流して喜んでいたとき、
警察官になって
一番最初に嬉しかった
そして、
警察官になってよかった
と思えた瞬間でした。

もちろん、その後、警察学校でも
現場でも、嬉しかった瞬間や
やっててよかったと思った瞬間は
沢山あります。

でも、思い返してみると
入校式のこの瞬間が
警察官になって始めて嬉しい
と感じた瞬間です。

今日はなんだか個人的な
お話で恐縮です。

お読みいただき
ありがとうございました！

では、また！！