本日の自転車活動 トレーニングライド 2024年2月18日
距離:96.51km
時間:4:21:03
速度:22.1km/h
平均心拍:135bpm
最大心拍:179bpm
平均ケイデンス:79rpm
最大ケイデンス:142rpm
獲得標高:1,383m
カロリー:2,108kcal
2月に入り、本格的にシーズンへ向けての調整がはじまった。これまでであれば別にシーズンなど設けていなかったので、唐突に、勝手に宣告しているわけなのだが、これからはガンガンイベントやレースに参戦していくつもりである。
さて、そんなこんなでトレーニングに入ったわけだが、これまで以上に数値にこだわらなければいけない。ということで、これまで取り入れていなかった「体重」を取り入れるようにした。体重と一重に言っても、単に太った、痩せたの話ではなく、筋肉量を増やしつつも脂肪の量を減らすという観点の元行っている。あくまでFTPの向上が目的なので、そこら辺は履き違えず頑張っていきたい。経過に関しては今後書いていくと思うので気が向いたら覗いてみてほしい。
そんなこんなで3月にさしかかろうとしている今日この頃。3月と言えば毎年しまなみ海道へ行くことにしている。別にしまなみ海道でなくとも良いのだが、わたしの後輩連中がこぞってこの時期に行きたがるため、行くことにしている。もちろんわたしの意思が存在しないわけでもないし、ここから行きやすいのも利点の一つであるわけなのだが…。
しかしここで大きな問題が浮上してくる。それが圧倒的な走力不足であること。普段からトレーニング自体はしていたものの(このnoteに書かず申し訳ない)、せいぜい1時間の短時間トレーニングばかりであった。毎回の如く忙しさを理由にしてはいけないこともわかってはいたのだが、こちらとしても卒業がかかっていたため致し方ない状況ではあった。ここまでつらつらと書いてきたわけなのだが、つまるところ走っていないので長距離を走った記録が以下に書かれているということ。忙しさにかまけてトレーニングできていなかったツケを払うライドがはじまった。
◯
今回のライドを走るにあたり、3月にしまなみ海道へ一緒に行く面子に召集をかけてみた。卒論のアレコレで最近、ほとんど部活に顔を出せていなかったため、各々がどれだけ走っているかは知らない状況だった。とはいえ召集すれば人は集まるだろうと思っていたのだが、集まったのは現部長のS田だけだった。それも昼過ぎからの合流で良いですか、とのことだった。そのため、残念ながらトレーニングは一人で行うこととなった。
時刻は9時半。どうせ昼過ぎにしか合流できないことがわかっていたため、少し遅めの走り出し。しかしこれはもう少しだけ早めに家を出るべきだったと後悔した。と言うのも、現在(2/9-25)、長崎市内の新地中華街では「ランタンフェスティバル」が開催されている。
詳しくはこのサイトを見てほしいのだが、簡単に言うと、新地中華街周辺で旧正月の中国に合わせた催しが行われるイベントである。ありがたいことに、この時期は観光客の数が激増するため周辺の道路は混雑しっぱなしである。
さらに今回の皇帝パレードは福山雅治と仲里依紗がくるため、とんでもないほどの観光客と交通規制が行われていた。そのせいで10時だと言うのに駅から大波止周辺まですごい時間がかかってしまった。今度からはそこら辺も考慮に入れた上で走っていこう。
大波止を抜けて、そのまま伊王島方面への平坦路を行かず、あえてダイアランド方面へ。長崎市周辺は山がちな地形のため自転車には不向きと言われるが、その分獲得標高を距離の割に得ることができるメリットがある。そこでダイアランドを走って、そのままの勢いでサイクリングロードへと突入した。
サイクリングロードはクネクネした道かつ路面が滑りやすいため、あまり速度を出すことができない。というのは以前にも書いた気がするが、あえて何度でも言おう。ゆっくりと走る場所なので、速度をギュンギュン出して走りたい人には不向きである。そう言った走りをしたい人は、どうぞ下の道を行きなされ。
サイクリングロードを抜けると、川原大池へ。そしてヒルクライム。
ここでビンディングシューズの力が発揮される。
それもそのはず、最近シューズを変えたのだ。今まではspdシューズだったのだが、それをSPDーSLシューズに変えた(正確にはLOOKなので KEOシューズとでも言うべきか)。おかげでシューズとペダルの一体感が今まで以上に感じられるようになり、心なしかものすごく漕ぎやすい。何よりソールが固く、足首までがっちりホールドしているため、わたしのようなハイケイデンス型の人間には非常に恩恵が大きかった。
残念ながら最速タイムではなかったものの、それでもなかなかの好タイムを叩き出すことができた。
一旦、斜面を下り、今まで言ったことのなかった権現山へと行くことにした。
権現山の権現坂と言えば、「ツール・ド・ちゃんぽん」でゴール前最後のちゃんとした登坂であり、参加者を苦しめている。詳しく知りたい人はコチラ↓
そんな山なのだが、イベントの時は途中までしか登らされないので、最後まで登り切る必要はない。つまりわたしは未だかつて展望台に行ったことがなかったのである。そうなれば行かざるを得ないのがヒルクライマーというもの。綺麗な海と青空を見ながら、初の権現坂クライムを敢行した。
走り始めて数分経ち、思うのは「あぁ。これはイベントの時に頂上までは入れられないわ」ということ。ひたすらに登り。当たり前のことなのだが、嘘偽りのない真実だった。コチラの坂は川原大池の坂と比べて休むことができる区間がない。つまりひたすらに斜度があって、斜度が下る瞬間がないということ。しかも頂上に近づくにつれて斜度は増す一方。路面は荒れだし、細くなる。なんとか登り切ったものの、頂上に着いたときは疲労困憊だった。
流石にお腹が空いたので、恐竜博物館へ。ダイエットを宣告したばかりなのにケバブを食べた。ものすごく美味い。まぁ今回は頑張って走っているし、良しとしよう。
昼食を食べ終わると、ふと先ほどまで感じていたフラフラ感がなくなっていた。これが俗に言うハンガーノックというやつなのだと体感した。今までハンガーノックにかかったことはなかったのでこれが初体験だった。おそらく体温の乱高下が原因と思われる。最近、春先なのでは?と錯覚するほど気温が高い。そのため少し走っただけでも汗ばんでくる。しかし影に入ると途端に気温が下がるので、アウターやインナーを外すことができない。つまり登ったり、陽の出ているところを走ってると汗が吹き出してくるのに、影がある部分を走ったり、降ったりすると途端にその汗が冷え出してくる。しかしヒトのホメオスタシスがそんなことを許すはずもなく、一定の体温を保とうとしたため今回のようなことが起きたのだと思われる。気をつけねば。最も恐ろしいのは出先で起こることなのだ。見ず知らずの土地、近くにエイドがあるのかないのかわからない状態でのハンガーノックが最も厄介。だからこそ気をつけなければならない。
◯
ここからS田と合流するために伊王島へ。伊王島へは大通りを通らず、イベントで走る時の道を通った。別にこの道の方が速いとかそう言った理由ではなく、単に登れるため。先にも書いたが今回のライドの目的は距離の割に登るを体現すること。だからこそさして登ることもない大通りは避け、こちらを走った。それに車が一台も通らないので走りやすいというのもある。
伊王島に着いたのは14時ごろ。ちょうどそのタイミングでしか来れないとS田が言ったためであった。とりあえず合流して、頂上へ。
今後のこととか、しまなみの旅行計画とか色々話し合って休憩した。気持ちのいい風が吹き抜け、日向ぼっこには最適な気候だった。
ここからもう少し走ろうか、ということになったのだが何せ慣れないトレーニングコースを無理やりに敢行してしまったため疲労困憊だった。それに加え日向ぼっこしてしまってはもう走る気力も湧いてこなかった。S田には非常に申し訳なかったがここで帰ることとなった。
今日のライドはあまり自分の中では納得のいかないライドとなってしまった。本格的に走りたい来週からは何故だか雨模様。本当に天候には困ったものである。
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