見出し画像

「好き」と「死ね」は同じ意味    【ストーカー・DV対策】#10

「地獄の底まで追いかけてやる」
「俺の(私の)苦しみを思い知れ」
「君がいなくなったら生きていけない」

他人事じゃないです。
色恋事は人を狂わせます。

恋愛感情は簡単に殺意に変わりますよ。
あなたに、そしてあなたのお子さんに
いつ降りかかってきてもおかしくないんです。

ニュースで報じられている以上に
恋愛関係、夫婦関係のトラブルは
日々、起こっています。

皆さんが困ったときに
頼って頂ければとの想いで書いています。

前回に続き、ストーカーやDVなど
男女間トラブルに遭った際に
警察への相談するときの注意点の続きです。


各相談に対し、真摯に向き合う責任が警察には
ありますが、早く、迅速に、的確に対応するため
には、皆さん(相談する側)のご協力があると
ありがたいと思っていました。


※あくまで経験に基づく私見です!
参考までにお読みいただけると嬉しいです。

前回までは

・ポイント1
 相談は交番ではなく警察署へ
・ポイント2
 切迫している場合は迷わず110番!(通報のコツ)
・ポイント3
 相談はできれば親族が付いていく(友達はダメ)
・ポイント4
 恥ずかしいことも包み隠さず
・ポイント5
 決して話を小さく説明しない
 (大袈裟なくらいがちょうどいい)
・ポイント6
 担当者の名前は必ず確認、控えておく
・ポイント7
 警察の消極姿勢のサインに要注意
(「口頭警告」に気を付ける)
・ポイント8
 被害届の提出をためらわない
・ポイント9
 特定通報者登録という制度を知っておく
・ポイント10
 相手(加害者)への対応は全て警察に任せる
についてお話しました。

今日は、特にDVの場合に注意してもらいたいこと。
【ポイント11:避難する場合は住民票の異動に注意
についてです。

これは本当に注意してもらいたいです。
配偶者から暴力を受けた場合、
被害届を出して事件化するにせよ
事件化をしないにせよ
絶対に 避難 してください。

何度も繰り返しになりますが
暴力は絶対に繰り返されます。
エスカレートします。

物理的に離れなければダメです。

警察もその点、過去の教訓事例が
たくさんあります(ストーカー殺人など)ので
暴力案件は、事件にしない場合でも
一時的にでも安全な場所に避難するよう
とことん説得します。

安全な場所とはどこか?
それは、相手(加害者)の全く知らない場所
です。

良くないのは
実家が知られている場合の実家
近所の知り合いの家
共通の知人の家
共通ではないが少し調べればわかってしまう友達の家
などです。

暴力気質の人間、支配したがる人間は
逃げる者をとことん追いかけます。

中途半端な範囲に避難すると
やられます。

絶対に知られない場所に避難しなければ
なりません。

短期的な避難はホテルや相手の知らない
親戚の家など。
離婚を視野に入れた長期的な避難は
新しい住居に引っ越した方がいいです。

そして、避難したときに
必ずやらなければならないのは
「住民票の閲覧制限」
です。

これに関しては、警察も熟知していますので
暴力相談があった場合は、
ほぼ間違いなく、説明があると思いますので
警察の説明通り実践してください。

私が特に注意してもらいたいと思うのが、
DVが理由で離婚する場合の住所移動です。

何も対策を講じないで住所移動をすると
相手に転居先が簡単にわかってしまいます。

面倒ですが、ぜひ以下のような手順で
住民票の異動をしてもらいたいと思います。

1.婚姻中の住所で、別世帯として新たに住民票を作成
  ↓
2.新住所で住民票を作成

上記の対策を講じないまま、いきなり「2」の
新住所で住民登録をしてしまった場合、
加害者である元配偶者の住民票に
あなたの新しい住所が「転出先」として
載ってしまうので、すぐに避難先が
バレてしまいます。

他にも一旦、実家に住民登録を移してから
新住所に住民登録をするのもアリだと思います。

一度加害者から離れると決断したなら
覚悟を決めて、中途半端や妥協はしちゃダメです。

とことん逃げましょう。
離れてれば、時間が解決してくれます。


以上、今日は
【ポイント11:避難する場合は住民票の異動に注意
について書かせていただきました!


次回で最終回の予定です。(たぶん)

次回は
・ポイント12
 シェルターは不便なところだと予め覚悟する

今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました!

ではまた!!
--------------------------
【YouTubeもよろしくお願いします!】

★最新のテーマで動画配信中!!★

DEKAチャンネルの登録はこちらです↓↓


ゆくゆくは元刑事が運営するシェルター、リアル「メゾン・ド・ポリス」を運営したいと思ってます!