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ものづくり 日本の心

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日本のものづくりは世界の財産です。私たちはなぜ、こんなにコンパクトでこぎれいなものを作るようになったのでしょうか。ご意見をお聞かせください。
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#勤勉

066.勤勉革命

日本人を語るうえで、勤勉、あるいはまじめ、というのはいまでも欠かせない要素になっています…

梶文彦
1年前
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076.高度なものづくりを生む環境

報酬を当てにせずに仕事を行う、これを経済学的に未熟というべきか、成熟というべきか、その判…

梶文彦
1年前
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020.スイスの時計職人の働き方

 一見近代以前の日本人は怠惰だったと考えてしまいそうですが、明治の初めに来日したお雇い外…

梶文彦
1年前
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019.勤勉は近代産業とともにやってきた

 時代からいえば、日本は1905年に日露戦争に勝利して意気軒昂、まっしぐらに殖産興業、富国強…

梶文彦
1年前
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018.勤務成績は欠勤率21パーセント

幕末から明治初期の日本人の働きぶりは、怠惰で仕事をしなかったというだけでなく、勤務の形態…

梶文彦
1年前
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017.日本人の働き方は――非能率的!?

タネ明かしをすれば、これも時代はさかのぼり、明治維新から明治時代中頃にかけてのことです。…

梶文彦
1年前
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016.海外に出て初めて知る日本人の勤勉さ

このあたりで、受講生の頭から「?」マークが吹き出しで見えるようです。海外経験のある受講生をはじめとして、日系工場の現地作業者以外に答えは思いうかばないのでしょう。  もう一つ、こういうのはいかがでしょうか? 「給料日は各人ごとに別の日にしなければならない。というのは、彼らは給料を受け取るとしばしばまる2,3日は姿を見せず・・・有り金を全部使い果たすまで戻ってこない」。 これもまた、特にメキシコなど中南米や南米に進出している工場の幹部から、よく聞かされた意見です。最近は改

015.きままに働く職人たち

次に紹介するいくつかのことばは、ある国に出かけた人間が、その国の作業者をみて発したことば…

梶文彦
1年前
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014.職業が喜びを構成する国民

 産業革命以来の世界の産業・経済の趨勢などを歴史から学んだ現代の日本人が、冒頭でご紹介し…

梶文彦
1年前
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