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セブチのペンミを見て思ったこと

今の私は前の私とちょっとだけ、違う気がする。

今まで現場でセブチたちを見ていない私が書くnoteだってもちろん間違えたことは書いていないし、本当の事なんですけど、あまりにも現場で見た光景が素晴らしすぎて。今まで見たどんな美しい景色より胸がいっぱいになったし、行く前の私じゃ気づけないことが沢山ありました。そして、公演後の私はまるで本当に夢の国へ行ったようでした。かの有名なテーマパークより現実味のない、「真の夢の国」です。全て終わって、会場の外を出てすぐは今さっき見たものは現実なのか、夢なのかあやふやで。ふわふわしていて。なので終演後は少し混乱していました。現実とのギャップに。あんな存在があんな世界がこの世にあるということが信じられませんでした。

私自身も、他界隈ではありますがアーティストのコンサートを何回か見に行ったことはあります。それでもはじめて、ああいった空間にいた気がするし、あんな感情になった気がします。はじめて現実世界で「異空間」を見たんです。コンサートの魅力を最大限に引き出してくれていて、何もかもが狙ったように完璧で。用意をしっかりして挑んでくれたんだと分かる。だけどアドリブや余裕といった抜け感や面白さのあるラフな印象も感じられる。あの空間に何時間でもいたいと思えるそんな公演でした。あまりにも特別で、煌めいていて、儚くて、力強い。セブチを推していて、彼らに出会えて、心の底から良かったなって思いました。


あの現場を「夢の国」と表現するのには理由があって。今からその感想をつらつらと書いていきたいと思います。

※今から多分5000字くらい書いてますので注意して読んでください

ステージが暗転して、1番初めの披露曲として「舞い落ちる花びら」が流れ始めたその瞬間から、ステージの中心に花びらが舞い落ちていくのを見たあの瞬間から「あぁ、本当にSEVENTEENっていう存在はいたんだ」って思ったのが初めの感想です。今まで画面の中でしか見たことのなかった存在が、実際に舞台の上で花のように散っていくその様を見せられて息が止まるかと思いました。そして、今回の公演では自分の座席位置も味方して、距離は離れていますがスクリーンを見なくてもメンバーの顔が見える場所で鑑賞させてもらえました。

Aメロのホシくんの輝きに目の周りがぱちぱちしたような感覚に襲われて、ただ呆然と群舞を見て、目に涙が溜まってしまったので必死に堪えながら観ていました。しかし、最後のサビ前、花から流れるように出てくるジュンくんのくっきりした顔を見て、初めて「SEVENTEENがこの世にいること」を認識して、同時にこの人達がこの状況の中、日本までわざわざ足を運んで来て、この空間でパフォーマンスを見せてくれている。そういう時期になってきて、ようやっと彼らに出会うことができた、ということに気付かされて涙を止めることができず、大泣きしながら見ていました。1曲目終わりから「い“〜き”〜て“〜る〜」って言ってました。(怖すぎる)

隣の人に慰めてもらいました。とてもいいお姉さんでした。carat大好きです。

その後の挨拶でリーダー、スンチョルさんから掛けられる「Say the name! Seventeen!!!!!」を聞いて、段々と自分がこの空間にいられることの幸福感と実感が湧いてきたんです。そして、自己紹介の時の私の反応はクリスマスにプレゼントをもらう小学生みたいな反応でした。彼らにはどんなふうに見えているかな、という気持ちと一緒に、ニコニコしている彼らを見るとこちらも楽しくなってきて。そしてどのメンバーのどのコメントもたくさんの日本語を用意してくれて、メンバーが日本に来たら日本のcaratに言いたかった言葉を溢れんばかりの笑顔と声量でたくさん伝えてくれました。

ミニゲームではいつもどんな時も楽しませようとする精神たっぷりで、喜怒哀楽に対して大きく反応してくれるメンバーは見応えがとてもあって。距離が遠いのにまるでそんな遠い距離にいる私に伝えようとするために大きく動いてくれているようなそんな感覚で。だからどのタイミングでもずっと、ずっと楽しかったです。どのメンバーも動きの全てがかわいらしくて自然体で、見ているこちらも気を張らない雰囲気で。ポジション的に動きがないメンバーは事あるごとに気軽に話しかけてくれて、本当に毎年クラスが同じのクラスメイトみたいな気さくさでヒントを聞いてみたり、手を振ったりしてくれるもんなのである意味で画面で見る普段のあの人達と変わらないどこまでも距離が近いファンサの数々でした。

自分の席は会場の端っこの方だったので時々SEVENTEENの皆さんが捌ける時やセンターステージにいる時はふと、全体のペンライトを見ることを心がけていました。その理由はふたつ。ひとつはこのペンライト一面のキラキラとして夢見たいな世界は、私がこれでもかというほど見ることを望んでいた景色だから。もうひとつはSEVENTEENさんが見たかった1番の景色が反応のある公演とペンライトの光だと思っていたから。きっとその私の予想は当たっていると、公演を観て、そう思いました。

私はライブに行く事が大好きで、どんなアーティストの方でもどんな風に準備を整えて曲や演出、パフォーマンスについて練り上げたかということについて思いを馳せると楽しくて。作り上げた1つの作品を周りにいる同じものが好きなファンと共有する世界を観に行く事が何より大好きです。その、ファンと同じ時を共有するという場面において、夜の深くて暗い世界の中で輝くペンライト、もといcarat棒の美しさはきっとどんなDVDを見ても見られない、DVDには代えられない光景だという事を私は知っています。そしてその景色を見たいと思うようになったのも、「この景色が何より好きなんだ」というSEVENTEENさんのお陰かもしれません。

この光を何より見たかったと思っていたメンバーに私は推しのウォヌくんを挙げたいです。ウォヌくんは約1ヶ月前にお母様が旅立たれ、数週間活動に参加していませんでした。しかし、今回のライブのために来日して来てSNSには「まだ傷は癒えていないと思うけれど、(母は)この仕事を愛して応援してくれたから。これからも一生懸命に活動していきたいと思う」という旨の投稿をしてくれて。ウォヌくんの中でどのように整理して練習を続けて、この公演に挑んできたのかは実際のところ計り知れません。ただ、ウォヌくん自身が今やっている仕事を誇りに思っていてお母様が心から応援して背中を押してくれた彼の夢である「ファンに愛される」象徴としての光景というものが一面のペンライトなんじゃないかな、って私は思うんです。だからこそ彼は公演中、特にアンコールでトロッコに乗って会場内を周回している時に、ずっとペンライトを眺めて穏やかな表情でファンの方を、ペンライトの光達を眺めていました。私はそのウォヌくんの表情を見て、このウォヌくんが見たかった景色を、大切な人が愛してくれている光景の一部になれたことがなによりも嬉しくて、胸がいっぱいになりました。

もちろん、ウォヌくん以外のメンバーも満点の花咲く笑顔で私たちを見つめてくれて、手がもげるんじゃないかってくらい全力で振ってくれて。特に印象に残っているメンバーはジュンくんです。ジュンくんの顔を2-3mの距離ですが、肉眼で見た時に「こんなに顔の綺麗な人見たことない」と通り過ぎる間に釘付けになりました。あの感覚は生涯ジュンくんにしか抱かないと思います。初めて生身の人間に対して釘付けになりました。終演後Twitterで調べていると幾つか「今日のジュンくんは神がかってた」というのを見たので、私だけの勘違いでもなさそうですし。もう本当にびっくりしたんです。多分、彼の体調と気分のコンディションがめちゃくちゃ良かったんだと思います。

でも、メンバーは待ってくれないのでどんどん次のメンバーが来るんですが、何よりジョンハンさんの愛くるしくて、きゅるきゅるの瞳と満面の笑みを浮かべた表情も忘れられませんし、ウジくんの白さと人を惹きつけてぎゅってハグしたくなるようなまんまるフェイスにピンク色のベレー帽を被った姿を目前に見て失神しなかった私はそれだけですごいことだと思いますね。(ここまで一息)

ミンさんもアンコールでは私のいる側に近づいてくれて、遠くのcaratにばっちり視線を送ってました。その後、一緒にいたジョンハンさんをとっ捕まえてセンターステージに駆けて戻っていく姿はもう完全にアメリカンスクールのアホみたいに人気者のナイスガイでした。(段々語彙力低下してる気がしますが続行します) ソクミンさんは笑った顔がとにかくぱーん!と弾けたような笑顔で、どれだけタップボールが出来なくても「どうしよ〜💦」って言って困り顔で笑ってたので、見ているこちらもクシャっと笑ってしまうような表情になりました。ハッピーウイスルはどの距離にいても侮れないなと思いました。というか、めちゃくちゃ距離が遠いのにあんなに物理的に笑顔を届けられた感覚が初めてで。このソクミンさんの笑顔は本当にあの空間は夢だったんじゃないかと思う要素になっています。

そして、そんなキラッキラのSEVENTEENさん達を見ながら、ペンライトの景色を眺めて私も呆然としました。あんなに光が敷き詰まった大きな会場に行ったことがなかったのでとんでもなく、脳裏に焼き付いています。

そして、一通り眺めてふっとあの人達の欲しかった景色がここには全部あるんだなって思いました。

反応がもらえて、ペンライトが綺麗に揺れて、自分達のことをよく見て、よく知ってくれる存在がこの世にこんなにたくさんいて。温かい眼差しで会場を暖かく包んでくれる。

そんな場所でパンデミック前はずっと活動してきて、この場所が恋しくならない訳なんかないと思ったし、実際にステージ上で見る景色はきっとめちゃくちゃ綺麗なんだろうなって思いました。そしてこの感覚は現場に行かないと感じられなくて、現場にいるからその一瞬の青春を閉じ込めたみたいな輝きを見ることができるんだなって再認識しましたし、また行きたいと強く、強く思いました。数日間はセブチの公演ロスだったんですが、月曜日に登校した時に一気に切り替わって、あの公演の景色とメンバー達の輝かんとするあの表情を忘れずに自分自身の生活の糧にしようと決めて学校の課題に取り組むことにしました。(学年上がったら更に課題増えてビビった)

どこまでもSEVENTEENが好きでSEVENTEENだけが最高で最後のアイドルだなぁと思いながら明日も日々の生活を過ごして行きたいなと思いました。やっぱりあの空間は夢でした。


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P.S 今考えたらパフォーマンス全部、口から音源だったことに気づいたので、次のnoteはペンミレポ第2弾として最高すぎたセトリの話をしたいと思います。まだ興奮冷めやらぬ思いですので、もう少々お付き合い頂けますと幸いです。

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