見出し画像

2022年6月17日(金)


 以前、実験的に書いたこの記事

を読んで、私が悲観論者だとわかった人はどのくらいいるのだろうか?

直接的には書いてないが、この記事は精神的な病(おそらく鬱)になっていた時の話だ。
ヒントは以下の文章


私は昔から、よくぼーっとしながら考え事にふけるくせがある。当時は、休日になると一日中これをしてたから、生産性のないことして、何してるんやろと焦っていた。焦ったからといって何かするわけでもなく、憂うつになっていた。社会からおいて行かれてるように感じてた。自分には何もないと。そして、何も成し遂げることなく、自分に失望しているのである。

 私は高校生の頃、学校から帰宅すると、毎日、死んだように寝ていた。そのためか、高校生の頃の学校以外の記憶がない。周りのクラスメイトたちは、放課後はアルバイトをしたり、勉強や部活に打ち込んだり、友達と遊んだり、、、と充実しているように見えた。なぜか同じ様にできない私がいて、疲労感が重くのしかかっていた。今思えば、鬱かHSP気質の二次障害的な鬱だったかもしれない、と思う。

*

 中学までは虐めにあったり、よくない学生生活だったが、高校3年生の時のクラスでは、クラスの人気者になった。それが精神の病(医師からは思春期の混乱といわれた)のきっかけになったのは皮肉だが。クラスでは人気者だったが、ドクターストップを受けたため、休学となった。薬物療法で回復して、なんとか復帰し、ギリギリで単位を取って卒業する、という高校生活だった。

 
 おそらく、毎日、帰宅しては爆睡していたから、見方によっては、怠惰とか甘えと思う人もいるだろう。精神の病は、見た目にはわかりにくいから(本人も気づきづらい)、精神病について知識のない人から見たらそうなるのもしかたあるまい。


 ちなみに、健康になった今は、まるでマグロ(回遊魚)の様。。。
性格的にはめんどくさがりで、どうやったら効率良くできるかなあとか考えるけど、常に頭も身体も動いてる。しかもそれが、苦じゃない(自分でコントロールできる)。ああ、これが本来の自分だったのかと気づいた。

 
 何が言いたいかというと、人は(他者が)知らないだけで、いろいろあるんだなということ。何も考えていないように見える人ほど、考えていたり、動いていないように見える人も、他者が知らない理由があったりするのに、よく目撃するのが、決めつけ(自分の投影ということも少なくない)。あの人は人をバカにしてる、あの人はマイペースだ(話の文脈で良い意味にも悪い意味にもなる言葉)、あの人は人を責める人だ、などなど。わからないことを自分の考えや知識だけに当てはめて解釈したら、狭いものの見方になる。でも、人はその時点で持ってる知識や価値観でしか物事を考えられないから、わからないことをわからないこととして謙遜になれたら、今よりは良い世の中になるんじゃないかなあと思った日でした。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?