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本日のランニング活動 ベイサイド調整ランニング 2023年10月30日

距離:22.88km
時間:2:11:17
ペース:5:44
速度:10.5km/h
平均心拍:156bpm
最大心拍:179bpm
平均パワー:207W
最大パワー:357W
獲得標高:166m
カロリー:1,273kcal

 本日も自転車活動の記録…というわけでなく本日はランニングの記録である。この間、ツール・ド・ちゃんぽんというイベントに出たばかりなのに、すでにもう次のイベントの準備である。気づけばどんどんとアスリートに近づいているような気がする。それはそれとして歓迎すべきことなのだが、何だろう。健康と肉体と引き換えに何かを失っているような気がしてならない。

  このイベントについて説明しておく。このイベントは長崎市内の中心部で行われるマラソンイベントである。マラソンといっても正式タイムが出るようなものではなく、あくまで走るだけである。ちなみにコースは10kmと20kmがあり、私は20kmで出走することになった。そしてこのイベントのきつさは単純に距離の長さだけでなく、その高低差にある。このイベントではかなり激しめのアップダウンが設定されている。マラソンイベントとなると、公道を走ることになるため必然的に車通りの少ない道を走ることになる。そしてそもそも長崎は山がちな地形である。その結果、山を切り開いて作られた交通量の多いトンネルや道路を通らずに山を登ったり迂回したりするルートが必然的に選ばれる。だからこそかなりアップダウンが激しく、辛い事が予想される。しかしイベントだけ走って走り切れるわけがないと思っている。だからこそ練習の意味を兼ねて走ることにした。

  コースとしては水辺の森公園から稲佐橋を渡り、神の島まで行く。その後女神大橋を渡ってまた公園に戻ってくるというコースである。しかしわざわざ公園まで移動するのが面倒だったので、大学からスタートすることにした。
  とりあえず大学から稲佐橋まで。ここまででもかなり疲れた。基本的に歩道はボコボコしているし、大通りを逸れても車通りが多く大変だった。
 しかしここでへばっている場合ではなかったので、足を前に進めた。そうしてたどり着いたのが飽の浦トンネル前。ここからトンネルを抜ければ、と言いたいところなのだが、コース的にはトンネルを山道で迂回し、そのまま女神大橋へと抜けるコースを取るのだと思われた。ので私もそれに準じて山道を通って迂回することにした。
 ここら一帯は三菱の造船関係の工場やそれらに必要なパーツを取り揃えているため工業系の雰囲気が漂っている。長崎といえば造船の街である。それこそ長崎市内だけでなく、佐世保や松浦など様々な場所で造船が行われている。だからこそだろうか。入り組んだ地形をしている。おそらくは造船業が始まった頃、斜面を削って土地にしたせいでかなりの急勾配やアップダウンが繰り返しやってくる。
 流石にランニング最初の日でいきなりオーバーワークも良くないだろうということでここでしばし休憩をした。

 ドリンク1本の休憩後、再スタート。ここからは女神大橋を渡るために登ることになるのだが、その道がわからなかった。どこからどう登ればいいのか、というわかりやすい道が存在しておらず、迷ってしまい、結局よくわからない民家の間を抜ける通路を通りながら上を目指した。

 さて、女神大橋へと到着した。今日は雲ひとつない快晴で、尚且ついつもだったら風が吹き荒ぶ橋の上も風が穏やかだった。ただひとつ惜しむらくは足が痛み出してきたこと。こればかりは仕方ないこととして受け入れて、景色で誤魔化し誤魔化し走っていった。

宣材写真に使えそうなくらいいい天気

 ここからは折り返しで長崎市内の中心部の方へと帰還していった。しかしすでに15km近く走っているのでここまででもう歩きたい欲が沸々と湧き上がってきた。しかし自分に言い訳ができないようにスマホ以外何も持ってきていないので、バスにも電車にも乗ることができない。だからこそ今は走るしかない、そう思って重い足を引き摺るようにしながら走っていった。

 かなり端折るが、水辺の森公園まで帰ってきた。道中色々あったような気がするが、ほとんど疲れで忘れてしまっているのでご愛嬌願いたい。ここまでで17km。ここからスタートまで戻ると22kmになる。かなりきついし、足も痛い。しかし帰らなければこの後の予定が色々とあるのだ。仕方がないので走った。

 それにしても全然ペースが上がらなかった。本当に序盤飛ばしすぎたのだろう。本当に体力が残っていない。ロードバイクでロングライドするにはペース管理が大事だと後輩にも言っていたのに、自分が実践できていないとは不甲斐ない。弱虫ペダルでもいっていたことだが、自転車に乗っていると自身は地面と接さないので、立つ、自立することに体力を削がないのだ。さらに普段乗っているロードバイクだとこれくらいの距離はこれくらいの時間で走行できる、という確固たるペース配分が体に染み付いてしまっているため、走るとものすごく遅く感じてしまうのだ。
 だからこそ体力がある序盤に自分が「遅い」と思わないペースで走ったのだろうと思われた。いやそうでも思わないと走り切ることはできなかったと思う。その時の状況といえば、体力は普段からトレーニングしているのであるにしても、足の裏が痛すぎたのである。本当に尋常ではないくらいに。だから残り5kmは体としてはまだまだ元気だが、足の裏だけ悲鳴をあげているという謎の状況だった。

 ゴールしたが結果は散々で、上記のようになった。しかし20kmがどれくらいのものなのか、走りで体感できたのは良かったと思う。それに自分はペース配分がわかっていないことがわかったので、これからはそこに注力していこうと思う。そして最後に足の怪我について。自分で確認してみたところ、両足の母指球の部分の皮がめくれているだけ、ということがわかった。とりあえず今は療養に専念し、引き続きトレーニングを頑張っていきたい。

P.S.
 プロテイン飲んで寝て、朝起きたら回復していた。「若いって恐ろしい」

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