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バランスを考えた副食の与え方(植物性編)

フクロモモンガに与えるエサは主食と副食の2種類に分かれます。

どちらかだけを与えるのではなく、バランスよく与えることが勧められています。

では、なぜ主食だけではなく、副食も与える必要があるのでしょう?

それは、飽きさせずに食事を楽しませるためだけではありません。
栄養が偏らないように健康を維持し、あなたと過ごす時間を長く保つためです。

その為にも、副食についての理解を深めることはかかせません。
今回の記事は、副食の中でも植物性について簡単にお伝えします。

果物

副食で補う栄養素は主にミネラルやビタミン、食物繊維など。
なかでもビタミン豊富なのが果物です。

与えてもいい果物としては、キウイ、オレンジ、リンゴ、バナナ、パイナップルなどです。

ただし注意が必要なのは熟していないものや種子です。

そこにはフクロモモンガにとって毒になる要素が含んでいるので与えるときは注意しましょう。

また、ミネラルやビタミンが豊富だからといって、与え過ぎはよくありません。
あくまでも副食です。
また、果物は糖分が含まれているので、肥満や虫歯の原因となります。
なので、果物をエサにする場合はカットした少量を与えるようにしましょう。

野菜

野菜は果物同様に栄養素を含んでいますが、特に食物繊維が豊富です。
与えてもいい野菜としては、にんじん、白菜、サツマイモ、ブロッコリー、キャベツ、ホウレンソウ、小松菜など。

ただし、野菜の土には食中毒菌が付着している場合があります。
サルモネラ菌や腸管出血性大腸菌などです。

コンビニやスーパーで販売されているミックス野菜などは、この菌を落とす為に専用の水で洗浄されています。

ここまで気にする方はほとんどいませんが、気になる方は生野菜ではなく、蒸した野菜を与えることをお勧めします。

簡単にするならレンジでチンすると良いでしょう。熱々ではなく、必ず冷ましたものにしてくださいね。

他には、アーモンドやピーナッツを与える方もいます。これらも果物同様に熟していないものは絶対に与えてはいけません。必ず、熟したものを与えましょう。

これらがバランスの良い食事のために与えると良い食材です。
あくまでも副食であり、主食で栄養素は取れているので与え過ぎだけは気をつけましょう。

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