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おかあさん

今日、ふと、母とのことについて
思ったことがありました

わたしの母は、とにかく忙しい人。
仕事が大好きで、自分の実家が大好きで
不器用で、世話好きで、人情にあつい
思ったことついつい口に出してしまう
なのに打たれ弱くて、落ち込みやすい
自己否定がすごく強い。(聞くのが辛い)

まわりから信頼されているし
どんな時も助けてくれてる人がいる。

いいも悪いもないと分かっていても
わたしは母のことを素直に受け止めきれなかった。
なんてわたしは親不孝なんだろう。


子どもの頃、あなたには厳しくしすぎたから

と、お仕事をしなくなって急に
わたしを気にかけてくれるようになった母。

子どもの頃も、大人になってからも
母なりの、その時の精一杯の愛情表現で
私に伝えようとしてくれている

分かってはいるんだ。
だけど、受け入れきれない、
そんな自分がいやだった。

わたしは 
なんて冷たいのだろう
なんて親不孝なのだろう

自分を責めることしかできなかった。
しようとしなかった。

お姉ちゃんだから
しっかりしなさいと言われてきたこと、
学校行きたくないと言うと
絶対行きなさい!と無理に連れて行かれたこと、
両親共働きで忙しく家事のほとんどしてたこと、
うちはお金がない…
なんでお父さんと結婚したんだろう…
公務員になりなさい…
と言われ続けて苦しかったこと、
本当は寂しくて甘えたくてたまらなかったこと、

書き出したらこんなにも
昇華できていない気持ちがあった。

よく、
お母さんに伝えたらすっきりしたきくけれど、
精神的に不安定な母に
わたしは何も言わない選択をした。
その方が自分が楽だったから。
母がどんなふうに受け取るか、想像できたから。
わたしがどんな伝え方をしたら良いか
分からなかったから。

とはいえ、やっぱり何かの折には出てくる気持ち。

それが、今日ふと母への悶々とした気持ちが
スパーンと晴れたみたいな感覚になったことがあった

ノートに自分の今の気持ちを書き出している時、
急に始まった妄想タイム。


”今のわたしが昔にタイムスリップして
子どもの頃の母と友達だったらどうするだろう?〃


案外、答えはあっさり出てきて

だきしめたい!
よくがんばってるね!よしよし!
もう充分だよ〜!!

と言って抱き締める。
ただただ 抱き締める。

母はよく頑張っている。
わたしが望んだ形じゃなくても
母なりの形でわたしと向き合おうとしてくれている。

全ての気持ちが昇華できたわけではないけれど、
客観視できた気がする。

わたしも素直じゃないし
母には甘え方もよく分からなかったけど
息子の乳児湿疹がひどいときに
母の前で大泣きしたことがあった

いつ以来だろう…
母の前で泣きたくて泣いたのは。


母は当時の精一杯で わたしのことを
必死に育ててくれていたんだ


その母の愛をどう受け取るのか
そこからどう生きるのかは
自分で決めていいんだ

素直にそう思った今日でした

母には感謝せねばならない!
母の愛は受け止めなければならない!
わたしはそんなこともできない冷酷なやつだ!
という固定概念をお掃除して、なんだかすっきり

むしろ、

わたしは
母のような一生懸命だけどうまく伝わらない
ままさんの役に立てるような人間になりたい。
子どもの頃のわたしのように
自己肯定感低い、世界も狭い、家族に頼れない
寂しいと言えない
そんな子どもの役に立てる人間になりたい。

そう思っていることに気づけた。

今日も新たな気づきをありがとう

でも、なんでいきなり
こんな想いがあふれてきたんだろうか。
夏至パワー?

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