アサノネ図書館

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マガジン

  • ブランク8年、ナースの日記

    医療の現場で働くことなんて、もう一生ないと思ってた。ブランク8年の看護師が綴る日々の記録。

  • わたしを生きる日々のこと

    “わたしがわたしを生きるって?” と模索する日々。わたしでいることが居心地よくなるために、働き方生き方をリサイズし続ける暮らしをしています。

  • ジブンで占う書物占い

    「今日の晩ごはん、なににしよう?」「明日着る服、なににしよう?」 今日作るもの、明日着るもの、日常を切り取ってわたしを占う。 本を使ってどんなふうに読み取っていくのか、読み解き方をお伝えしています。

  • 映画観たらシェアしよ

    映画を通してわたしが感じたこと、考えたこと、話したくなったこと。

  • アサノネ図書館

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    人と希望をつなぐ仕事のこと。「アサノネ図書館」「ワークショップ」「イベント」について綴っています。

最近の記事

自分に隠しているジブンの気持ち

1週間前、ひとのことアカデミーの講座を受けたときのこと。 講師から、 「ジブンが自分に隠している気持ちは何?」 との問い。 隠しているくらいだから、すぐには出てこない。 気づくことを恐れているわたしと、そんなことにエネルギー使うの無駄じゃん!とジブンと向き合いたいわたし。 書物占いを手立てにして、ジブンと向き合うことにした。 「これまでのことを振り返り、陥っているパターンを見出して!」とのメッセージ。 自分に隠しているジブンの気持ちを知ったときにわたしは毎度パニックに

    • わたしが暮らすまちのことをつらつらと

      今日は、「まちづくりのあんなこんな」と題して繰り広げられているほしねがチャンネルのトークライブの収録に居合わせた。 (ほしねが : 雑貨屋星に願いをみんなに愛を) わたしが暮らすリノベのまち門前には、「自分らしく生きる」を人生かけてやってみる人たちが集まっている。 自分たちで空き家をリノベーションした建物のひとつに、シェアワークスペースがある。 わたしは、そのスペースの一角にあるキッチンで毎週末パンを焼いている。 リノベーションするのは、建物だけではない。 より「自分らし

      • 休養するってこういうこと

        アトピーの症状が悪化しているわたしに、是が非とも勧めたい温泉があるという友人夫妻。 前々から話は聞いていたが、絶対わたし一人では行かない(動かない)だろうと誘いを受けて、昨夜うわさの温泉へ行ってきた。 これがよかった。 薬湯というくらいだから、アトピーのわたしにはさぞ痛かろう、ヒリヒリ、ビリビリ、ピリピリするのだろう、と身構えていた。 これがなんと全く痛みは伴わず、薬草の匂いもわたしには懐かしく心地よく、気持ちがよかった。 そして皮膚自体は、からっと枯れたようになり、最

        • 幸福だと感じることに、比較も条件もいらない

          今日はひとのことアカデミーの探求クラスに参加。 テーマは〈今ある環境の中にある幸福について〉。 わたしは欲求がはっきりしている人に対して羨ましさを感じる。 周囲の反応ばかりを気にして、わたしのこれがいいではなく、誰かのこれがいいの範疇に入ることばかりを優先しているうちに、自分の欲求がぼやけ、次第に底のほうに。 だが、今日はこの講座を通して、自分の欲求を知るというより、実感する瞬間があった。 昼間、自宅で映画を観ていたときのこと。 胸のあたりがやけに痛い。ヒリヒリする痛

        自分に隠しているジブンの気持ち

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        記事

          わたしがわたしのこと無視してる

          自分で自分のことを無視してる。 なんてこと、知らなかった。 「自分で自分のことを無視している」という状態がこういうことか、というのを知った日。 自分の内側で湧いている気持ちがあって、表情ではそれを表現しているのに、わたし自身がその気持ちを表現することに協力しない。 例えば、旅行のプランを立てようとアイデアを出す時に、誰かが出したアイデアに対して、「うわっ、それしたくないわ。」という思考が湧く。 気持ちは、過去やってみてしんどかった経験があるから、こりごりしている。 そん

          わたしがわたしのこと無視してる

          あ。わたしがわたしの欲求を忘れてたのね。

          精神科の閉鎖病棟には、公衆電話が設置されており、患者さんはテレフォンカードを使って家族などに電話をすることができる。 夕方、電話の前には、あからさまにがっかりした様子のWさんの姿があった。「肩を落とす」という言葉がぴったりだった。 声をかけると、息子の文句を言い出すWさん。家に帰りたいけど、それが叶わず腹を立てている。 「ここに何年もいるわたしの気持ちをわかってない!」と。 「それは、悲しいね。まぁ、Wさんが育てた子どもやけどね。」 と言うと、 「そうたい。わたしが育て

          あ。わたしがわたしの欲求を忘れてたのね。

          あっという間の1日

          病棟で働くようになって3週間目に入り、大体の流れがつかめてきた。なんとなく感も戻ってきたような、そんな感覚。 だが、まだまだ知らないことだらけ。 患者さんのオムツ交換がしたいと思ってもどこに保管されているのかを知らず、準備するまでに時間を要す。 もどかしさを感じながらも、自分で動ける機会が増えていくことの嬉しさも同時に感じている。 今日は、あっという間の1日だった。

          あっという間の1日

          「わたし、あんたが羨ましい」と告白してみた

          昨夜、ひとのことアカデミーの《応用・発展クラス》での学びの記録。 テーマは、「自信がある・ないとはどういうことなのか」 わたしは、「自分の欲求がはっきりしていて、たのしむことに貪欲な人」に羨ましさを感じる。 それも子どものように夢中になっている姿を見ると、なおのこと。 身近にKちゃんという50過ぎの男性がいるのだけど、彼はまさにわたしが羨ましいと感じる人。 今日会ったので、 「わたし、そうやってたのしんでるKちゃんが羨ましい。」 と告白すると、 「うん。たのしいもん。」

          「わたし、あんたが羨ましい」と告白してみた

          自分に取り入れたい相手の一部

          病院で働きはじめてから2週間目。 医療現場のいろいろをいろいろと思い出し始めている。 今週は、女性フロア担当の仕事についた。まだ仕事内容を覚える段階。 「やらんと覚えんけんねぇ。」と言って、部分的に任せる人もいれば、「自分がメインでやるから。」とほとんどやっていることを見るだけで終わることもあった。 女性の顔と名前は一致するようになり、前日やった仕事でもあったので、「点呼行きます。」と点呼をしに行ったのだが、その日の担当スタッフはわたしに任せることが不安だったようだ。 勤

          自分に取り入れたい相手の一部

          「ワンピースが返ってこない」と書かれた箱の中身

          昨日、病棟での仕事中。 「洗濯に出したワンピースが返ってこない。」というMさん。 (心の声)ここ数日、朝の申し送りのときにそのような訴えがあると言っていたなぁ。このことか。 申し送りでは、「Mさんが何故そのような発言を繰り返しているのか?」ということについては何の情報もないまま、Mさんが言っていることだけが申し送られていた。 Mさん、本当は何が言いたいんだろ。 どんなワンピースだったのか訊ねると、紺の無地のワンピースだと言う。 「どんなときに着ていたの?」 と訊くと

          「ワンピースが返ってこない」と書かれた箱の中身

          自分のことを知らないと、共感ってできないのね

          今日は、学びをともにする仲間家族が岐阜から遊びに来た日。 同じまちで暮らす住人(仲間)が集まり、食卓を囲んだ。子どもたちを含み総勢15名で、盛り上がった夜。 互いのことを語り合う時間はあっという間。 どんな想いでどんなことをしているのか、その話を聴き、どんな気持ちが湧いてくるのか。 人それぞれに違っていて、それを語り合うのもまた愉しい。 わたしは、自分が伝えたいことを丁寧に伝えることが不得手だ。今日もそんな自分がいることを知り、湧いてきた気持ちは、「悲しい。」だった。 あ

          自分のことを知らないと、共感ってできないのね

          ただ今、妄想中

          廊下を歩いている途中、立ち止まっているKさん。 疲れて動けないのかと思い、声をかけると、 「きつねがね、ゴニョゴニョ…。」 と、どうやらきつねが見えているらしい。 「そっか。きつねおるから通れんのやね。」 と言うと、頷きながらそのまま立ち止まり続けていた。 その後、食堂へ戻ったかと思うとまた廊下で立ち止まっている。 「またきつね出た?」 と聞くと、 「たぬきがね、ゴニョゴニョ…。」 と話し出す。 次はたぬきが出たらしい。 「今日はにぎやかな日だねぇ。」 と声をかける

          ただ今、妄想中

          心と身体がそう言うから、「助けて〜」と声にしてみたら、強力な協力を得た

          想像以上に疲れた身体をどうにか楽にしたくて、メンテナンスをCulgoa works さんに依頼したのは昨夜のこと。 丁寧な施術に身を委ねる時間は、至福のとき。 「ありがたや〜。」と胸で唱えながら、痛みや心地良さを感じていた。 最後にストレッチのレクチャーを受け、今のわたしに必要なセルフケアの仕方を教えてもらう。 血液が全身を隈無く流れ出し、だるさとともに冷えきっていた身体がじんわり温もりはじめた今日。 だるさを感じているのに、身体が動く感覚はなんだか不思議だった。 五

          心と身体がそう言うから、「助けて〜」と声にしてみたら、強力な協力を得た

          疲れたっ!

          新しい仕事につき、想像以上に身体が疲れている。改めて、日々のメンテナンスの大切さを実感した昨日今日。 今日のわたしが知ったこと。 わたしは、「場」に同調することがよくある。場に合わせるというよりも、場の空気に飲まれている状態。 その場のエネルギーが低いと、自分のエネルギーも自ずと低くなる。その場に飲まれず循環し続けるってどういうことだろう? 頭を悩ませていると、 「わたし、今日も来たよ〜。って浄化するんよ。」 と教えてくれた人がいた。 これを聴いて、 『あなたがこの世で

          わたしをわたしが守る

          今日、とあるスーパーへ寄ったときのこと。 会計をしようとしたら、カードが使えないお店だと知る。現金を持ち合わせておらず、取り消してもらうことになった。 レジの人は、「必ずレジを通す前に確認してください。」と2回言う。 わたしの確認不足によって手間をかけたことを謝ると、「不正をしたと思われるので。」と。 テレビか何かで見たことがある。親子で手を組み、レジを通したものを取り消して支払いをせずに商品を持ち帰ることを繰り返し行う詐欺。 きっとそういうことなのだとはわかった。 それ

          わたしをわたしが守る

          今のわたしにとっての喜びとは

          昨夜は、ひとのことアカデミーの「わたし」が「わたし」を学ぶ〈応用・発展〉クラス〉を受講。 気づきの記録。 『何に腹が立つか?』 との問いに対して、昨日の職場で起こったことを思い出す。 リーダーがある患者さんの導尿をしてくれる人を探しているときに、数分間誰も反応することがなかったことを帰り道に思い返しながらむしゃくしゃしていた。 わたし自身も当事者の1人。当てにされていないと思い込み、反応しない選択をしていた。 この話をシェア。 講師の関わりによって、「役に立とうとしない自

          今のわたしにとっての喜びとは