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テレビという体験を再発明する「ABEMA」のデータ活用の取り組み|CX Clip 週間ハイライト(2021/9/13)

編集部より

おはようございます、CX Clip編集部の川久保です。

サイバーエージェントさんの提供する、「ABEMA」を利用されていますか?若者中心に視聴者数を大きく伸ばしているというニュースや、よくオンラインメディアでも名前を耳にするなど、サービスとして順調そうだな、顧客に受け入れられているなと思っていたので、その裏にはどのような取り組みがあるのかが気になり、取材をさせていただきました。

巨額の先行投資を行っているというニュースも数年前はよく目にしましたが、投資をして話題のコンテンツなどを用意しただけで簡単にユーザーに時間を割いてもらえるような簡単な分野ではありません。少し形態が違いますが、NetflixやAmazon Prime、DAZNなど世界的なストリーミング配信のプレーヤーが数多く存在し、とても競争が激しいはずです。その他、地上波のテレビ放送、YouTube、SNSなど、生活者の時間を奪い合うプレーヤーが数多く存在する中でも、視聴者数、時間を伸ばしている「ABEMA」。

この伸長の裏には、サイバーエージェントさんに根付くデータ活用の意識と、定量データだけではなく定性データも重視し、ユーザーの感情や気持ちも考えながら開発や改善を繰り返すという日々の取り組みがありました。サービスの開発、改善に関わる方であれば参考になる内容だと思いますので、ぜひご覧ください。

先週の更新記事

「新しい未来のテレビ」として展開し、若者中心に視聴者数を大きく伸ばしている「ABEMA」(旧:AbemaTV)。株式会社テレビ朝日との共同事業「AbemaTV」として2016年にサービスを開始し、2020年4月には「ABEMA」へとサービス名を変更、今年でリリースから5年を迎えます。これまでテレビ局が届けてきた体験を、インターネット企業として培った知見をもとに、より現代に適した形に「再発明」しようとしてきました。開局から約5年で1週間のユニークユーザー数1,200万人を超え、アプリの累計ダウンロード数6,800万を突破し、成長を続けています。急成長を成し遂げた背景には、「実験」を重視する仕組みと、オーナーシップを持ってデータに関わることを是とする組織文化がありました。


本セッションでは、従業員の「私がやりたい」という個人的な思いを起点に事業を作っている企業として、アウトドアブランド「スノーピーク」を運営する株式会社スノーピーク専務取締役の村瀬亮氏、「Soup Stock Tokyo」をはじめ数々の業態を展開する株式会社スマイルズの取締役でCCOの野崎亙氏が登壇。モデレーターは、経営戦略や制度と組織の関係を専門に研究している慶應義塾大学総合政策学部准教授の琴坂 将広氏です。このセッションでは、なぜ両社が数多くの顧客を魅了する体験を生み出し続けられるのか、従業員の内発的動機との向き合い方や、価値から考える事業づくりについて語られました。

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