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47才のキャンパスライフ 〜慶應一年生ミュージシャンの日々〜 43「春学期で学習したことまとめ、前編」

 ふぉー! おかげさまで、学期末テストも全て終わり、提出すべきレポートも全て提出し、評価はまだですが晴れて春学期を無事終えました!

 30年ぶりの期末テスト(前は高校のだけど)と初めてのレポート提出は、なかなかに楽しかったです。4月1日の入学式から7月31日のテスト終了までの4ヶ月、思い出深い初めての春学期になりました。

 というわけでこのnoteから2回に分けて、改めてこの4ヶ月で学習したことをまとめてみたいと思います!

・英語その1

 現代的なトピックを扱った教材は実践的で面白かったし、語彙も増やしてもらって、プレゼンテーションもあり(僕は初期仏教の形成や特徴を紹介しました)試験は難しかったけど、おかげさまで英語力はびしっと伸びたと思います。

・英語その2

 こちらの英語は聖書やダーウィンの進化論などの古典から、様々な時代の文章を読み(AIによって書かれた短編小説が、つげ義春さんの「ねじ式」みたいな歪んだ趣きがあって特に面白かった)ディスカッションをして、プレゼンテーションもしました(僕はユヴァル・ノア・ハラリの「来るべき無産階級の勃興について」をやらせてもらいました)。毎週提出のレポートで評価されるので試験はなく、その意味では助かりました(笑)。

・ドイツ語その1

 イッヒ・ビン・ヤパーナー! という事で、ドイツ語の基礎を学びました。秋学期からは現在完了時制などもう一歩進んだ文法が学べるので楽しみです。ゲーエン、ギング、ゲガンゲン!! 以前このnoteにもその模様を書いた中間テストに続き、期末テストもベストを尽くせて良かったです。やっぱり最後まで粘った、と思う、あれ忘れちゃった!

・ドイツ語その2

 ネイティブの先生に主にスピーキングを教えて頂きました。最後の口頭試験は緊張感あったー! 授業街でF1の話を先生に振ってみた時、さすがドイツ、日本におけるプロ野球くらいの感じで「はいはいF1ね」みたいな感じで「モナコは抜きにくいよね」くらいの知識もお持ちだったので、すげえなあと思いました。最近はF1人気はドイツで下降気味みたいだけど、まあなんというか、文化です。

・人類学

 人類学なんだけど、話は原子分子くらいのだいぶ根源的なところから始まって、遺伝子の仕組みの話なども興味深く、骨や歯の発達についての学習も、僕が長年抱えていた「あんな固いものがどうやって伸びるんやろ」という疑問を氷解させてくれ、興味深い講義でした。試験も「おー、そこまで訊いてきはりますか!」という所もあったけど、受けた中では一番ストレスフリーだったかもしれない。

・笑いについて

 笑いの理論について色々と学ばせて頂きました。この授業のプレゼンテーションは学生一人一人がそれぞれ「自分の考える独自性の高い笑い」を紹介するというものだったので、私のプレゼンは父の落語の一部を取り上げさせてもらいました。(先生に落研の人だと思われてしまった笑)これまでとは違う角度から父の落語に向き合えて、意義のある経験でした。

・心理学

 感覚知覚心理学、認知心理学、言語心理学などの基礎。基礎といっても、実生活に活かせそうな知見も多く、知らなかった実験結果も沢山あり、興味深かったです。4月の時より心理学が好きになっている自分がいる…。試験も楽しかったけど、ちょっと書けなかった箇所が。だいたい迷った末に最後で「えい!」と書き直したところって間違いますね。書き直さなければ良いのになぜやってしまうんだ…。

・太極拳

 まさか私が体育を履修するとは入学する前は思っていませんでしたね。太極拳のクラスでは身体改善に取り組むストレッチや、五歩拳なども教えてもらえて、毎週の疲れが吹き飛ぶ感じでした。体もずいぶん柔らかくなったし、今でもストレッチや太極拳を家で続けています。気を感じたぜ!

 いやあ、なかなか多岐にわたる学びを得られた4ヶ月でした。次回は残りの7教科で学習したことを書きます。日本中暑いですが、皆さん体調に気をつけて!

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