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車椅子おばあちゃんストックホルムへの挑戦物語#5

HISユニバーサルツーリズムデスクの担当者の方から航空券の見積もりが届きました。
恐る恐る開いてみましたが、思ったほど高額ではありませんでしたので、
ちょっと安心。
やっぱり無理だと思ってあきらめないで、ちゃんと調べてよかったと思いましたが…
往復航空券
ホテル代
現地交通費
食費
お土産代
ん~、けっこう掛かります。

なんとか少しでも安くできないかと調べていますが、よくわかりません。

空港からホテルへはどれくらいかかるのかな?
あ、スーツケース自分でピックアップできない。
荷物を直接日本からホテルに送るとなると運賃がいくらくらい掛かるんだろう?
船便の方が安くていいと聞いたけど、それでもいくらだろう?

衣類の洗濯は、ホテルのランドリー頼んだら高いよね。
コインランドリーとかあるのかな?
季節は初夏だと思うから、薄めの服で大丈夫なはず。
必要だったら向こうで買えばいいよね、UNIQLOあったし。
スマホはそのまま使えるの?
カード支払いが多いらしいけど、少しは現金持って行った方がいいのかな?
ストックホルムでATMって使えるの?
わからない事ばかりです。

用意しなければいけない物もそろそろ手配を始めなければ。
パスポート
長時間走行可能な電動車いすのバッテリー
大きめのスーツケース
数か月の旅行なんてしたことないから見当がつきません。
あと何があるかな?

頭の中がごちゃごちゃになってきたので、とりあえずHISユニバーサルツーリズムデスクへ相談に行ってみることにしました。
窓口は新宿にあるようなので、まあ行けるんじゃないかと思います。

早速メールで担当の方に窓口の予約をお願いしましたが、
『車いすで入れる入り口が分かりずらいので到着したら電話をください』
ということで周辺地図が送られてきました。

駅から徒歩5分。
「あれ?外へ出るんだ、何口から出ればいいの?」
またいつもの思い込みで、駅から外に出るとは考えていなかったのです。
あわてて調べて南口から出ることが分かりました。

「あ、このあいだ地下鉄への入口のエレベーターを探して迷子になったところだ、行けるかなあ」
ちょっと不安ですが、まあどうにかなるでしょう。
日本語が通じますからね。
でも、この間迷子になった時に道を尋ねた人は中国人の観光客の方でした(笑)

費用については、老後もしもの時のために用意してあるわずかな貯えを
使ってしまうことにして、娘たちには宣言してあります。

「ママに何かあっても、お葬式は出さなくていいからね、火葬代くらいは残しておくけど、あとは全部使っちゃうから。よろしくね!」
「うん、いいよ~。全部使っちゃって~」
と軽い返事。ありがたいことです。

計画書と予算書作った方がいいですね。
クラウドファンディングのプロジェクトを作るためにも当然必要でしょと言われてしまいそうですが、何も作っていません。

とりあえずエクセルシートを開いて見る車椅子おばあちゃんです。
お仕事気分でちょっとわくわくしています。
上手に作れるかなぁ~??


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