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インターンシップに参加して

はじめまして。インターンの三国萌恵です🙂

年が明けてしばらく経ちましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。わたしは、期末に向けてテストやレポート✏の準備などに励んでいます。

昨年、10月よりインターンとして活動してまいりました。その活動の記録をご紹介させていただきます。


活動内容

インターンの最初は、職員の方に研修をしていただきました。CWS Japanのこれまでの取り組みや事業に加え、人道支援とは何か、そしてキャリアについてなど色々なお話を聞かせていただき、CWS Japanへの理解を深めると同時に、自分の将来についても考える良いきっかけになりました。

インターンの活動としては、主に学生に向けたインタビューを行ってきました。わたしは、CWS Japanが実施している大久保地区の多文化共生防災事業に向けて、地域の学生とのコネクションを深めたいと考えており、そのためにまずは学生が何に関心を持っているのか、またどのようなコミュニケーションツールを使っているのかをインタビュー形式で調査しました。インタビューは、留学生を含む大学生6名に実施し、興味のある社会課題や国際協力・NGOへの理解度、多文化共生に対する意見、SNSの使い方などを聞きました🎤

その他には、CWS米国本部職員の方との会議に参加させていただき、CWS米国本部の取り組みやアメリカと日本の課題の違いなどを学びました。

学んだこと

研修を通してわたしが最も学んだことは、支援者としての心構えです。印象に残っている言葉に「支援者と被支援者の間にはどうしてもパワーバランスが生まれる」があります。いくら支援者側が、被支援者側に寄り添い、対等に接しようと思っていても、パワーバランスは必ず存在することを理解して、責任のある行動をしなければならないのだと学びました。また、防災事業への興味・理解が深まりました。特に、災害大国である日本だからこそ培ってきた防災ノウハウがあり、それを他国での防災に役立てることができるというのは新たな視点でした。

学生へのインタビュー調査結果の報告時の様子

学生へのインタビューを通しては、いくつもの発見がありました。まず、予想していた通り、NGOや防災に対する興味は一般的に低いということが分かりました。国際協力に関しては興味のある学生もいるものの、国家主導で行っているイメージが強く、NGOが行っているイメージはあまりないようでした。このことから、まずはNGOの存在を認知してもらうことから始める必要があると感じました。また、学生の社会課題への興味は幅広く、それらを取り扱う大学での授業も多い一方で、座学ではないリアルな学びの場や学生が実際に行動し体験する機会が欲しいという声があがりました。特に、今の時代、就職活動時によく聞かれる「学生時代に頑張ったこと、学生時代に最も力を入れたこと (ガクチカ)」のために1・2年生のころから授業外での活動を考えている学生も多く、学生の主体的な活動の場へのニーズは高いと感じました。また、多文化共生に向けては、交流会や言語交換のような「日本人」×「外国人」ではなく、「人」同士としての交流が必要ではないかという意見が複数ありました。アイスブレイクのような一度きりの交流ではなく、日本人も外国人も国籍を問わず一緒に何かをするという体験をすることでより継続的な関係が築けるのではないかと感じました。最後に、コミュニケーションツールについては、InstagramやTwitterなど各種SNS📱の使い方の違いなどを確認しました。

今後の目標 

今後は、CWS Japanと学生の継続的なコネクションを作るため、多文化共生防災事業促進に向けて、学生との協働プロジェクトを考えたいと思っています。CWS Japanから学生に何かを教えるというのではなく、学生が主体となって多文化共生に向き合うような機会を作りたいです。プロジェクトは、日本人学生だけでなく外国人学生も参加できるようにし、国籍関係なく一人の人として関係を築けるような場にしたいと思います。まずは、そのはじめの一歩として、プロジェクトを一緒に進めてくれる学生を探すところからスタートしようと思います。

これからもインターンとして自分に何ができるのか考え、皆様に良いご報告ができるよう精進してまいります✊

読んでいただきありがとうございました。

(文:インターン 三国萌恵)


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