みりんこ

「結婚生活観察日記」 結婚生活を続けていくと夫への気持ちは変わるのか、関係性はどんな風…

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「結婚生活観察日記」 結婚生活を続けていくと夫への気持ちは変わるのか、関係性はどんな風に変化していくのかを記していきたい。 30代前半。ものづくりをしています。年の差夫婦。

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noteを始めてみる。テーマは「結婚生活観察」

今まで読む専門だったnoteを書いてみようと思う。 なぜ今なのかというと私はあと一ヶ月も経たないうちに結婚する。 つまり生活環境ががらちと変わるわけだが、全く新たな生活である「結婚生活」を最初から記録できるチャンスではないかと思い立った。 オンタイムで日記のように記録できることで結婚してからの気持ちの変化が客観的にわかるのではないか・・。 自ら実験台として観察日記的に書いてみようかと思う。 以下は上記と重複するが、このnoteの目的 1 単純に自分のための日記 2 結婚

    • 読書の目的が違っても(企画参加)

      こちらの企画に参加させて頂きます! 珈琲次郎さん企画ありがとうございます(^-^) 私は読書が大好きだ。 積読がもしなければ不安だし、 暇な日があれば一日中本を読んでいたい。 何を読むのかというと・・・ なんでも読む。 小説、エッセイ、教養書、洋書も。 レシピ本を読むのも楽しい。 私にとって読書は“間接的に”自身の血になり肉になっていくものだ。 読んだSF小説が直接仕事の役に立つ事はないし、 ジャングルや南極に行った人のエッセイが実生活で役に立つことも少ないだろう

      • 馴れ初め編 最終回

        こちら↓の続き 離さなければいけなくなるまで、私たちはずっと手を繋いでいた。 NYの夜からお互い恋愛感情があるのはあきらかだったが、 これからこの人とお付き合いするのだなと確信する決定打だった。 彼はその日の夜に東京を発ち関西に帰らなければいけない。 刻一刻と日が落ちていき、丸の内で夕飯を食べることになった。 そこでも色んな話をしたが、別れが近づいていて切ない雰囲気が漂う。 ディナーも終わり、新幹線の終電に近づいているため東京駅に向かう。 そこでこんなことがあっ

        • 馴れ初め編➄

          こちら↓の続き 早朝。 携帯電話が鳴った。 電話に出ると彼の 「・・起きてる?」と言う声が聞こえる。 約束通りモーニングコールをしてくれたのだ。 「気を付けて帰ってね。またメールするし」 そんな会話を終えると私は荷物を詰め、1週間滞在したホテルを後にした。 ・ ・ ・ ・ 帰国。 確か彼は私の出発の翌日か翌々日に現地を発ったはずだ。 それまでメールはなかった。 そして彼が帰国した日、もしくは次の日くらいにメールが届く。 私がきちんと帰る事ができたのかを気

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        • 馴れ初め編
          6本

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          馴れ初め編➃

          こちら↓の続き 夫の答えは 少し迷って・・ 「そうしようか」 私の滞在先のホテルに向かいながら、適当なコンビニに入ってビールを選んだ。 日本円で数百円だったのだが、この時二人の持っている小銭ぴったりで支払えてコインが見事ゼロになった。 これはコインが細かく、謎の記念硬貨の多いアメリカではなかなか珍しいことだと思う。 そんなわけで私たちは缶ビールを持って私の部屋へ上がった。 部屋のドアを開ける。 「結構広いね」 などと言いながら部屋へ入り、夫は躊躇なくベッドに腰

          馴れ初め編➃

          馴れ初め編③

          こちらの続き↓ 出た・・! 私の番号は知らないし、出ないかもなと思いながらかけたので少し驚く。 「あの・・○○です。行きに席が隣だった・・」 「あぁ!・・・なにかあった?」 「いえ、そういうわけじゃないんですけど食事でもどうかなって思って・・」 こう言うと夫は笑った。 「良いですよ、明日の夜どうです?」 「はい!大丈夫です」 「ホテルに7時頃向かいに行きますよ、どこでしたっけ?」 という具合にとんとん拍子に予定は決まった。 そして次の日の夜・・ 待ち合わせ

          馴れ初め編③

          馴れ初め編②

          ↓こちらの続き 前回の最後に予言のような予感のような不思議な感覚があったと書いたのだが、 説明しておかなければいけないのは決して夫が私の好みのタイプではなかったということ。 例えばこういった場合相手が好みのタイプ、はたまた一目惚れでもしていたのならこういった予感は「願望」のような形で頭に浮かんだということもあるだろう。 しかし19歳の私にとって、ぱっと見て10歳以上の年の離れた人とどうこうなるという概念すらなかったし、正直夫のルックスは私の好みとは真逆と言っても良かっ

          馴れ初め編②

          馴れ初め編①

          19歳の冬、夫になる人と出会った。 ブロードウェイミュージカルが大好きな私はふと一人でNYに行ってみたいと思い立った。 10代ももうすぐ終わるのだ。 二十歳になる前に海外一人旅に行ってみたいと思った。 さっそく親に許可をとりガイドブックで色々と調べて計画を練り、旅行代理店へ赴く。 旅行代理店の担当の女性の方はとても親切で、ミュージカルのチケットや希望のホテルの予約をしてもらい、何度目かの来店で最後に飛行機の予約をとってもらった。 ちょうど良さそうな時間の便があったので

          馴れ初め編①

          大切な紙切れ(企画参加)

          今回も珈琲次郎さんのこちらの企画に参加させて頂きます。↓ この度も素敵なテーマをありがとうござます! テーマであるパートナーとの想い出の「品」はこちら、 ・・・この紙切れである。 正確に言うとアメリカ合衆国出入国記録の用紙。 (日本人の)CAさんの言っていることが世間知らずな私はよくわからず、 「必要ですか?」と聞かれ「はい。」と不要にも関わらずもらってしまった用紙だ。 話は2011年に遡る。 成田発NY行きの飛行機の中で私たちは出会った。 たまたま座席が隣同士だっ

          大切な紙切れ(企画参加)

          13年間のデート録~手帳データ化計画~

          引越にあたり、荷物整理をしたい。 13年分の手帳があるのだがこれは夫との歴史なのでなかなか捨てられなかった。 ならにNOTE書き写してしまえばいいじゃない!という事で誰の特にもならない記録を本当にダラダラとここに書きためていく。 2011年(出会いの年)1月28日 成田空港発NY行きの飛行機の中で出会う。 2月3日 NYでディナー(ステーキ) 2月4日 私だけ帰国 2月20日 東京で会う (三井ガーデンホテル10時にロビー待ち合わせ) 3月4日 私、働き始める 3月11日 

          13年間のデート録~手帳データ化計画~

          夫婦でスタイリッシュ散歩を夢見る(企画参加)

          珈琲次郎さんの企画に参加させていただきます(^-^)↓ さてテーマが「パートナーとの運動」ということだが、 今現在私たちは結婚生活が始まる前で、かつずっと遠距離カップルである。 そのため日常的に二人で何か運動しているというわけではない。 だが新たに始まる結婚生活において私がとても楽しみにしていることがある。 それは休日の朝のカフェモーニングと散歩だ。 元々私にはモーニングを食べに行く習慣も散歩の習慣もない。 一方夫はコロナ渦でどうやら新たな楽しみを見つけたらしい。

          夫婦でスタイリッシュ散歩を夢見る(企画参加)

          さぁ、何を握ってあげようか

          数ヵ月後に結婚生活がはじまるというある日夫が言った。 「会社での昼飯におにぎり毎日作って」 なぜ愛妻弁当ならぬ愛妻おにぎりを所望するのかというと、空の弁当箱が出なくて楽だからだそうだ。 二つ返事で 「いいよ」 と答えた。 そんなわけであと2か月後くらいから結婚生活が始まるのだが、それはおにぎりを握る日々の始まりでもある。 料理は嫌いじゃないし、 母曰くわたしの作るおにぎりは美味しいらしい。 しかし平日毎日だと具のバリエーションに困りそうだ。 ちょっとここでアイ

          さぁ、何を握ってあげようか

          初めてのつぶやき‥💭 夫に昔動物園で買ってもらった私の好きな動物、カバさんぬいぐるみ🦛

          初めてのつぶやき‥💭 夫に昔動物園で買ってもらった私の好きな動物、カバさんぬいぐるみ🦛

          紛失大魔王夫の結婚指輪チキンレース開始

          夫の性格を端的に言うなら、優しくおおらか。 ・・・曇りなくそう言ってあげたいのだが、他に大きな特徴がある。 とんでもなくおおざっぱで物の管理ができないのだ。 例えば・・ ちょっとしたプレゼントのつもりで夫が探していた暖かいルームソックスをあげたことがある。 おしゃれなパッケージに入っていて素敵だったのに安売りしていたから2足買っていってあげた。 手渡すと嬉しそうにしていたのだが・・ 数日後、1足のうち片っ方だけなくしていた。 モコモコのやつなのでそこそこ大きさがあるのに

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          おしゃれな夫とのショッピングデート(企画参加)

          二週連続で参加させていただきます! 珈琲次郎さんの企画・・なんとも語りたくなる絶妙なテーマををいつもありがとうございます!! 現在私たち夫婦はまだ一緒に暮らし始めていない。 そのためショッピングは私たちにとって今までも現在もデートの一貫だ。 デートのためにショッピングモールや百貨店に行く。 主に洋服のショッピングについて今回は書こうと思う。 夫の買い物に付き合う私編 夫は伊達者だ。 ファッションが好きでいつもパリッと、でも飾り立てすぎずシンプルで素敵な格好をしている

          おしゃれな夫とのショッピングデート(企画参加)

          名前を呼べないわたしたち(企画参加)

          はじめての企画参加になります! 珈琲次郎さんの今週の企画↓ いつも素敵な企画を拝見しております! さて、これは私が長年悩んできたことなので是非参加したい。 結論から言うと私たち夫婦(一回り以上年の差)はお互いを呼ばない。 呼ばないというのは、 いきなり話が始まるや手招きで呼び寄せられるという意味だ。 (後述するが強いて言うなら会話の中で「あんた」と相手を指す事はある。) 13年間そのまま来てしまった。 これは完全にスタートが悪かったのだと思う。 一番はじめ出会っ

          名前を呼べないわたしたち(企画参加)