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惰性で買っているのかもしれない

お久しぶりです、こんにちは
CxC Leaterのひろもりです。
最近は携帯のアプリなどで済まされる方も多いと思われるスケジュール管理ですが、紙の手帳は持っておられますか。
わたしは紙の手帳を高校生のころから買い続け、今ではプライベート用と仕事用を持っています。
もちろんスマートフォンのアプリでも管理しています。
毎年買い続けているスケジュール帳ですが、紙は「かさ張る」「重い」などの理由で、持ち歩くことはめっきり減っていきました。
なのに、毎年紙のスケジュール帳を買い続けているのはなぜなのか…もしかして惰性?

毎年秋ごろから盛り上がる、来年の手帳コーナーも毎年充実しているような気がします。
物を購入する際の決済もキャッシュレスでスマートになっていく中で、どうしてスケジュール管理に手帳を購入してしまうのでしょうか…


初めての手帳

わたしが手帳を初めて購入したのは、高校生になったときでした。
今までスケジュール帳は使ったことがありませんでしたが「高校生になったしちょっとスケジュール帳で自己管理でもしてみよう」と思い買ったような記憶があります。
一応携帯電話(パカパカのやつ)も持っていましたが、学校では禁止だったためスケジュール管理に手帳は欠かせなくなりました。
メモ用紙だと、無くしたり忘れたりしてしまうことがありましたが、スケジュール帳は記入しておけば手帳を開くと一目で確認することができるためとても便利!
また、日記を書いたり行った施設の半券などを挟んだり…
思い出がたまっていくのが嬉しくて、スケジュール管理以外にも手帳の楽しさを見つけることができました。


使いたい手帳はどのようなもの

スケジュール帳と一言でいっても、様々な種類が販売されています。
一年間使い続けるものなので、できれば自分にとって使い良いものを選びたい。
わたしは高校生になってから手帳デビューしたので、12年ほど手帳を購入し使い続けていますが、2種類の手帳しか使ったことがありません。一度気に入ると、同じものばかり使い続けたくなる性質なのです。
メーカーは忘れてしまったのですが、初めてスケジュール帳を購入した高校生から5年ほどは同じものをつかい続けていました。
2013年からは、ほぼ日手帳を使い続けています。

手帳が出揃い始めるとお店でいろいろ見てみますが、結局毎年同じものを購入してしまいます。
わたしが手帳を購入する際に確認していることは

・1ヶ月が一目で確認できる
・日曜日から始まっている
・1日の記入スペースがしっかり確保されている

以上の3ポイントは絶対譲れないポイントです。
高校生の時に初めて使用した手帳が、この3ポイントに当てはまっていてそれ以降譲れないポイントになりました。
仕事の手帳はほぼ日のカズンを利用していて、月曜日始まりなのが最初は気に入りませんでしたが仕事の1週間と考えると、月曜日始まりのほうが最近はしっくりと馴染んできました。
「絶対譲れない!」点ではありましたが、慣れればそうでもないようです。


どうしてほぼ日手帳を選んだのか

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ほぼ日手帳を使い始めたのは20代になってからでした。
それまでは存在すら知らなかったほぼ日手帳だったのですが、たまたま手に取った本に糸井重里さんのキャッチコピーが紹介されていてそれをきっかけに、ほぼ日手帳にたどり着き購入するに至りました。
ほぼ日手帳のサイトを見てみればこだわりがたくさんで楽しそう!さらに、月のスケジュールも確認することができ、さらに1日1ページの手帳なので記入の自由度が高いこと、公式の手帳カバーの機能性や種類の多さが気に入りました。毎日のページにちょっとしたお話があるのも楽しい。
1日1ページもあるとページ数は膨大ですが、トモエリバーという軽くて丈夫な紙にペタンと180度開いて書きやすいところもいい感じです。
何でも書けるし、描ける手帳。
自分自身の鏡のような存在です。


プライベートから手帳が遠ざかる

昔は手帳を色々なところに持って行って、その時感じたことを文字で書いてみたり、絵を描いたり…
外に出かけなくても、一日あったことを思い返してとめどなく書いたり…とにかく手帳を手で「書く」ことが多かったです。なのに、どうして手で「書かなく」なったのか。
わたしが考えるに、スマートフォンの登場があると思います。
友達との約束や思ったこと、感じたことをアプリに「打つ」、「記録写真を「撮る」…しかもスマートフォンは見た目もスリムでポケットに入るほどのサイズです。
圧倒的に便利になっていきましたし、文明の利器に夢中になってしまいました。さらに、わたしの仕事は基本的に1日8時間パソコンに向かい続けることが多く、仕事でもプライベートでも「文字を書く」ではなく「文字を打つ」にシフトしていきました。
これは私だけではなく、同じような人が多いんじゃないのかな…と思っています。

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仕事で使用しているほぼ日手帳カズン

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スタッフYさんが愛用する自分計画のスケジュール帳


それでも手帳を買い続ける

購入はするものの、白紙のページが多いプライベートのスケジュール帳。
昨年は、仕事の手帳だけにしてプライベートで購入することをやめようか悩みました。
それでも買い続けたのは、過去の自分が続けてきたことなのにやめないほうがいいんじゃないか?頑張りたい!と思ったからです。「がんばるぐらいなら、やめちゃえばいいのに!」と、思う方もおられるとおもいますが、過去の日記や挟んであるチケットを見ていると忘れていたことがいろいろ思い出されて、単純に面白い。
記録はスマホにも残せますが、ミミズのような文字でひと言「ねた」とか、怒りのあまり汚い字とか、丸っこい「いいことあった!」など文字に感情がのっているのも、自分のことなのにほほえましく感じます。
日記を頑張ろうと思うとしんどいですが、こんな一言でも何年後かに見てみれば面白いのだから、やっぱり続けたいと思ったのです。

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その日遊びに行ったチケットを挟むだけでも思い出に

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浄瑠璃寺に行った日はお会いした仏像の絵を描いていました。


惰性でもいい!自分の記録をのこそう

子供のときは、両親が写真を残したり成長の記録をつけてくれることが多いと思いますが、大人になった今自分の成長を記し残すのは「自分」しかありません!「今日、嫌いだったもの食べてみた」「ちょっと痩せていた」などの小さな成長や、「今日も食べすぎでした」「一日中寝ていた」などの、記録は他人にとってはどうでもいいこと…もしかすると自分にとってもどうでもいいことかもしれませんが、何年後かに読むと味わい深く感じることがあるかもしれません。「成長していない!」って笑うのも一興です。
時には目が当てられないぐらい恥ずかしい日記や、身を燃やしてしまいたいほどの記録も掘り返されますが…思い出…成長!
今はやりのインターネット上のブログやツイッターなどのSNSに書くのもいいですが、自分しか見ない手帳にひっそりと自分の本音を自分だけに打ち上げる時間があるのって素敵じゃないでしょうか。

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寝る前に書くことが多いのでいつも眠そうな文字…


CxC Leterでは、自分と向き合う手帳カバーもご用意しています。
ぜひ遊びに来てください。


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ひろもりのお仕事用手帳カバーです。イタリアンレザーのブッテーロという革を使用しています。背筋が伸びる手帳です…


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