私に動物愛護の気持ちを教えてくれた存在🌿
こんにちは🌿
今日は、私が動物愛護に興味を持ったきっかけについてです。
が、
ただただ我が家の愛犬への親バカな想いをひたすらつらつら書いただけです。笑
約一週間ほど前、13年一緒に過ごした我が家の愛犬ぱーるが亡くなりました。
私が中学3年の時に約10年共に過ごしたナナを亡くし、その一年後に我が家にやってきた同じくキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルのぱーる。
家族みんな全愛情を注いでいたナナがいなくなり、こんな悲しい思いは二度としたくないと思いながらも、やっぱりナナから受けた愛情が大きすぎて、思い出が多すぎて、一年経ってもナナが話題にのぼることが日常茶飯事でした。
そんなある日、家族でお出かけした時にふと寄ったペットショップで出会った小さくておどおどしてるキャバリアの子犬。
それまでもペットショップでキャバリアの子犬を見ることはありましたが、この子は、ナナが子犬の時を思い出させるような愛らしさや雰囲気を持っている子でした。
あんなに犬はもう飼わないって言ってたのに、気づいたらとんとん拍子で話が進んで、あとはわんちゃんが家に来るのを待つだけの状態に🐶笑
だったのですが、、、ある日、ペットショップから、
店内でパルボウィルス感染症が流行り、このわんちゃんも感染してる可能性が高い。
感染している場合、一週間ほどしか生きられないかもしれない為、今回の契約をキャンセルすることもできるがどうするか。
という内容の連絡がありました。
パルボウィルスとは、
ナナの死のショックから立ち直れてない状況で、またあんな想いをしたくない、、という気持ちもありましたが、家族全員で出した答えが、
“たとえ一週間の命だとしても、ペットショップの世界しか知らないまま死なせるようなことはしたくないし、少しでも楽しかった記憶を持たせて送り出したい。”
でした。
そんなことで、我が家にやってきたぱーる🐶
くりくりの目と、キャバリアの中でも癖の強いカールを携えたお耳が可愛いくて、もうみんなメロメロ🥰笑
病気の症状がいつ出るかヒヤヒヤしながらのお世話でしたが、一週間経ち、二週間経ち、、幸いにも症状も出ず、病院でも問題無いとの診断が下されました。
子犬の姿が似ていたナナとぱーるですが、ビビりでありながらも優しくおっとりした性格だったナナと比べて、ぱーるはやんちゃで足が速くてドジでツンデレで、いたずらっ子な甘えん坊のわんちゃんでした。
「ぱーる」という名前は、父が命名しましたが、正確な由来は謎です。
ちなみに名前の表記について、家族内で「ぱーる」「パール」「ぱぁる」と、それぞれ違うことが、火葬の時に判明しました。笑
※私は「ぱーる」派。
散歩が大好きで、リードをつけると自分でリード部分を纏めて咥えながら歩き出したり。
坂道をとんでもない速さで走り出したり。
1人でお留守番の時は家族の靴をそれぞれ一つずつチョイスして自分のところまで持って行ったり。
特にスイカ🍉が大好きで、赤い部分が無くなるまでキレイに食べるのが得意だったり。
私とお留守番してるとき、私がトイレに行くとトイレまでついてきて、お風呂に入るとドアの外で待っているのに、こちらから近づいていくと嫌そうな顔をしたり。
NHKの夜8:45からの天気予報のページを捲るようなアニメーションには毎晩決まって吠えたり。
テレビに出てくる動物には強気で吠えるのに、お散歩や病院で会う動物には全力でビビったり。
自分以外の何かが可愛いって言われるのをすごく嫌がったり。
よーく寝る子で、起きてても「おやすみなさーい☺️」って言われると、ウトウトし始めちゃったり。
もう本当に挙げればキリがない、愛おしポイント🐶
私はそんなぱーるに、動物愛護の気持ちを教えてもらいました。
もちろん、ナナからも沢山教えてもらいましたが、なんせ当時はまだまだ子ども。
犬という存在の大きさ、かわいさ、愛らしさ、犬も家族になるということ、命を育てるということ、、、そんな、基本的なことですが、ナナと生活しなければわからなかったことが沢山あります。
ぱーるとの生活が始まったのが、高校一年生の時。
それから私が28歳になるまでの13年。
自分で情報を集め、考え、取捨選択できる歳です。
最初は“動物って可愛い” “みんな動物が大好き” “世界中の全ての動物が大切に育てられてるはず” そんな、子どもの頃には疑う余地もなかった想像が、そうではない、そう思えない、そう思わない人・環境があることを知りました。
自分たちが当たり前に使うものの影に、多くの動物達の犠牲がありすぎること。
ペットショップで展示されている動物達のバックグラウンドが悲惨で壮絶な環境であることが多いこと。
私たちの生活のせいで、住む場所を追われる動物達がいること。
人間の勝手によって、苦しまなくていいはずの命が苦しまざるを得ない、死ななくていいはずの命が死ななければいけない実態を目の当たりにしました。
ナナもぱーるもペットショップから購入したわんちゃんです。
2匹のお母さん犬はどのような状況で生活していたのか知る由もありませんし、パピーミルや悪徳ブリーダーのような悲惨な状況でなかったことを今では祈ることしかできません。
ただ、そんな動物達の情報を知れば知るほど、「もしぱーるがこんな目にあってたら?」「あの時、ぱーるをペットショップに返していたらどうなっていた??」と考え始め、「動物愛護」という気持ちが自分の中で大きくなりました。
そこで今私ができることとして、少額ではありますが愛護団体への定額寄付や、署名活動への参加、動物実験をしていない商品の選択を微力ながらおこなっています。
また、今年の4月には近所で迷っていた犬を保護し、一か月一緒に暮らしました。
一人暮らしの為、金銭的や環境的な面から、警察に引き渡すことも考えましたが、「もしぱーるが迷い犬となった時、どういう環境にいて欲しいか」が頭をよぎり保護する決断ができました。
これもぱーるに感謝です🥰
そんな、私の人生・考え方に大きな大きな影響を与えてくれたぱーる🐶
キャバリアに多い心臓の不調が重なり、最近では、大好きだったお散歩も嫌がり、動くのが辛そうで寝てばかりになって、薬も沢山飲んで、ご飯も柔らかくしないと食べなくなっていたけど、寝る時は誰かの足の間に絶対寝るし、家にぱーると2人きりのときはついて回るし、お留守番してて家族が帰ってきた時はスリッパをくわえて逃げ回るし(めちゃくちゃゆっくりなスピードなのでこちらもめちゃくちゃゆっくり追いかける出来レース)、お薬混ぜたご飯も器用にお薬だけ取り除けるし、っていう「わがまま」に箔をつけたような状態だったけど、年とれば取るほど愛おしいや可愛いが爆発してて、もう全家族の愛を独り占めしてました🐶
最期の時、動物病院の酸素室の扉越しに、駆けつけた私と父と母をぐるっと見てから力がなくなったあの瞬間がずっと頭から離れないです。
でもなぜか後悔はなくて、これ以上苦しまなくていいんだねっていう安心感もあって。
多分、出会ってから今まで全力で愛していた自信があったのもあるのかもしれないね🥰🐶
ナナ、ぱーるには本当に大切なことばかり教えてもらいました。
恩返しとして、大きなことはできないけど私ができる事をやっていけたらと思ってます。
2人にまた会える日を信じて🐶
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?