アサノネ図書館

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マガジン

  • ブランク8年、ナースの日記

    医療の現場で働くことなんて、もう一生ないと思ってた。ブランク8年の看護師が綴る日々の記録。

  • ジブンで占う書物占い

    「今日の晩ごはん、なににしよう?」「明日着る服、なににしよう?」 今日作るもの、明日着るもの、日常を切り取ってわたしを占う。 本を使ってどんなふうに読み取っていくのか、読み解き方をお伝えしています。

  • わたしを生きる日々のこと

    “わたしがわたしを生きるって?” と模索する日々。わたしでいることが居心地よくなるために、働き方生き方をリサイズし続ける暮らしをしています。

  • 映画観たらシェアしよ

    映画を通してわたしが感じたこと、考えたこと、話したくなったこと。

  • アサノネ図書館

    • 0本

    人と希望をつなぐ仕事のこと。「アサノネ図書館」「ワークショップ」「イベント」について綴っています。

最近の記事

エネルギーが枯渇する理由

「あぁ、エネルギー枯渇してるわー。カツカツやし、バサバサやし、パッサパサ。」 そんなときは、わたしがわたしと繋がっていないときだ。わたしとわたしが繋がると、エネルギーが循環しだす。 スマホの充電器は、電気の供給によって満たされる。充電器を離せばどんどんと充電は減っていく。 人間も似てるなぁ、と思う。 自分以外の人やものから得たエネルギーは、時間が経つとどんどんと減っていく。自ら湧き上がるエネルギーのみ、循環させ続けることができる。 自らエネルギーが湧き上がるときって?

    • 喜びとともに「自由」を体感した日

      あ〜、たのしい一日だった。 今日のテーマは、『喜ばれる人になる』。 これは、毎朝やっている書物占いで出たもの。 「ハードルが高いなぁ。」というわたしがいて、 「じゃあ、まずはわたしがわたしに喜ばれるってテーマで過ごしてみよう!」というわたしがいた。 いつものわたしは、「それってどういうこと?」と、わかってからやろうとする。 知らないし、わからないからやってみるのに、これじゃあ本末転倒。いつまで経っても始まらない。結果、自分が不満足。 だけど、今日のわたしはそんなこと考える

      • 癒しの扉 ~鍵はわたしの手の中に~

        わたしにとっての癒し 『癒し』とは、体験するもの。 『癒し』とは、声なき声に耳を傾けること。 『癒し』とは、わたしの心に従う道標となるもの。 わたしに隠しているわたしの気持ち にっちもさっちもいかないとき。 それはもうもどかしく、苦しくて。 癒されたいわたしが「ドンドンドンッ」と内側から扉を叩いて、「気づいてよ!こっち向いてよ!」と叫んでいる。 だけど、外側のわたしはその声を聴くのが怖い。 何が出てくるのかわからないから。 怖いけど、もうそんなこと言ってられない。

        • 第2回書物占いワークショップ開催しました

          本と仲良くなる 1か月、毎日同じ本を開いていると、だんだんと馴染んでくる。 参加者のYさんは、好きだけどなかなか理解に及ばなかった本を言葉の美しさに惹かれて読んでいたけれど、自分の人生に活かせなくて残念に思っていたそう。 そんな本が、書物占いを通して日常で活かすものに変わったのだと話してくれました。 「意味を知ろうとして読むのではなく、感じながら読むことで、わたしの人生の彩りを思い出す本になった。」と語る彼女は生き生きしていて、その本を手に取る姿からも馴染んでいる様子が伝わ

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        • ブランク8年、ナースの日記
          12本
        • ジブンで占う書物占い
          6本
        • わたしを生きる日々のこと
          327本
        • 映画観たらシェアしよ
          4本
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        記事

          第1回書物占いワークショップを開催しました

          第1回書物占いワークショップを開催しました。 ジブンの欲求がはっきりしている人が羨ましい。 羨ましさが伝えているのは、わたしだってジブンの欲求に応えたい。生き生きと楽しんで生きたい! そんな欲求がわたしの中にあるよ。ねぇ、聴いてよ、応えてよ、という潜在意識からのメッセージ。 周囲の人が求めていること、期待しているだろうことに応えているうちに、それが自分の欲求と刷り代わり、本来の欲求がわからなくなってしまった。 わたしに限らず、そんな人たくさんいるんじゃないかな。 書

          第1回書物占いワークショップを開催しました

          自分に隠しているジブンの気持ち

          1週間前、ひとのことアカデミーの講座を受けたときのこと。 講師から、 「ジブンが自分に隠している気持ちは何?」 との問い。 隠しているくらいだから、すぐには出てこない。 気づくことを恐れているわたしと、そんなことにエネルギー使うの無駄じゃん!とジブンと向き合いたいわたし。 書物占いを手立てにして、ジブンと向き合うことにした。 「これまでのことを振り返り、陥っているパターンを見出して!」とのメッセージ。 自分に隠しているジブンの気持ちを知ったときにわたしは毎度パニックに

          自分に隠しているジブンの気持ち

          わたしが暮らすまちのことをつらつらと

          今日は、「まちづくりのあんなこんな」と題して繰り広げられているほしねがチャンネルのトークライブの収録に居合わせた。 (ほしねが : 雑貨屋星に願いをみんなに愛を) わたしが暮らすリノベのまち門前には、「自分らしく生きる」を人生かけてやってみる人たちが集まっている。 自分たちで空き家をリノベーションした建物のひとつに、シェアワークスペースがある。 わたしは、そのスペースの一角にあるキッチンで毎週末パンを焼いている。 リノベーションするのは、建物だけではない。 より「自分らし

          わたしが暮らすまちのことをつらつらと

          休養するってこういうこと

          アトピーの症状が悪化しているわたしに、是が非とも勧めたい温泉があるという友人夫妻。 前々から話は聞いていたが、絶対わたし一人では行かない(動かない)だろうと誘いを受けて、昨夜うわさの温泉へ行ってきた。 これがよかった。 薬湯というくらいだから、アトピーのわたしにはさぞ痛かろう、ヒリヒリ、ビリビリ、ピリピリするのだろう、と身構えていた。 これがなんと全く痛みは伴わず、薬草の匂いもわたしには懐かしく心地よく、気持ちがよかった。 そして皮膚自体は、からっと枯れたようになり、最

          休養するってこういうこと

          幸福だと感じることに、比較も条件もいらない

          今日はひとのことアカデミーの探求クラスに参加。 テーマは〈今ある環境の中にある幸福について〉。 わたしは欲求がはっきりしている人に対して羨ましさを感じる。 周囲の反応ばかりを気にして、わたしのこれがいいではなく、誰かのこれがいいの範疇に入ることばかりを優先しているうちに、自分の欲求がぼやけ、次第に底のほうに。 だが、今日はこの講座を通して、自分の欲求を知るというより、実感する瞬間があった。 昼間、自宅で映画を観ていたときのこと。 胸のあたりがやけに痛い。ヒリヒリする痛

          幸福だと感じることに、比較も条件もいらない

          わたしがわたしのこと無視してる

          自分で自分のことを無視してる。 なんてこと、知らなかった。 「自分で自分のことを無視している」という状態がこういうことか、というのを知った日。 自分の内側で湧いている気持ちがあって、表情ではそれを表現しているのに、わたし自身がその気持ちを表現することに協力しない。 例えば、旅行のプランを立てようとアイデアを出す時に、誰かが出したアイデアに対して、「うわっ、それしたくないわ。」という思考が湧く。 気持ちは、過去やってみてしんどかった経験があるから、こりごりしている。 そん

          わたしがわたしのこと無視してる

          あ。わたしがわたしの欲求を忘れてたのね。

          精神科の閉鎖病棟には、公衆電話が設置されており、患者さんはテレフォンカードを使って家族などに電話をすることができる。 夕方、電話の前には、あからさまにがっかりした様子のWさんの姿があった。「肩を落とす」という言葉がぴったりだった。 声をかけると、息子の文句を言い出すWさん。家に帰りたいけど、それが叶わず腹を立てている。 「ここに何年もいるわたしの気持ちをわかってない!」と。 「それは、悲しいね。まぁ、Wさんが育てた子どもやけどね。」 と言うと、 「そうたい。わたしが育て

          あ。わたしがわたしの欲求を忘れてたのね。

          あっという間の1日

          病棟で働くようになって3週間目に入り、大体の流れがつかめてきた。なんとなく感も戻ってきたような、そんな感覚。 だが、まだまだ知らないことだらけ。 患者さんのオムツ交換がしたいと思ってもどこに保管されているのかを知らず、準備するまでに時間を要す。 もどかしさを感じながらも、自分で動ける機会が増えていくことの嬉しさも同時に感じている。 今日は、あっという間の1日だった。

          あっという間の1日

          「わたし、あんたが羨ましい」と告白してみた

          昨夜、ひとのことアカデミーの《応用・発展クラス》での学びの記録。 テーマは、「自信がある・ないとはどういうことなのか」 わたしは、「自分の欲求がはっきりしていて、たのしむことに貪欲な人」に羨ましさを感じる。 それも子どものように夢中になっている姿を見ると、なおのこと。 身近にKちゃんという50過ぎの男性がいるのだけど、彼はまさにわたしが羨ましいと感じる人。 今日会ったので、 「わたし、そうやってたのしんでるKちゃんが羨ましい。」 と告白すると、 「うん。たのしいもん。」

          「わたし、あんたが羨ましい」と告白してみた

          自分に取り入れたい相手の一部

          病院で働きはじめてから2週間目。 医療現場のいろいろをいろいろと思い出し始めている。 今週は、女性フロア担当の仕事についた。まだ仕事内容を覚える段階。 「やらんと覚えんけんねぇ。」と言って、部分的に任せる人もいれば、「自分がメインでやるから。」とほとんどやっていることを見るだけで終わることもあった。 女性の顔と名前は一致するようになり、前日やった仕事でもあったので、「点呼行きます。」と点呼をしに行ったのだが、その日の担当スタッフはわたしに任せることが不安だったようだ。 勤

          自分に取り入れたい相手の一部

          「ワンピースが返ってこない」と書かれた箱の中身

          昨日、病棟での仕事中。 「洗濯に出したワンピースが返ってこない。」というMさん。 (心の声)ここ数日、朝の申し送りのときにそのような訴えがあると言っていたなぁ。このことか。 申し送りでは、「Mさんが何故そのような発言を繰り返しているのか?」ということについては何の情報もないまま、Mさんが言っていることだけが申し送られていた。 Mさん、本当は何が言いたいんだろ。 どんなワンピースだったのか訊ねると、紺の無地のワンピースだと言う。 「どんなときに着ていたの?」 と訊くと

          「ワンピースが返ってこない」と書かれた箱の中身

          自分のことを知らないと、共感ってできないのね

          今日は、学びをともにする仲間家族が岐阜から遊びに来た日。 同じまちで暮らす住人(仲間)が集まり、食卓を囲んだ。子どもたちを含み総勢15名で、盛り上がった夜。 互いのことを語り合う時間はあっという間。 どんな想いでどんなことをしているのか、その話を聴き、どんな気持ちが湧いてくるのか。 人それぞれに違っていて、それを語り合うのもまた愉しい。 わたしは、自分が伝えたいことを丁寧に伝えることが不得手だ。今日もそんな自分がいることを知り、湧いてきた気持ちは、「悲しい。」だった。 あ

          自分のことを知らないと、共感ってできないのね