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【紹介】高校生にぜひ読んでほしい一冊

キャリアプロデュース株式会社の工藤です
変化の時代に突入した今、高校生にこそ読んでほしい一冊をご紹介します



「LIFE SHIFT ライフシフト100年時代の人生戦略」

出版:東洋経済新聞社
ロンドン・ビジネススクール教授 「リンダ・グラットン」著書
 
ロンドンビジネススクール
London Business School 在校生サイト – LBS公認の日本人在校生サイトです。公式情報はLBSサイトを御覧下さい。 (lbsjapan.com)


長寿の時代の到来

「人生100年時代」という言葉をいたるところで耳にするかと思います。
この言葉が世の中に広まるきっかけとなったのが「ライフシフト」です。
2050年頃になると日本の人口の%、約人が歳以上になることが予想されています。
長く健康的に生活を送ることができる可能性が高まっている今、
どのような準備・人生設計を作り上げていくのかに焦点をあてて書かれています。

長寿化に関する日本の現状

2021年の厚生労働省が出している統計調査によると
2001年から2016年の間で、平均寿命が男性で約2歳、女性で約3歳伸びており、健康寿命に関しても2~3歳のプラスとなっています
平均寿命の推移に関しては、日本だけでなく主要な国々でも同じような変化が見られています。

厚生労働省 令和4年版高齢白書 1高齢化の現状と将来像より引用

多くの人が長寿になると
「今までの常識では通用しなくなる」と書かれています。

今までの常識とは

「教育→仕事→引退」というように流れが決まっていて、
いつから何をやって、いつまでに何を終えればいいかが明確でした。
しかしこれからの世の中
人生のステージが流動的になることが予想されています。
・技術の進歩
・情報の流通量の多さ
・健康寿命の延伸
・年金制度
このようなことが、流動的になる理由として挙げられています。

注目してほしいポイント

「無形資産を大事にする」
 ぜひ無形資産というワードに注目してライフシフトを読んでみてください。

人生においての資産は有形資産無形資産に分けられます
【有形資産】お金や不動産などの金融資産 ※物として存在しているもの
【無形資産】仕事のスキル、健康、人間関係、人脈 ※目には見えないものすべて
 
人生を左右するとまで書かれている「無形資産」ですが、有形資産とは切っても切り離せない関係になっています。
一つ例を挙げてみます。
《有形資産で無形資産が得られた例》
お金→旅行に行く→経験をする→経験で得た知識を生活に活かす
 お金という有形資産から、経験と知識という無形資産が生まれたということです。
新たに無形資産が蓄積されると、仕事に良い影響がでる・結果に表れる等
相乗効果が期待できます。

どちらか一方が少なすぎる等、バランスが悪いと十分な効果が得られないため、どちらも手にしている状態が長い人生をより良く生きるためのヒントになっているのではと考えられます。


注目してほしいポイントを含めてライフシフトをご紹介させていただきました。

最後に

コロナで世の中が一変したように、これから先も社会は変化します。
“自分らしさは何なのか”“どう生きていくか”を学生の時間に一度考えてみてください。
 
「どのように人生を組み立てるかは人それぞれだ」という言葉が記されています。
誰に聞いても人生には決まった正解はなく、
多くの知識と経験を積み、考え、実行していくことで
自分自身の求める正解に近づいていくのではないでしょうか?
 
今まさに進路を決めようとしている高校生の皆さん
ぜひ「ライフシフト 100年時代の人生戦略」を読んでみませんか?


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