朝の10分読書
私が認定された手帳の障害名は
双極性感情障害(+注意欠落多動障害)です。
中間地点で障害者になった私の夢は
・障害者訓練校に入学・卒業する事
・障害者雇用で再就職する事
・納税という形で社会に恩をお返しする事
これがワクワクに繋がっています。
訓練校に通う為に意識して始めた
いくつかの朝のルーティンがあって
その中の1つがタイトルの朝の10分読書です。
ADHDは先天性の障害です。
父の遺品にあった私の小学生の頃の通知表を
みると、当て嵌るキーワードがびっしり。
もう少し遅く生まれていたら間違いなく
私はちびまる子ちゃんではなく
発達障害と認定されていたんだと思います。
そんな私が大好きだったカリキュラムが
「朝の10分読書」でした。
調べると正に導入された1980年初頭が
私の小学生時代と重なります。有り難い。
ややASDの傾向もある私は
この静まり返った10分間を愛してました。
そして、心が静かな水面のように
落ち着くのを感じていたのです。
感じるというかそのビジョンが見えていました。
それがとても心地よかった。
まだADHDがメジャーでなく、治療もなかった
あの頃の私にとって、この読書の時間が救いでした。
頭の中のザワザワしたバックグラウンドプログラム達が強制的に終了され、静かになるのです。
これがまさに私が3日目に感じた
ADHDの治療薬と同じ効果でした。
それを思い出し、
朝のルーティンに取り込んだのですが
やはり1日の段取りがよくなります。
・10分しか読めない事で高まる集中力
・10分経過したらどんなに中途半端で
読みたくても止めないといけない
ルールによって制御される衝動性
・明日のお楽しみという報酬
また、交感神経と副交感神経が整う
ADHDの私にはうってつけの
プログラムだったんだと思います。
それは40歳を超えた
今の私にも同じ効果をもたらしました。
読む本は何でも良いですが、
「朝の10分読書用の本」はこれと決め
この時間しか読まないようにしています。
他の時間には別の読みたい本を読み齧っています。
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