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noteを続けてよかったこと

ふと、このお題で書きたくなったので。
ちなみにnoteをはじめたのは、昨年の6月14日。
あと1ヶ月で1年になる。きれいに中途半端。
1年を迎えました〜!とか晴れ晴れしい投稿ではないが、今振り返っておきたいのでそうします。

自尊心を育む場となる

わたしは、自尊心が低い。
その理由とともに、どう自尊心を育む機会となっているかを振り返っていこう。

あるものに対する実感、感謝に気づく

普段からないものばかりに目がいき、あるものに対する実感や感謝が乏しい。
noteを書くことによって、「~ない」と表現している自分がいることを知り、あるものは何なのかを意識する機会になる。
話しているときは、無自覚にないものばかりを並べ立てている。指摘されてようやくはっとすることが多い。
あるものに目を向けることで、自分自身を受け入れる機会も増えている。
いや、もう1ステップあった。

客観視することで、自分との対話が生まれる

あるものを知ったとき、わたしは吟味することなく、それに対していいか悪いかの判断をする。
例えば、「怠惰なわたし」というのもわたしの中にあるものだ。
これに対して「そんなわたしダメでしょ!」と自分の中から追い出すべきもののように扱う傾向がある。
そんな自分がいることをさらに知り、そうしたくなるほど「怠惰なわたし」に対してどんな気持ちが湧いてくるのか?と自分との対話が生まれる。
そうするとようやく、怠惰なわたしがいることもその影響を受けて不満を抱えているわたしがいることも認める人が出てくる。

自分との信頼を築く

「継続力がないわたし」に対する信頼を築く機会になっている。
ほぼ毎日に近いスパンで、1年近く投稿を続けてきた。それまでにやってきていないことを習慣化するのは、そこそこ大変なこと。
FacebookやInstagramの投稿すらままならないわたしが、noteを毎日更新するなんて、当時はなかなかのチャレンジだった。
noteを更新することが習慣化していくうちに、継続力があるわたしへの信頼が増していく。
ハードルを下げて実行したことがポイントだったと思う。まずは「毎日投稿すること」を目標にして続けた。誰のためでもなく自分のために。
なんでもいいから書き記した。
今思えば、どんな一文でも、「その日その時のわたしだから表現できること」そこに価値があるのだから、書き記すだけでも十分。そう思う。
「しょぼ。」と言えるのなら、それは自分が少しでも成長した証拠。
一方で、変わらず持ち続けている信念や希望もあるだろう。
話は逸れたが、ハードルを下げるというのは、一歩目を小さくするということ。
内容がどうであれ、継続力があるわたしがいるということを知って、自分にも信じて頼れる部分があるのだという実感が自尊心を育む一助となった。

スモールステップが主体性を育てる

主体性の低さは自尊心の低さに比例していると思う。
受動的に生きてきたわたしは、「わたしがどうしたいのか?」という自分の軸というものが何重にも巻かれた「他人にどう思われるか?」という思考に埋もれていた。

「毎日投稿」という小さな一歩の積み重ねで、noteを投稿することが習慣化し、次第に内容も変化していった。
変わらない自分にうんざりしながらも、書き続けることが変わりたい自分の力になっている。
内容が実体験に基づくものとなりはじめ、今では自分の学びを実践としてアウトプットしていることの記録となりはじめた。
人間、どうであれ変化はしているのだということを実感する機会になる。

少しずつだが、自分を尊ぶ心は、noteを投稿することによって育ちはじめている。

課題に取り組む土俵になる

わたしには、〈実行力〉〈観察力〉〈表現力〉を養うという課題がある。
『できる限り相手の欲求に応えること、相手の希望を叶えること』がわたしの仕事。
「できる限り」の部分には、精神性(目に見えないもの)も含まれる。「できる限り」はわたしのスキル・能力と比例する。
スキルや能力が高くなり、伸びれば伸びるほど、叶えられることが増えていく。
乏しければ乏しいだけ、葛藤が多く、不満足感が残る。

パンの製造・販売を通して〈実行力〉を養う

毎日投稿で継続力がある自分を見出したように、小さな一歩を積み重ねる計画がポイントとなる。
このnoteも投稿の内容をマガジンごとに振り分けていこう!となんとなくカタチになりはじたのは今日この頃のこと。
カタチにこだわるよりもとにかく小さな目標をひとつひとつ実行する。

福祉の現場で〈観察力〉を養う

看護師という資格を活かし、福祉の現場で働くことを通して、コミュニケーション能力を育てる。
相手のニーズに応えながら、心身ともにケアやサポートをするには、〈観察力〉が欠かせない現場。
欲求を明らかにするときに役に立つのが、コミュニケーション能力。相手の「思考」「状況」「気持ち」を代弁し、自分の「思考」「状況」「気持ち」を伝える。これがまぁ、見事に習慣化しない。
昨年の暮れあたりから老人ホームなどの施設で働くようになり、観察する余裕が生まれた。観察をしていると、自然と疑問が生まれたり、推測が生まれる。相手のことをより知るために、話しかけることが増えた。
「落ち着かないなぁ。」「退屈だなぁ。」と感じる度に、観察することを意識する。
現場での体験をnoteに記録していく。
現場での実践記録は、何よりもの宝になっていくのだなぁということを実感している。
10年前、子育てをしていたときに、他の人の子どもとの関わりの記録が参考になっていたし、励みにもなっていたことを思い出した。

書物占いを通して〈表現力〉を養う

書物を使って、その人に必要なメッセージを受け取る占いをやっている。
書物占いを受けた人が、希望を叶えるために次の一歩を踏み出せるようサポートする。
希望(欲求)を叶えるために大切なことを伝えるのだが、書物から受け取ったメッセージを相手に伝えるための表現力を養う必要がある。
noteでは、観た映画やドラマで感じたことや考えたことを表現したり、人に伝えるときにわかりやすい表現(セリフ)を記していく。


仲間のことを知る機会になる

同じ講座を受講する仲間の中で、noteを投稿しているひとたちがいる。
毎日投稿することで少なからず影響を与えていると思っている。実際にわたしは影響を受けている。相手のことを知りたいと思うし、仲間のnoteを読むことを楽しみにしているから。
互いのことを知るだけではなく、成長を実感する機会にもなっている。


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