「映画上映会」や「大久保まつり出店」と盛りだくさん!10月のコミュニティ・カフェ@大久保
こんにちは!CWS Japanの五十嵐望美です🍀
10月も間もなく終わりに近づき、今年もあと2ヶ月を残すのみとなりました…!季節の変わり目ですか、皆さまいかがお過ごしでしょうか?🍁
普段は月2回のみオープンしてさまざまなイベントを行なっているコミュニティ・カフェ@大久保ですが、10月はカフェを4回もオープンして盛りだくさんでした…!今回はそのレポートをお届けいたします📩
オレンジえがおとの協働企画『今昔物語』上映会
10月2日(水)には、新宿区で認知症の理解促進のための活動を行なっている「新宿チームオレンジえがお」との協働により、『今昔物語』の上映会を開催しました!👹📺
当日は認知症当事者である大久保新さんが演出を手掛けた紙芝居形式の素敵なイラストとナレーションとともに、『今昔物語』の上映を楽しみました📺(会場では紙芝居で使われた、さまざまなかわいらしいイラストのボード展示も…!🖼️)また、会場には多くの認知症サポーター※や地域関係者の方たちが集まり、とても温かい雰囲気の素敵な交流イベントとなりました🧡🙌
映画『牛久』上映会&トークイベント🎬🎥
10月6日(日)には、日本福音ルーテル東京教会との共催により、2022年に劇場でも上映されていたドキュメンタリー映像作品の『牛久』の自主上映会と、上映後には本作品の製作関係者を囲んだトークイベントを開催しました🎬🎥
作品自体がかなりセンシティブな内容を扱うため事前申し込み制とさせていただいた本イベントですが、当日は飛び込み参加の方も含めて、会場が人でいっぱいになるほど本当に多くの方にご来場いただきました。
現在はこのような上映会の機会でしか観ることができない中、鑑賞した皆さんの感想・コメントから、この作品で記録された証言や映像によって明るみになった入管施設に収容された非正規滞在者、難民申請者の方々が置かれてきた実態について、その衝撃の大きさが伝わってきました。
また、上映後に開催されたトークイベントでは本作品を撮影・監督されたトーマス・アッシュ監督のほか、牛久入管での面会活動を行う支援者の方、そして本作品にも登場していたPさんも登壇し、製作に至った背景や今の入管・難民申請者が置かれている状況、そしてPさんがこの作品の出演を承諾した想いなどについてお話しいただきました。
「一人でも多くの日本社会に生きる人々にこの事実を知ってもらい、支援の輪に加わって欲しい」という想いで今回企画した上映会イベントでしたが、イベント終了後にも多くの参加者が残って登壇者やスタッフに話しかけていた様子や、事後アンケートで寄せてくださった感想からも、その目的が達成されたように感じました👏
毎年恒例の大久保まつりに、ワールド・バザールとして今年も出店!
10月14日(月・祝)には、昨年に引き続き、毎年恒例の大久保まつりに、コミュニティ・カフェ@大久保もワールド・バザールとして参加しました!🌍🎪🎈
今年はお天気に恵まれ、秋晴れのお出かけ日和の中、新大久保・大久保エリアがたくさんの人で賑わう一日となりました☀️
そして、わたしたちが主催したワールド・バザールでは、スリランカ、エジプト、イラン、チュニジア、ミャンマー、ネパールの6カ国から出店があり、それぞれの文化を堪能できる品物がブースに並べられました🇱🇰🇪🇬🇮🇷🇹🇳🇲🇲🇳🇵
当日は、オープンの時間まで一部の出店者たちの準備が間に合わず、その後も裏のキッチンで黙々と料理を続ける出店者たちの姿に、ハラハラする場面も…笑😅(初めの時間に来られた方にはお目当てのフードが購入できず、申し訳ありませんでした…🙏)
しかし、多くの人で賑わう会場に来られたお客さんに向けて、ハキハキと笑顔で声掛けしながら会話を楽しんでいたり、ブースに来てくださった方も普段見られない品々に関心を持って出店者との交流を楽しんでいたり、大盛況に終わることができました!!🥳🎉
また来年以降もこのような形で、地域の方との関わりを持ちながら、より多くの方にカフェの活動や多文化共生の取り組みについて知っていただき、地域に根ざした活動を続けていけたらと思います✨
初のWeekendカフェ!難民等生活者のライフステージと日本語学習ケーススタディ
10月19日(土)には、週末カフェとして、和田貴子さんを囲み「難民等生活者のライフステージと日本語学習ケーススタディ」を開催しました!
今回はグループワーク形式で、普段コミュニティ・カフェが日本語学習支援をしている難民申請者のケースを用いて、参加者の皆さんと情報を整理して意見を出し合いながら、学習者のニーズについてディスカッションしました。
そこでは、ネガティブ・ケイパビリティ(Negative capability)「答えを急がない。答えの出ない事態に耐えうる力」という考え方を学び、先が見えない・結論が出ない曖昧な状況の中で不安を抱えながら生活している難民申請者の方にも、日本語を身につけることで少しでも「前進している」「昨日よりも今日、今日よりも明日」と前向きになれるよう、伴走支援を行っていることを改めて感じる機会になりました😌
11月のカフェ企画のお知らせ
11月は以下のカフェ企画を予定しています!
今年も残りわずかとなりますが、お時間ある時はぜひカフェにお立ち寄りください☕️
(文:プロジェクト・オフィサー 五十嵐望美)
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