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変で真面目な会社MNTSQ(モンテスキュー)は、他と何が違うのか!?

4月にMNTSQに入社し、マーケティングを担当している藤井と申します。私は、ベンチャー企業を含め、これまで数社のBtoB企業でマーケティングに携わってきました。その中で、組織としては安定している一方、部門間の連携やスピード感などの問題から、思うように施策が実行できないといったシーンに多く遭遇しました。そのため、より俯瞰的な視点で、自由にマーケティングを追求していきたいと考え、ベンチャー企業への転職を考えました。

MNTSQはそんな流れで色々な会社を調べている中で出会った会社の一つでした。これらの会社から、私がMNTSQへの入社を決めたのは、ひとえに「変な会社MNTSQ」への興味が抑えられなかったからでした。

MNTSQが普通の会社と違う点

では、MNTSQのどこが「変」だと思ったのか、何に興味を魅かれたのかというと、、

1.社員が本気でビジョンを共通語にしている
2.理想の民主主義を実現しようとしているとしか思えない理想主義っぷり
3.一般的な組織論を無視しているかのようなフラット組織

1.社員が本気でビジョンを共通語にしている

ちょうど前職でビジョン策定のプロジェクトに招集され、策定と社内への浸透施策を行う立場だったのですが、その際は、どうも策定自体が目的の活動といった感じになってしまい、実効性に疑問がありました。一方で、MNTSQでは、面接時に今後組織がどうなっていくと思うかといった質問をしたところ、面接官だった2人の社員がビジョンを前提とした個々人の考えを語ってくれました。質問の回答はもちろん、ビジョンが当たり前に社員の考えの根底にあると感じられ、どうしたらそんな風にビジョンが浸透するのか、と興味を持ちました。

2.理想の民主主義を実現しようとしているとしか思えない理想主義っぷり

全社員が社内のほぼすべての情報にアクセスできる。部門を超えても意見する「責務」がある。とにかく、思ったことは発言し、間違ったことを言っても周りはそれを責めない、むしろ発言した勇気をほめる……言うのは簡単ながら、実際に行われている会社は少ないと思われるこれらのことを、本当に真面目に真剣に実践しています。今後、社員数が増えてきたときに、この思想の実現方法は変わっていくように思いますが、最終的にどんな形になるのか想像がつきません。


3.一般的な組織論を無視するかのようなフラット組織

「フラットな組織」であることは、ビジョンを実現するために必要な環境として、MNTSQで非常に重視されています。これにより階級自体がほぼ存在しないこともありますが、全社員に発言権があることで、上下関係はあまり意識せずにコミュニケーションが行える風通しのよさがあります。これが組織体系だけでなく、心理的にもフラットでいられる重要な点だと感じています。一方で、組織が急拡大する中、これまで以上に多くの意見を取りまとめてスムーズに結論を出す仕組みが必要になってくるはずで、ここに自分を含むMNTSQ社員がどういう回答を出すのかに、今も非常に強い興味を持っています。

入社前の期待と不安

期待:成長過程をもう一度体感したい

不安:キラキラキャリアの社員と働けるのか

自身のキャリアも折り返し地点を過ぎ、会社の枠から外れたときに自分に何ができるのか? と自問し、長らく危機感を感じていました。しかし、だからといって起業や独立を考えるのも難しい。そんな中、MNTSQへの入社は、もう一度、新しい環境でイチからマーケティングの仕組みを構築するというやりがいのある仕事に取り組み、自分の能力を伸ばすチャンスだと感じ、非常にわくわくしました。一方で、社員の経歴を見ると、東大卒やら一流コンサルティング企業出身者やら大手企業出身者やら、いわゆるキラキラキャリアな人々が多く、正直怯みました。

実際に入社してみると、頭がよくて変な人(いい意味で)が多いですが、気おくれせずにお話できるオープン(たまにシャイ)な人ばかりで、当初の心配は杞憂に終わりました。その理由は、とある会議でのCOOの発言「MNTSQには邪悪な人がいない(少なくともいまのところは)」に尽きると思います。採用時にスキルや経験だけでなく、人物像も重視されている結果だと思うので、これからもそういった採用が続くことを願います。

実際に働いてみて

入社してみて、しみじみ実感しているのは、以下の2点です。

1.「普通」かどうかはどうでもいい

問題を解決しようとするときに、結論が本質的・合理的に最適解であることを最も重視しています。その結果出る結論には、「普通(一般的、常識的)であるかは、どうでもいい」という共通認識があると思います。力点が最適解の追及に置かれることで、よい意味で個々人への忖度や年齢に過剰に気を遣う余裕がなくなり、部分最適を忌避するために他部門の話をニュートラルに聞く文化が強化されているように思います。社員みんなが「MNTSQは特殊」と思っていて、それに誇りを持っている点は、MNTSQの大きな強みだと思います。

2.できない理由はなくせばいい=できない理由を逃げにできない(自由と責任の文化)

すべてのリソース(人&情報)にアクセスしてよいので、できない理由の解消を妨害する人はいません。自分がやるか、やらないか、です。声を上げれば本来テリトリー外と思われるような幅広い業務に関わるチャンスがあるということである一方、目的達成に向けて自律的に行動するための馬力が求められているように思います。

特に「自由と責任の文化」に示される「責任」については、その重さに入社前からプレッシャーを感じていましたし、今でもプレッシャーを感じています。でも、入社して非常に驚いたのが、どのメンバーも自分が直接担当でない仕事でも「自分にできるならやります!」と頻繁に声を上げてくれること。しかも、義務というよりは、「そういうもの」という感じなのが驚きです。目的のために自律駆動し続けなければならないのは大変ですが、その活動をみんなが助けてくれると思えます。厳しさを減らすのではなく、支えてもらってみんなで目的を達成できたら、どんなに素晴らしい体験となるか!!
 


今回は、MNTSQの文化的な側面についてのご紹介になりました。もちろん、人間なので色々あるとは思いますが、私の思うMNTSQの「変」なところを言語化してみたら、なんだか凄くよい会社のように思えてきました(嘘は書いていないつもりなのですが……)。これは私の勝手な認識ですが、MNTSQ社員は、多かれ少なかれ、この文化に魅力を感じて入社してきているように思います。もちろん、リーガルテック、AI、LLMといった最新テクノロジーに関われるというのも大きな魅力です。また、あたり前のように部門を超えた連携の下でアウトプットを追求できる環境であるというのも、大きな価値だと思います。ただ、そういった会社が他にもある中でMNTSQを選ぶというのは、それなりの意思を持った人物の集まりのように思います。変化の荒波の中でこの変な会社が、今後どうなっていくのか、楽しみです。


興味が湧いたら、お話しましょう

応募されるかどうかは置いておいて、これからのキャリアを考える際にこんな会社もあるということを知っておく価値はあると思います。MNTSQでは、オープンオフィスやカジュアル面談など、社員とのさまざまな交流機会を用意しています。MNTSQが実際にどれくらい変か、ちょっと興味が湧いてきた、という方は気軽にお声がけください。ぜひお話しましょう。


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