【業界分析の第一歩】ウェディング業界の理解を深めるための3つのポイント
みなさんこんにちは!
WeddingEggsです。
今回は、『もっとウェディング業界について知りたいけど、何から始めたらいいんだろう』というウェディング業界が気になる学生さん必見の内容をお届けします!
その1:ウェディング業界にはどんな職種があるの?業界図解
ウェディング業界には、様々な職業、職種が関わっており
結婚式当日のお仕事がイメージしやすいですが、その前後やお客様から見えない部分にも沢山の人が関わって当日が作られています。
では、いったいどれくらいの仕事が1つの結婚式を作り上げる上で関わっていると思いますか?
思いつくだけ数えてみてください。
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いかがでしたか?どれくらい思いつきましたか
実際に、結婚式には何十種類以上の仕事が関わっており、
これからの時代の変化やお客様のニーズによってもその数は変化していくと考えられています。
では、早速具体的に結婚式に関わる仕事について深くみていきましょう!
みなさんがワクワクするような、自分の強みが発揮できるお仕事に出会えたら嬉しいです。
ウェディング業界の職種は、簡単に大きく以下の3つに分類することができます。
①情報収集…
新郎新婦が理想の結婚式を挙げるための情報収集をお手伝いする仕事などがこの部類に入ります。
例えば、式場紹介の雑誌やサイトやカウンター、ウェディングメディアの運営など。表には出ていないけど、縁の下の力持ちのようなお仕事です。
こういったお仕事がなければ、新郎新婦は自分たちの理想の式がどこで挙げられるのかも知ることができません。また結婚式に関する情報などもこういったお仕事があるから広がっていくのです。
②打ち合わせ…
続いては打ち合わせに関する仕事、といってもいくつか種類があります。
まずは、情報収集をして『ここが気になる!』という式場などを見つけた新郎新婦は式場見学に行きます。見学に行き、ここでなら自分たちの理想や希望する結婚式が叶いそうだと思ったら契約し式場を決めます。この見学〜契約のプロセスに関わるのが新規接客という打ち合わせの過程です。この見学で魅力が伝えることができなければそもそも結婚式をお手伝いすることができないので大変大事な役割となります。会社によっては、この新規接客専門のプランナーがいる会場も多いですし、新規接客〜当日までを同じプランナーが行う場合もあり、これは会場や会社によって異なります。(一般的にこのような違いを一貫制、分業制という言葉で表現されます)
そして会場が決定したお客様に対して、式当日に向けた打ち合わせが始まります。そこでは、結婚式を作り上げる上でさまざまな職種の方が関わりながら打ち合わせも進んでいきます。プランナーだけが打ち合わせするのではなく、花に関してはフラワーアーティスト、衣装に関してはドレスコーディネータ、撮影に関してはカメラマン、音楽に関しては音響、などそれぞれのプロフェッショナルがお二人と念入りな打ち合わせを行います。
③本番
そして数ヶ月にわたる打ち合わせを重ねたお二人はいよいよ結婚式本番を迎えます!この本番を成功させるためにも、本当に多くのプロフェッショナルが関わっています。一つの結婚式を作り上げるのに大体10~20名ほどは関わって作られると言われています。
例えば、プランナー、司会者、ヘアメイク、カメラマン、フラワーアーティスト、料理人、サービススタッフ、アテンド(介添)、音響、、、
もっと細かくいうと、ペーパアイテムや引き出物の業者さん、会場を掃除する方やゲストの送迎が必要な場合は運転手さん、などなどお二人からは見えないけどお二人のために動いている方が沢山います。
結婚式はプランナー一人で作り上げることはできません。
よく、結婚式のチームはオーケストラに例えられることがありますが、
プランナーは指揮者、各プロフェッショナルは楽器。それぞれの楽器がのびのびと美しい音色を奏でられる環境を作ることができるか、どうしたらより良い演奏になるかを考え導いていく、巻き込んでいくかがプランナーの一番の役割だと思います。決して二人のやりたいことを叶えるだけの手配屋さんではありません。
なので、プランナーを志望する方は、こういった各プロフェッショナルをいかに巻き込みながらお二人にとっての理想の結婚式を叶えることができるかを考えながら志望理由を再度深ぼってみることをおすすめします。
また各プロフェッショナルを志望する方は自分の強みがどのように美しい音色を奏でることができるかを考えて今から磨いてみることをおすすめします。
その2:どんな人が向いてるの?自分と業界の相性チェック
では、ウェディング業界にはどんな人が向いているのでしょうか?
ウェディング業界で働くには「結婚式が好き!人の幸せを作りたい!」という気持ちだけでは、少し弱い気もします。結婚式はお客様にとっては一生に一度の大事な節目です。そのため想いだけでなく、具体的なスキルや人柄なども向き不向きに関わってきます。この回では、具体的にどういった人がウェディング業界に向いているのかをお伝えします!
皆さんはいくつ当てはまっていますか?
◉人柄編
・明るい
・責任感がある
・素直
・誠実
・相手の気持ちを考えられる
・ポジティブ思考
・身だしなみが綺麗
・清潔感がある
・言葉遣いが綺麗
◉スキル編
・コミュニケーション力が高い
(具体的には、会話が続く、質問の意図に正しく答えられる、話していて楽しい、表情が豊か、など)
・巻き込み力がある
(具体的には、自分一人で解決せず人の力を借りることができるか、困ったら積極的に相談できるか、相手や自分のいいところを見つけて伸ばすことができるか)
・課題発見&解決力
(具体的には、目の前のことや、目の前の相手が抱える悩みや課題に向き合いどうしたら解決できるかを考え実行することができるか)
・リーダーシップ力
(具体的には、結婚式という一人では絶対に作ることができない仕事の中で自分の強みや役割を責任感を持って最後までやり遂げることができるか)
もちろん他にも沢山あるかと思いますが、皆さんはどれくらい当てはまりましたか?
ブライダル業界といっても、いろんな職種もあるのでそれによって必要なスキルや人柄も変わってくると思います。今ある自分の強みをどうしたら発揮していけるかを考えることも大事です。
まずは、自己分析、そして業界、業種の分析をすることから始めましょう!
その3:業界理解のための方法
では、業界理解を深めるためには具体的にどんなことができるのかをお伝えします!実際に先輩たちが行った方法をいくつかご紹介します。参考になれば幸いです。
①結婚式に関する本や記事を読む
一番簡単に始められる方法としては、本やネットからリアルな情報を得ることです。おすすめは本です。ネット記事は気軽に発信できるものもあるため物によっては不確かだったり、偏った意見などもあるので、正確な情報や信頼性でいくと本がおすすめです。
WeddingEggs運営メンバーおすすめはこちらの『夫婦の理念』という本です!
結婚式の価値、プランナーとしての役割、結婚式の歴史、プランニングの話など、学生でもわかりやすい内容で結婚式の概念的な話から実践的な話まで具体的かつ幅広く書かれています。非常に読みやすいので本が苦手な方にもおすすめです!
②実際に業界に関わる人に話を聞く
就活生の方はインターンや就活イベントなどで業界人と話せるような機会に参加してみて、いろんな質問をしてみるのをおすすめします。
まだ就活はこれからという方も、Matcher(マッチャー)という様々な業界の社会人や内定者と話せるアプリでウェディング業界の方を見つけてアプローチしてみるのもおすすめです。
このようなチャンスは積極的に自分から掴みにいきましょう!
③アルバイトや現場インターンをする
ウェディング業界に関わらず、実際に働いてみないとわからないこともあるはずです。特にウェディング業界は一見キラキラした部分だけが見えがちですが、裏のことや式当日以外のことは意外と知ることができません。今後働くとなった際に、GAPを感じて辞めてしまう・・というのが自分にとっても企業にとっても悲しことです。そういったGAPをできるだけ無くした上で納得と覚悟を持って社会人をスタートできるように現場をみておくこと、裏側を知っておくことを強くおすすめします。
④業界について理解を深められるコミュニティに参加する
実際に業界人と話す機会や現場に入る機会がない方も、同じ業界を目指して頑張っている仲間を作り情報交換をしあうというのも非常に大事なことです。WeddingEggsを運営するChange Weddingは業界唯一のウェディング業界を目指す学生コミュニティとして活動しています。仲間と共に情報交換したり切磋琢磨したいという方は是非お待ちしています。
https://www.instagram.com/change__wedding/?igshid=MzRlODBiNWFlZA%3D%3D
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました。
いかがでしたか?
ウェディング業界に関する理解が読む前より深まっていたら嬉しいです。
こちらの記事の内容はほんの一部に過ぎないので、引き続きご自身で業界分析をしてみてくださいね^^
それではまた!
WeddingEggs