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作家の想いです♥

こんにちは😃
私はちょっと前まで京七宝アクセサリー作家をしていました♥🌈

よくある話ですが、七宝は伝統工芸品です🌈♥

それがアクセサリーであろうが、鑑賞品であろうが、作家の丹念なお仕事により製作されたものです♥🌈

七宝アクセサリー作家ですが、七宝に使われている材料は高価な材料を使い、七宝の釉薬は洗い工程で高い釉薬が半分ぐらいに減ります。

洗いの工程を省くと、色が白濁したり、釉薬飛びの原因になります(;_;)

もちろん私はプロの作家なので、その様な無精はしませんが、透明釉薬を使うと、明らかに釉薬を洗いがきわ立ちます。

酸洗いや、釉薬の洗い工程など入れたら、1つの作品に数日かかります。

もちろん、手数のかかる作品もありますが、手数をかけたから良い売れる商品が出来上がります。

七宝には手を抜いた作品は売り物にはなりません。

基礎の工程を省くと、素人の趣味やタダの遊びになります(;_;)

作家には一切手を抜かない覚悟で製作されたものを、材料費にもならない値段で買い叩かれたら、作家としてのプライドが無くなります。

例えば、値切る文化のある大阪にしても、値切れる商品か値切れない商品かは、区別されています♥🌈

大量生産出来る機械で製作されたものは、比較的値切り易いですが、作家に、「商売に勉強せえよー」と捨て台詞で買う人って、ものの価値が分からない人です。

大量生産出来るものか、私が作家である事を知っている人から言われました(T_T)

きっとその人は、他でも高価な品を値切って恥をかいていらっしゃると思います♡

私が障害者だから値切るのは、大変失礼な話しです。

医療関係者から、値切り交渉で材料費にならない値段で売りました。(T_T)

女性の心理士さんでしたが、まだまだ私が、駆け出しの頃でしたので、売っていました。

医療福祉関係者から散々安値交渉されました(T_T)

幸い、保健所の職員さんで後に広島大学の非常勤講師の女性は、私の七宝を適正な値段で初めて購入して頂きました♡

その女性をイメージして製作したバレッタ髪留めです。

バレッタのこれつねです♥🌈

これつねは私の七宝作家生活の中で特別です♥

これつね女史をイメージして製作しました。

歳上の女性でしたが、髪が長く、生涯独身を貫かれた綺麗な女史でした。

後は大学講師で名前は伏せますが、私の書道の先生で、陶芸作品の二人茶碗を製作しましたので、お礼にプレゼントして、何処かの医療機関で再会して、書道を教えて頂き、七宝のブレスレットをプレゼントさせて頂きました♥🌈

その女史は、旦那様がお亡くなりになり、昔の作業所の理事長の奥さまでした♥🌈

いつまでも、私の事を覚えて、気にかけて下さいました♥

人との繋がりは絶妙の功であると思う出来事でした♥🌈

作家冥利に尽きます♥🌈

私の作家名靜音の落款です♥

例え、無名の作家さんでも、何か光るものを持っていらっしゃいます♡

極初期の作品です♥

極初期の作品は1番よく売れましたが、1番の赤字だった作品です🌈♥

これつねと極初期の作品は私の大切な代表作品です♥🌈

最後まで読んでいただきありがとうございます\(^o^)/♥🌈

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