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satoshi_st
ブランコ
冬のある日一〇年ぶりに公園に入った。幼少期に遊んだ思い出の公園は変わってない様に見える。滑り台・ジャングルジム・砂場・・・。何もかもが遊んだ当時のまま。公園の時間が幼少期の頃の記憶で止まったまま。そこから一歩も公園の時間が進まない。切り離された公園。取り残された公園。
幼少期の頃に遊びまくったお気に入りの遊具も残ってることを発見。「もう一回乗ってみようかな」何かがこみ上げる。乗ってゆっくりと押してみる。少し錆びているがあの頃のまま。幼少期の頃はこの遊具で遊びすぎて毎回酔っていたような。酔って気持ち悪くなることが知っているのに風を切る感じが爽快で気持ちよかった。昔のことを思い出し少し笑ってしまう。
いろいろな人生経験を積んだ。希望と努力でキラキラと輝いた。挫折を知り心がポッキリと折れた。修復不可能な程粉々に壊れた。だけど、まだ何とか生きている。幼少期の思い出に馳せながら明日もその未来も生き抜いてみせることを誓った。
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