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医療保険について考える

すでに様々なところで他の方が語られているる内容かもしれません。

そもそも、保険とはもしものときに備えるためのものですよね。
ということは、もしもではなければ無理に入ることはないはずです。

経済状況や家庭状況は人それぞれなので、絶対入るべきとも言えないし、絶対に入らなくていいとも言えません。
いきなり結論ですが、保険が必要かどうかは、自分の状況を客観的に数字で把握し、数字を根拠に判断すべきだと考えます。
ちなみに、ちょっと調べてみたところ、30代男性。
入院日額5000円の2カ月保障で、月額1000円~1500円
1年間で1万2000円~1万8000円くらいです。

では、こんな場合はどうでしょう。
Aさん(30歳)
家族構成
Aさん 妻(30歳) 長男(3歳)
収入
Aさん(300万円)
貯蓄
50万円

このような状態では、いくら高額療養費制度があったとしても、Aさんが万が一大病を患ってしまうと、生活に行き詰まってしまいそうですね。
保険に入っていると、日額5000円×2か月(60日)で最大30万円の保障が受けられます。
(平均入院日数は調べてみたら11日くらいなので、5万5000円)
この場合での30万円は非常に大きいです。保険料を払ってでも、医療保険に入ることを検討しても良いかもしれません。

次に、Bさんの場合です。
Bさん(30歳)
家族構成
Bさん 妻(30歳) 長男(3歳)
収入
Bさん(300万円)
貯蓄
500万円

ほとんど一緒ですね。
どこが違うか気づかれましたでしょうか?

そうです。貯蓄です。
0を一つ足してみました。

Bさんの家計だと、この収入で500万円を貯められているということは、支出をうまくやりくりしていることが伺えます。
恐らく、2年分ほどの生活費は貯蓄できていそうです。
保険に入っていると、日額5000円×2か月(60日)で最大30万円の保障が受けられます。
(平均入院日数は調べてみたら11日くらいなので、5万5000円)
これに毎月1000円を払うかどうかですね。
1年で1万2000円
10年で12万
20年で24万

Bさんだと、30万円もらえなくても生活が破綻することはなさそうです。
ですので、私であれば医療保険には入りません。

このように、貯蓄があれば入ることが必要な保険が減っていきます。
保険の数が減ると、その分の掛け金が貯蓄に回ります。
お金を貯めれば貯めるほど、貯蓄のスピードがアップすることになりますね。
そうすると、入らなくてよい保険が増える。
貯蓄が増える。
という好循環になります。

貯蓄って大事ですね。

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