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2023.07.22 詩 登山

韻律の夏

錆びれた橋の欄干に

震えながら

浸透する


9月1日がくる前

名も知らぬ

汗にまじる

吃り


三年の間

繰り返す

頂からの




そして、

額に受けた

一滴の目薬


遮ることのない

黄昏の火が映る

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